いかりじいじのブログ

中小企業は潰れても仕方ない

 経済同友会の新浪代表幹事は、最低賃金1500円にしたら日本経済が良くなるとして、潰れる中小企業があても仕方がないという趣旨の発言をしたそうです。(報道のような、いい表現でしょう。そういう趣旨に私が捉えて書いただけなのですが。)
 10月19日付けのテレ朝news「最低賃金上げないことでダメな企業補助している」新浪代表幹事が政府に注文」という記事です。
 内容は、「石破総理が最低賃金を2020年代に1,500円」とする目標に対して、経済同友会はさらに早い「3年以内の達成」を要望している。」とのことです。テレビ朝日のグッドモーニングのニュースから記事にしたのでしょう。なぜでしょうか。
 新浪代表幹事の発言の趣旨は、最低賃金が安いところの中小企業が潰れて、高いところに流れれば、生活は豊かになるだろうという趣旨のようです。過去に、デービッドアトキンソンという小西芸術工藝社の社長もそんな趣旨のことを言っていました。
 その時、私は、日本の幸せはなにかということが問題なのだと書きました。つまり、急激な変化にはついて行けない人が多いということですよ。それを急に変化させて、多くの人が幸せと思うのでしょうか。
 この記事に対して多くのコメントにあるように、大企業は自分たちだけが余裕を持っていて、中小企業に負担を負わせていることが問題なのでしょう。工事代金の値下げ要求、部品の値下げ要求など、上げたらきりがありませんよ。これまでは、そういうことで物価を無理矢理安定させていたのが、昨年からの賃上げにより物価が上がってきたことを、さも悪いことのように煽っているのは報道ですからね。
 ところで、韓国なんかはすごいですよね。最低賃金を大幅に引き上げて、多くの企業が潰れていったのに、経済はなんとかやっていますからね。私は、いつ、韓国がデフォルトするのか気がかりなのですが。こういう海外のニュースを石破議員や新浪代表幹事は知らないのでしょうか。
 まあいいですよ。サントリーの新浪は自分は悠々と生活できているのでしょうからね。ダメな中小企業は潰れて、解雇された社員は賃金の高いところに行けばいいと思っているのでしょう。
 いや、次に行って活躍できるのならとっくに行っているだろうと思うのですよ。中小企業の社長達が我慢強く使って育ててきたのですからね。本当はクビにしたい人間もいたでしょう。それがほかの企業に行って使える人は少しでしょう。私は、人間を我慢強く使ってくれる中小企業がある日本は幸せな国だと思いますよ。
 ただし、経済同友会には、安い労働力として外国人を雇い入れて、日本の安心安全を脅かしていることを改善しろと要望していただきたいですよ。そういうコンビニとかの企業は潰れてほしいものです。
 反日左翼の嫌う国の国民管理の重要性は、最近の関東地方における強盗事件の多発でも明らかでしょう。犯罪集団であるヤクザが国際化していて、資金も豊富にあるのに、日本の治安機関は旧態依然のように感じます。
 何が正解かはわかりません。しかし、多数の人間の幸せが一番だと思いますよ。そして、急激な変化でなく、人がついて行けるような改革を促すことが大切ですよね。
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