NHKの歴史探偵という番組では、「平安京ダークサイド」ということで、報道得意の切り取りにより平安時代が暗い時代であるかのような印象操作をしていました。少なくとも私にはそう感じました。強盗が多かったとか、死体が転がっていただとかですよ。
民放も含めて、国民が元気になるような番組構成にはしないで、徹底的に日本人は悪い奴だったんだという刷り込みをしようとしているように感じたのです。
私の理解では、当時は、人々の願いが「平安」だったことは暗黙の了解事項であり、そう願って都に平安京という名前を付けたのでしょう。そして、治安が悪いというより、取締機関がないのですから、自分で身を守るしかないのが実態だったと思うのです。また、この時代には、天皇や貴族は穢(けが)れを嫌いますから、死刑という刑罰はあっても実行しなかった時代だということですよ。(個人的に死刑を実行していた人はいるということのようです。)ですから、悪い奴がのさばるのは当然ですよね。外国人をのさばらせている現代と同じようにも感じています。
しかし、NHKでは「光る君」などと大河番組をやって、地方の放送局ではコレに関するイベントもやっているのに、何で卑屈な番組を制作するのかと思いました。高齢の男女は喜んでNHKの地方局に入っていっていましたよ。多くの人はきらびやかで才能のある人を取り巻く物語に感動しているのではないですか。
いつの時代でも光の当たる部分と影の部分はありますよね。それをどのように放映するかということですよ。影の部分もあったけど、皆が元気にやっていたという番組作りが出来ないのかと思ったのです。
仕事というのは、何のために、誰のためにやるのかということを自覚していないとだめですよね。私は、そう思います。テレビ局の人がテクニックで視聴率を稼ごうとしたり、いかにも流行しているかのようなものでごまかしたりするのは、仕方のないケースもあるでしょうが、できるだけそうならないように自分で考えて取り組むべきですよ。
皆さんも、このようなNHKの制作者のようにはならないでいただきたいともいます。そして、自分に関わる人に対し、出来るだけのことをすべきだと思います。悪い奴は、客ではないので闘ってくださいね。