見たことがあるアート🎨
明るくポップでシンプルなアートで親しさを感じる。
ヘリングのことはよく知らなかったけど、どれもメッセージ性のある作品ばかり。
「アートはみんなのために」とい信念のもと、1980年代の地下鉄駅構内やストリートに描き、拡散させることで社会への強いメッセージを発信させていた。
SNSのない時代の発信の方法。
これはチョークで描かれている初期の地下鉄構内での作品。
「人の梯子」・・・コミカルな人の動き。人物がゆらゆら踊っているのか、バランスを保とうとしているのか・・・共同体は個人で活動するよりも力強いものになるというへリングの考えが強調されている。
アートとは何か 何を意味しているのか それは永遠の議論
アートの意味は アーティストのものじゃなくて
それを見る人が感じるもの
ある意味 鑑賞者もアーティストなんだ
By Haring
アーティストは 与えられた歴史のひとこまにおける社会に代弁者だ
ぼくたちが生きるこの世の中のことを どうとらえているのか
By Haring
アフリカのアパルトヘイトのおかしさを訴えているアート
1983年、広島にも訪れている。
1983年 日本にいくという素敵なチャンスにぼくは飛びついた
日本はぼくにとっては大きな意味のある国
東洋の思想のこともあるし それからもちろん「書」にも影響をうけたから
By Haring
ヘリングは31年という短い生涯のうち、創作活動期間は10年程。
残された作品に込められたメッセージはいまなお響き続けている。
社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に対して最後まで闘い続けたヘリングのアートは、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶっている。
社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に対して最後まで闘い続けたヘリングのアートは、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶっている。
2024年8月8日鑑賞
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