ハーピストの八木さんから三月の公演予定について連絡がありました。
東京の曳舟文化センターでおこなわれる「空襲を語り継ぐつどい」朗読劇のステージに出演されるとのこと。
東京大空襲・戦災資料センターの開館10周年を記念しておこなわれるステージです。
お近くにお住まいの方、東京大空襲に関心のある方は、観覧してみてはいかがでしょうか。
倫勝寺にも、若干ですが成功協力前売り券申込みのチラシをおいてあります。
以下はそのチラシからの公演のご紹介です。
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2012年3月 東京大空襲・戦災資料センター 開館10周年に寄せて
「空襲を語り継ぐつどい」
朗読劇「死んでもブレストを」
原作:早乙女勝元 脚本・演出:鈴木幹二 出演:劇団前進座
主催:「死んでもブレストを」上演実行委員会 実行委員長・星野ひろし(東京空襲犠牲者遺族会会長)
2012年3月24日(土)
午前の部 11時
午後の部 14時
会場・・曳舟文化センター 墨田区京島1-38-11 ℡ 03-3616-3951
成功協力券・・2000円(当日2500円) 高校生以下無料・要予約
お話・・早乙女勝元(作家 東京大空襲・戦災資料センター館長)
演奏・・鎮魂の曲:祈り・光へ
ハープ・八木健一 シンセサイザー・八木ゆみ子
死んでもブレストを <あらすじ>
1945年3月9日の夜、「死んでもブレストをはずすな」の上司の訓示を受け、「お国のために」と通信業務を務めた隅田電話局の電話交換手たち。
娘たち28人は電話局とともに燃え尽きた。
焼け跡に残されたガマ口の金具で人数が確認された。平均年齢17.8歳。なかには15歳の娘もいた。
一夜で10万人もの人が焼き殺された残虐な無差別爆撃。その中の娘たちの悲劇から、平和とは何かを問いかける。
原作は、東京大空襲をテーマに活動を続けている作家・早乙女勝元(東京大空襲・戦災資料センター館長)。
児童向け絵本(遠藤てるよさんの絵)として、1981年・草土文化から刊行。
以後、草の根出版、日本図書センターから刊行され、長年にわたって読み継がれているロングセラー作品。
【注】ブレスト=電話交換手が装置する送受話器。ヘッドホンとマイクのセット。
私の東京大空襲 劇団前進座 俳優 津田恵一
東京大空襲でわたしの祖父が亡くなりました。仕事で千葉へ行く途中で空襲にあい、帰らぬ人となったそうです。
母はいつまでたっても帰らぬ父を探し、幼い妹の手を引いて、炭のようになった遺体を踏み分けながら、丁度7日目に猿江公園に埋められていた父の名札を見つけたそうです。
幼い頃からよく母は、戦争体験を話してくれました。戦争体験者が少なくなってきている今、次の世代に語り継つなぐことは大事なことです。
戦災資料センターにかかわる皆様方の地道な活動に敬意を表すとともに、これからの活動に期待いたします。
【 公演のお問い合わせ 】
東京大空襲・戦災資料センター 〒136-0073 東京都江東区北砂1-5-4
℡ 03-5857-5631
Fax 03-5683-3326
東京空襲犠牲者遺族会 〒131-0045 東京都墨田区押上1-33-4 中村ビル102
℡・fax 03-3616-2338
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今日は時折雪がちらつく寒い一日となりましたが、この何日か続いた暖かさで、鳳倫閣前の斜面にある梅が咲きはじめました。
まだまだほんの少しですが、高貴な香りと可憐な様子が、間違いなく春が近付いていることを知らせてくれています。
昨年は早々と正月前から梅が咲いていましたので、今年は一ヶ月以上遅れていることになります。
この調子では、きっと桜も遅れて咲くかもしれませんね。
地球温暖化と言われていますが、温暖化はあくまで一時的な気候変動で、実際はすこしずつ地球は氷河期へと向かっているのだとか。
地球という大きな命の営みは低温期(氷河期)に向かっているのに、人間の愚かさ、いろんな欲がそれに抗って表面を温めている(温暖化させている)。
そんな無理がかかって、地球全体のいろんなバランスが大きく、ゆっくりと崩れてきているのかもしれません。
地震にしても大雪にしても、そんな歪みの結果なのかなあ、と思ってしまいます。
山形の実家で暮らす母が「いやー、こんなにたくさん雪が降ったのは、生まれて初めてだ」と言っていました。
大雪だった昨年以上に今年は超大雪のようです。
積もり始めた時期が例年よりも早いので、この調子では平成18年の積雪記録を抜いてしまうでしょう。
特に、屋根から下ろした雪の捨て場所にはどこも本当に困っています。
雪おろしの費用もばかになりません。
1回の雪下ろしで50,000円位はかかってしまうこともあります。
間違いなく春は来る、とは言うものの大雪の東北、北陸や日本海側で暮らす皆さんにはまだまだ辛抱の日々が続きそうです。
雪国の皆さま、くれぐれも落ちた雪に埋まったり、屋根から落ちたりなさいませんように。
でもね、と雪国のある人は言います。
「あと三月もすれば雪は消えるから我慢できるけど、放射能は、消えないんだよねえ・・・」
まったく、そのとおり。
最後の写真は「カネノナルキ」。小さな花がたくさん咲きました。
カゲツ(花月)ともいいますが、和名はフチベニベンケイ(縁紅弁慶)というのだそうです。
本堂の出窓のところに置いてあります。
花が大きく写っているのは、35㍉逆付けマクロ。小さい方は100㍉マクロでの撮影。
今日はここまで。
雪は大変です、特に今年のような豪雪の場合は本当に苦労します。
タダでくれてやるから取りに来い、と故郷の友人に言われますが、もらってもねえ・・・・・
ところで、風邪の具合はいかがでしょうか?
節分はお出でいただけず、残念でした。
またシャッターチャンスのある行事の際には、ぜひご参加ください