錦織圭選手のコメント(「五輪は死者が出てまで行われるべきではない。」)にいろいろ批評をしている人がいました。弁護士で政治評論家の橋本徹氏はイタリアと比較し、日本の人口規模で比較すると1日2万人規模で感染者が出ている中でテニスの試合をしていて現状がわかっていないのではないかというものでした。
次に、猪瀬元都知事が、テニスはウインブルドンなど4大大会があって五輪は重要視していないから、錦織選手の発言はフェアではないというものでした。
報道が、五輪を中止させるために選手のネガティブな発言を引き出すために質問し、それを切り取って報道するという自作自演です。(八村塁選手の人種差別に関する記事も自作自演のように感じていますが。)しかも、スポーツ選手ばかりでなく芸能界のいろいろな人に質問しておいて切り取り報道していますね。恥ずかしくないのでしょうか。何らかの規制が必要なのではないでしょうか。つまり、発言の趣旨を最後に確認して記事にしているかとか、発言者に確認し、誤っていれば訂正記事を出させるとか。昨日の高橋洋一内閣官房参与の発言も同じですよね。趣旨は、日本の感染は外国と比較すると軽いので、これで大会を中止すると外国から笑われるだろうということでしょう。
錦織選手も、今回の大会では選手は100人規模だがオリンピックは何万人も来日することの認識をした上で懸念を表明しているのですから、それを批判することはないですよね。気持ちの問題ですから。批判的な人は滞在国であるイタリアで人口規模でいうと日本の4倍もの感染者が発生していて、その中で100人規模の選手とはいえ、関係者もいるというのなら、これは人それぞれの考え方というべきですよね。
猪瀬元都知事などは、テニス関係者の気持ちを曲解したか、錦織選手に否定的な発言をしてほしくないと思った気持ちが自分の思いとなったのでしょう。
報道が悪質なのは、オリンピックの開催にネガティブな発言を引き出すための質問をし、それを切り取って報道することです。錦織選手の意図を放置して、自分の意図する記事にしていることが問題なのです。
それと別の話ですが、日本医師会の中川会長が、まん延防止等重点措置を適用中だった東京都内で自民党の自見参議院議員の政治資金パーティーに出席していたということです。
中川会長は、いつも反日発言ばかりしていると思っていましたが、結論は自分たち医師の利益ばかり考えていたのですね。国はどうなってもいいということでしょう。全国医師会も同じなのですか。神奈川県医師会は違うと思いますよ。
自見参議院議員の父親も医師だったので、繫がりがあったのでしょうね。
自分たちの利益を守ることは必要と思います。それは悪いことではないとも思います。しかし、日本のために、医療崩壊させないために協力した上で自分たちの利益を確保すればいいのではないでしょうか。
あれだけ反日的発言をしていたので、立憲民主党支持者なのかと思ってました。日本獣医師会と同じようなものですね。自分たちの利益のためには何でもするような。ただし、私は、むやみな規制緩和や規制改革には反対です。ある程度の国の関与などがないと資本主義が暴走するからです。
日銀が資本主義の自由競争社会の力に逆らって現在の政策をしているのも資本主義を暴走させないためでしょう。ある程度、社会主義的なものになるのは仕方ないと思っています。小泉改革を見ていればわかりますよね。自由競争が招いたもの。建設業者は瀕死の状態ですよ。
あまりに効率を求めるから日本はやり過ぎるのです。それで余裕がなくなったのですよね。自殺者も約3万人でした。災害の復旧も遅れるでしょう。
今日は、報道のあまりのひどさに疲れました。皆さん、怖くないですか。やりたい放題の報道って。自主規制もできない権力。日頃から報道自身が書いてるのに。権力は腐敗するって。