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東京初日の夜のお目当ては「おでん」
以前東京の娘と一緒に三人で行って、とっても美味しくて、今回是非再訪したかったのです。
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前回は開店10分前に行ったのですが、最早長蛇の列。
一時間以上外で待ち、漸く席に着く事が出来ました。 (参考ブログ・2010年12月14日)
そこで今回は開店四時なので、六時をめがけて行ってみました。
四時におでん
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娘と一緒の時は谷根千巡りをした後だったので、そこからタクシーで行ったのですが、今回は浅草駅から
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ところがちょっと彼方此方寄り道をしたので、頼りの夫が途中で
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こういう時頼りになるのがスマホの地図の案内。
本当は徒歩5分の所を、10分程かかったけれど、無事にお店に到着。
勿論お店の前は10組以上のお客さんがズラリ。
でもやはり狙い目通り次々とお店からお客さんが出て来て20分位で席に着く事が出来ました。
残念ながらカウンター席ではなかったのですが文句は言えません。
先ずはおでんが来る前に
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我が北国では「牛すじ」というものを一般的には見かけません。
食いしん坊の私は、それが食べてみたくて食べてみたくて・・・
そこで前回、先ず頼んだのがこれ。
美味しくて感激したのですが、やはり今回も美味しかった
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そしてやって来たのが本命のおでんの色々。
椅子席だったので、頼んだおでんはテーブルの上にあるおでん鍋に運んでくれます。
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おでんは勿論美味しいのですが、ここは出し汁が抜群に美味しい。
色々な素材の味が優しくとけあって、素晴らしい複雑な味のスープになっているのです。
熱燗を呑みながら、次々と種を頼み、随分頂いてしまいました。
帰り道はトップの写真、吾妻橋へ。
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夕暮れ時はこんな感じらしいですよ。
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その後行ったのは
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デンキブランというものを飲んできました。
小説の中で時々みかけていた、このデンキブラン。
ブランデーをベースにワイン、ジン、キュラソーなどがカクテルされているそうです。
味は、甘めで薬膳酒という雰囲気。
でもアルコール度数は30度。
因みにビール
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ワイン
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日本酒
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結構強いのです。
おまけにビールをチェイサーとして飲むのが通だとか・・・
客層は主におじさん集団。
でも若者カップルも多かったなぁ。
みんな元気に酔っ払っておりました。
私がお化粧室に行っている間に、夫が隣で一人でヒッソリ飲んでいた御老人に突然話しかけらたそうです。
「お連れの人は、失礼ですがオンナですか?」
「いえいえ妻です。 オンナならこんな明るくて賑やかな店には連れて来ません」
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そう、この神谷バー。
バーと言う名前ですが、まるで大衆食堂並みの健全さ。
広くて明るい店内に、食堂のようなテーブルと椅子が並べられ、お客さん達は大きな声でワイワイガヤガヤ。
どちらかと言うとビヤホールのような雰囲気。
そしてビヤホールのお客さん達よりはるかに酔っ払いが多い。
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なにしろ30度の甘めのお酒、おまけに一杯260円程。
向かいの席のカップルのお兄さんは、果てしなく朗らかになっていて、帰り際もお財布落としたり、彼女に支えられてユラユラ状態でお帰り。
明日は酷い二日酔いと後悔で一杯になるだろうなぁ・・・と気の毒そうに見送る百戦錬磨のわたくし
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それにしても東京は、地下鉄乗り継いで帰らなければならない人が多いので、酔っ払いさん達は大変ですね。
・・・・と朝から酔っ払い談義ですみません。
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明日は箱根そして富士山です。
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