グランマの扉

女4代にぎやかな日々

秋の旅から  出雲大社

2015-10-04 | 旅行


松江から向かったのは「出雲大社



言わずと知れた大国主大神を主祭神とする神社です。

国譲りの神話がからみ、色々取りざたされる事も多い出雲大社。



アマテラスとスサノオの姉弟のうち、スサノオの子孫である大国主命。
アマテラス系統はヤマト王朝、大国主命は出雲王朝。

それがヤマト王朝に国を譲る。


<古事記や日本書紀に書かれているのはヤマト王朝の歴史なので、その意思を反映したもの>
という観点から、その裏を探るのが歴史のロマン。


だって国は譲ったのではなく、武力抗争で奪われたと考えるのが普通ですものね。

その大国主命の無念の思いをなだめる為に神社に祀ったとか、御本殿の神座が正面ではなく西向きなのは大国主を拝ませない為だとか、いや大国主が故郷を懐かしんでいるからだとか、色々想像をかきたてられ、夫とその友人のように実際訪れる人まで出る始末。




ただ、縁結びの神様としても名高く、つい最近60年に一度の本殿の建て替えが終わり平成の大遷宮が行われたばかりと言う事もあり、シルバーウィークのこの日は、人・人・人


参道にあふれる人々




                  




拝殿」の前も大勢の人達が。











そして、参拝はこんな感じ。



                        





殆ど初詣状態。
おまけに、ここは本殿手前の「八足門
一般人は特定の日以外ここまでしか入れないのです。(祈祷を受ける人は別)
本殿なんて全然見えません。(皇室の方でも、本殿内には入れないそうです)


この「御守所」の向うに見える屋根が「本殿」です。








境内のこの木。
白いのは皆おみくじを結んだもの。
凄い



                 








ところでトップの写真は、工事中の「神楽殿」です。


この〆縄、国引き神話の象徴で、なんと5トンもあるそうです。





そうそう、境内には「神馬」「神牛」の青銅像があるのですが、皆に触られてピカピカ
一応私もナゼナゼしてきたのですが、今調べたら牛さんの方は学力アップ、馬さんの方は子宝に恵まれるそうで・・・
今更どうする、私  






さて、余りの人混みにロマンにじっくり浸ることが出来なくて不満顔のおじさん達でしたが、明日は次に向かった津和野を御紹介。

ちょっと面白いものも見る事ができたんですよ。  
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2 コメント

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人出 多し (カナ)
2015-10-04 13:21:14
すごい人・人。
>だって国は譲ったのではなく、武力抗争で奪われたと考えるのが普通
ですよね。
今の世でさえも 無駄な抗争を 続けていますもの。
でも いろいろ 想像を繰り広げられ楽しいですよね。


しめ縄の太い事 びっくり
神牛さんに なでなでしたので 記憶力が UPするご利益がある・・と

でも 神馬さんの方は ギネスに載るかもしれません

お城の階段って 本当に狭くって暗くって。
敵対応だったんですよね。
そして お酒に関してのアンテナの感度が いいご夫婦。
返信する
そうなんです ()
2015-10-04 15:27:47
あの時は人混みの中、はぐないようにするのが精一杯でしたけれど、帰ってから改めて本を読むと面白いです。
やはり風景を知っているのと知らないのとは違いますね。

あの〆縄も、他の神社とは〆る向きが違うんですって。
参拝の仕方も四拍手ですしね。
(ただ、それは出雲大社だけではないらしいですけれど。)

神話も色々読み解くと面白そうです。
返信する

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