お彼岸のお中日、恒例の春彼岸会が開催されました。
午前11時からは合掌の郷永代供養墓「さんぜ」の合同法要、
そして午後2時からは藤沢市在住ハープの達人、八木健一さん由美子さんご夫妻による演奏会、
そして3時からは春季彼岸会合同先祖供養法要を行いました。
当日のYouTube配信動画は下記からご覧ください。
演奏途中で、観客の方々にハープの試奏をさせてくださいました。
住職も試奏させていただいたことがありますが、弦のテンションが思いのほか高く、
きれいな音を出そうと思うと結構指の力が必要なのです。
一曲弾くのは大変だろうなあ。
午後の合同供養法要への八木さん夫妻のご出演は2019年秋彼岸会以来ですので、5年ぶりということになります。
前回はちょうど房総半島の台風被害があった直後で、横浜倫勝寺でのチャリティー演奏の後、
11月には台風被害のあった鋸南町保田の昌龍寺でも慰問の演奏会を行っていただきました。
自然災害がおこると八木さんの顔が浮かぶ、という条件反射的なコンサート依頼ですが、
やはり東北の震災で一緒に松島に炊き出しに行ったご縁が強く印象に残っているからなのだと思います。
今回も能登半島地震支援に八木さんご夫妻のハープの力、音楽の力をお借りできましたこと、改めて御礼申し上げます。
・・・・・・・・・・・
昨年の今頃は桜が満開だったのですが、今年はさっぱりです。
緑萼系の桜は咲いていますが、大島桜やソメイヨシノはまだまだ固い蕾のまま。
お花見ができるようになるには、あと2週間くらい必要かもしれません。
その代わりというわけではありませんが、庫裏にある一本の木瓜がきれいに満開になりました。
花の咲くそこだけ明るいピンク色に染まっていて、穏やかな雰囲気を醸し出しています。
辛夷の花もぼちぼち。
気づけばユキヤナギや足元の野草もみんな花をつけています。
春分の日を迎えて、本当に春らしくなってきました。
今日はここまで。