いかりじいじのブログ

ミセス・グリーン・アップルがかわいそう

 ミセス・グリーン・アップルというバンドがコカコーラのCMにも使われる新曲のミュージック・ビデオの内容が、その描写が問題視されて大炎上して広告の展開も中止となるなど、かわいそうな状況です。
 私の基準では、後出しじゃんけんで過去の状況を非難することは簡単だけど、当時の状況を理解しようよということですよ。皆さんの先祖は愚かな人ばかりだと言っているようなものですよ。
 その当時の国民は、ほとんどの人が帝国主義に賛成していたでしょう。それを現代の基準で批判しているのは違和感しかありません。そして、その批判している状況は、テレビ報道などを鵜呑みにする現在の国民の姿に投影しているように感じるのは私だけなのでしょうか。
 「コロンブス」という新曲の題名そのものを侵略者への賛辞のように受け止めたり、皇帝ナポレオンなどを使ったり、サルに人力車を引かせたことを先住民になぞらえて批判したりと、反日左翼のよくやる問題を探して炎上させて自分のビジネスにするスタイルによく似ているのですよね。
 「コロンブス」が最近の研究で侵略者と評価されたというのですよね。いや、「コロンブス」から始まる他国に利益を求める帝国主義は、日本を始め多くの国民に支持されてきたでしょう。欧米のどこの国でもやっていて、日本もそれをマネしたら行きすぎて、欧米にとって日本が脅威になるからといじめた結果が第二次世界大戦でしょう。コレが現実なのですよね。
 「コロンブス」は、アメリカ大陸を発見した偉人でしょう。目的はどうあれ、功績はあると思いますよ。それをいうなら、フランシスコ・ザビエルという人などの宣教師と呼ばれる人たちは、帝国主義の手下のような存在でしょう。それをいまさら批判してどうするのでしょうか。欧米の先進的な文化を運んできた功績もあるでしょう。(日本人は、侵略の手先などとは思わない人もいるし、私の様に、後世の歴史の検証で侵略者の手先だとわかったとしても、批判はしませんよ。出身地の国と友好関係を結んでいるでしょう。)
 逆に、不思議に思うのは、朝鮮通信使という存在ですが、日本の中で朝鮮との友好を深めようとする人たちは、異国の文化を日本に紹介したなどといいように紹介しているのです。しかし、私の理解では、日本に来てからは、江戸に向かう途中にはニワトリなどいろいろなものを盗んだり、日本の文化が進んでいることからその文化を持ち帰ろうとするなど、今の日本と韓国の現状と同じような状況だとしか思えないのですけどね。これは、現実の記録として残っているのですよ。しかし、私たちの先祖は、人がいいというのか、未だに仲良くしようとしているではないですか。
 そして、皆さんに言いたいのは、過去の事実を現代の基準で批判するのは辞めた方がいいと思うのです。今のように情報があふれているのに学ばない人も一定数いるのですから、その人達が納得いくような説明が必要なことも事実でしょう。
 もう一つ、ミセス・グリーン・アップルの人が「コロンブス」と「ナポレオン」と「ベートンベン」でしたか、取り扱ったのは、自分たちの楽曲を開拓していくという意欲だったり、新しいものを発見しようとする意欲と理解してあげるべきでしょう。どのゆな気持ちなのか聞いてほしいですよ。本当の趣旨を。軽い気持ちだったかもしれません。もっと、心広く許容して教えてあげてくださいよ。
 今回の件は、まさに、政治家の発言の意図を無視して、炎上させるために特定のコメントを集中させて炎上させているとしか思えません。それに愚かな報道が、知らん顔していたくせに炎上したら乗っかるという形ですよね。
 私もテレビの各局が、ミセス・グリーン・アップルのCMを流しているのを見ましたよ。批判的にコメントしていたテレビ局はありませんでしたよ。いつもは、コンプライアンスを声高に叫ぶのに、好意的な感じて報じていましたよ。
 結論は、放っておけですよね。どのように解釈してもいいでしょう。多様性を認めろよと言いたかったのです。そして、昔の日本人なら、こっそりと教えてあげていたと思うのですよね。(ただ、「コロンブス」を侵略者の手先という一方的な見方だけが評価を下げるというのは間違っていると思うのです。)
 
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