エロゲはやっぱり中古が一番

クナド国記感想

待望のクナド国記、思ったよりも早く希望価格になりました。もちろん特価なんですが、喜んだ直後にもう一店のショップが月一のバーゲンで更に安い価格で¥3,000を切っていたのにはチョットビックリです。といっても¥3~400の違いなんですけどね。

ただそのお陰で、運賃無料のためとはいえ以前から評価の高かったソーサレス~*アライヴ!が相当に安価で買えたので結果オーライでした。なにしろこちらはアクチベーションだから、購入価格がそのままの値段。安ければ安いほどいいに決まってます。それがフルプライスの新品でありながらたったの¥2,000チョット、偶然とはいえまさかこんな値段で手に入れられるとは・・・

さて今作の主人公の信は、アマツツミの織部誠と同じく言霊使いで、いきなりお馴染みの聞きなれたセリフが飛び出します。
「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神」
ところがこの言霊は信ではなく、相手の春姫から発せられたもの。
春姫も言霊使いだったのです。しかもこのカントの統治者である一乃神でした。ここでは力こそ正義であり、その筆頭が一乃神です。以下順に八乃神までの八人が最高権力集団である八剣と呼ばれ、特別な存在として崇められていました。

シナリオライターであり、企画・原案の御影さんのHPによると『リアル現代知識をもった主人公が、文明の衰退した世界で優遇と苦労を同時に味わいつつ、可愛くて純朴で気立てのよい和風美少女たちにチヤホヤされながら世界を救う――クソうらやましいな、ハッピーエンドにはしてやるから主人公は酷い目にあうがよい』が今回のテーマだとか。
思わず笑ってしまいましたが、本編はまさしくその言葉通りでした。
ヒロインの攻略順も下記の通り紹介されています。
それによると、

という流れで階段式のほぼ一本道、誰から攻略するのか悩む必要はありません。プレイヤーは物語を純粋に楽しめばいいわけです。

最初が優里。
このカントではただの一般人であり、常に狐の面をつけることになっていましたが、信の要望で素顔をさらすことになります。信の護衛および世話役として朝から寝るまでずっと行動を共にすることになるのですが、愚直で融通が利かず、信の言葉に従うよう命じられていたため、怒りのあまり口もきけないほど真っ赤にながらも渋々着物を脱ぐシーンが体験版にもあったほどです。
以来信を目の敵にしていましたが、のちに最大の理解者となります。能力は単なる怪力のみで、戦闘力はカントでも最低ランクのはずでしたが・・・
このルートはいいですね。熱いものがこみあげてくる、かもしれませんよ。
背中が物語るCGが何とも言えません。
その一シーンがこれ。

続いては双子で姉の茜と妹の葵です。
風神である茜と雷神の葵の姉妹が二乃神、最強コンビです。
茜は人の言うことをほとんど聞きませんが、動物的な本能で勘が良く、芯がまっすぐで誰に対しても面倒のよいお姉ちゃん。それに対して妹の葵は天真爛漫で文字通りの戦闘狂。姉のフォローのために頭は一応使いますが、意思決定は全て茜任せ。
この可愛い暴力装置の大爆発こそ最大の見どころです。物凄いド迫力、Hシーンもすごいですが、CGが圧巻です。
私がパープルソフトウェアを追っかけるのも、人情話はもちろんですが変わらぬ原画!に加えて最近ではこもわた遙華さんのコミカルなSD画像も外すことができません。
これは信が茜と春姫の喧嘩に巻き込まれるシーンなんですが、その結果は目に見えるよう。

その春姫こそtrueルートです。
ここからの展開は凄い。体験版では面白そうな世界観ながらも、どこか違和感もありました。信の生い立ちとかまるで別の無機質な小部屋での傘を持った女性とのやり取りとかいったものだけでなく、全てがここでは語られることになります。
その結果・・・
もちろんここではいつも通り、本編でお確かめくださいとしか言えないですが、今回はほんのちょぴりネタバレ画像をアップして終わることにします。






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