バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

中国の医学界、エボラ熱の対処法を発表

2014年08月16日 | 医療 医薬 健康
中国国家衛生・計画出産委員会科学技術教育司長の王辰氏は、「中国はエボラウイルス検査キットの開発能力を持ち、いつでも各地の感染予防部門に提供できる。しかし国内ではまだ症例が確認されていないことから、患者に使用することはできない」と述べた。人民日報海外版が伝えた。
王氏は、「米国の2名の患者に対する抗体治療で、効果が出ている。中国は抗体技術の面で、各抗体を生成する能力を持っている。中国はエボラウイルスの抗体の遺伝子を把握しており、抗体を短時間内で生産できる」と述べた。 人民網日本語版 2014年08月15日

エボラ熱は「残酷な病気」 国境なき医師団看護師・吉田照美さん シエラレオネで治療に参加

2014年08月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

 エボラ出血熱の流行が拡大している。年内の終息は困難とみられ、世界保健機関(WHO)は緊急事態を宣言し、ウイルス封じ込めに国際社会の協力を求めている。流行の中心地ギニアとリベリアの国境に近いシエラレオネ東部の町カイラフンで治療に参加し、7月下旬に帰国した国境なき医師団(MSF)の看護師、吉田照美さん(43)に現地の様子を聞いた。MSN産経ニュース 2014.8.15


【エボラ出血熱】封じ込めに「半年」 実態はより深刻か

2014年08月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 【ベルリン=宮下日出男】西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱をめぐり、感染地域で活動する「国境なき医師団」(MSF)のジョアンヌ・リュー会長は15日、感染の封じ込めに約半年間を要するとの認識を示した。世界保健機関(WHO)は実態がより深刻な恐れがあるとの見方を示すなど、流行の長期化への懸念が強まっている。MSN産経ニュース 2014.8.15


昆虫内で細菌と高度な共生関係 生物融合の技術に展開も

2014年08月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

 豊橋技術科学大などの研究グループが昆虫のアブラムシを詳しく調べた結果、体内にいる細菌などから遺伝子を譲り受けた上で、それをもとにタンパク質を合成して細菌側へ運ぶ高度な共生関係を築いていることが分かった。

 同大の中鉢淳准教授(共生生物学)は「別々の生物が融合していく究極的な進化の形だ」と話している。15日までに米科学誌カレントバイオロジーに発表した。

 10億年以上前に、細菌が単細胞生物に取り込まれ、呼吸に関わる「ミトコンドリア」や光合成の場である「葉緑体」となった例があるが、同准教授は「多細胞生物でも同様の進化が起きていることが示された」と指摘。 共同通信47news.,2014/08/15

再生医療の健康被害に補償 学会が指針策定

2014年08月16日 | 医療 医薬 健康


 日本再生医療学会は15日、再生医療の臨床研究で患者らに健康被害が出た場合、研究の実施機関が医療費などを補償するとした指針を発表した。実施機関が事前に加入する保険制度も学会と保険会社で整備する。

 昨年成立した再生医療安全性確保法で、再生医療を提供する病院に補償方法を明示するよう求めたのを受けた措置。学会副理事長の澤芳樹・大阪大教授は都内で開いた記者会見で「学会が中心となって補償制度を構築することで、再生医療を円滑に推進したい」と述べた。 共同通信47news.,2014/08/16