静岡県浜松市の建設コンサルタント・ライトテック㈱

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笹子トンネル アンカーボルト深が短い! 2月2日のBlog!またまた、正解!問題は、気がつかない技術力!!

2013-03-05 10:23:04 | 笹子トンネル
今朝の中日新聞と静岡新聞の新聞の記事を見た。記事の内容と写真がほぼ同じ!これじゃ!国民、市民は、同じ見解を持ってしまう。ちょっと、怖い!!まぁ!新聞大好き人間としての疑問だが、これは、横において!2月2日のこのブログで記載したように「気がつかずに堂々と発表する事が問題」と記した。
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「土木技術者」ならば、気がつくところがあります。それは、アンカーの「打ち込み長さ異なる」事です。打ち込み深さで強さが違う事は、だれでも分かりますよね!!しかし、記事にありません。
 要因は、
1.理解できる技術者がいない。=気が付かない。 2.設計打ち込み深さに触れられたくない。3.設計打ち込み深さは、場所により異なる。

 しかし、施工時に打ち込まなかったり、削孔が出来なかったり、アンカーを短く切断していたら施工のミスと言うことになります。ここで、発表したのでこの点もいずれ、挙げられてくるでしょう。事実を見抜ける調査技術者が必要です。
   http://blog.goo.ne.jp/rightteccon/e/00e1c6f473cfc82a6056862a2f900a33
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しかし、これも福島原発の「想定外」という可笑しな言葉で遊ばれているのと同じ「コンクリートから人へ」と言葉の遊びに振り回された結果でる。被害を受けた人は、気の毒だ。日曜日に市役所のOBのNさんが「平板測量は、基本だ!若い奴は、現場を知らん!」と言ったが現場経験がないので「机上の論」が先行している。
 さて、解決策だが、やはり施工経験の豊な人の意見が採用され学識者は、的確にアドバイスするシステムが急務である。