先日お知らせした大船観音寺の「ゆめ観音アジアフェスティバル」のお手伝いに行ってきました。
法事を終えてお腹ぺこぺこの状態で大船へ。急な坂道を上って境内に着いたら、美味しそうなカレーの匂い。
インド料理の老舗名店「東京アショカ」さんが、タンドリー釜を持ち込んでナンやチキンを焼いています。
で、焼きたてのナンがついた野菜カレーとラッシーで腹ごしらえ。
その場で焼いているので、ナンがふわふわで香ばしく、とても美味でありました。
腹ごしらえをして、法要のミーティングです。
前日の馴らしでの法要変更事項を、参加僧全員で確認します。
観音さま前の野外ステージでは、午前中からたくさんのグループによる演奏や舞踊が行われていました。
住職が出かけた時は、ちょうどベリーダンスのグループの踊り、そしてやサンスクリット語でお唱えする般若心経が観音さまに奉納されていました。
そんなステージの華やかな喧騒と奉納をしっかり支えてくれているのが、スタッフのみなさんたち。
事務方のスタッフ、ステージを支えるスタッフ、いろんな方たちの協力でアジアフェスティバルは行われています。
ステージ裏のスタッフの手元には、細かい字でびっしり書き込まれたメモやスケジュール表。
最近、虫めがねを手元から離せなくいなりつつある住職には、細かくてよく見えない・・・・
ろうそくを点ける僧侶のスタッフや、音響、照明の最後のチェックを行うスタッフ。
演奏者もスタッフも、心をひとつにして観音様へのご奉仕です。
午後7時半。
予定された時間よりもだいぶ遅くなりましたが、いよいよ超宗派での万灯供養法要のはじまりです。
「散華荘厳」の節にあわせて、ステージ前に並んだたくさんの僧侶が花を撒き、法要のおこなわれる会場を飾ります。
太鼓の音にしたがって、ゆっくりと読経がなされ、作法通りに僧侶が経文を運んでいきます。
万灯供養法要では東日本大震災の被災者や、原爆、戦災の被災者、有縁無縁、世界中の多くの方々のご供養がおこなわれました。
(法要やフェスタの詳細はkamenoさんのブログからどうぞ)
いつも思うのですが、屋外での法要は開放感があって、心がのびのびしていいですね~。
宇宙全体にみ仏の教えが広まっていく、そんな感じがします。
余談ですが、坐禅もたまに外ですることがあります。
頬をなでる風や空や雲、いろんな音や匂い、つまりは地球と一体になった感じがあって非常に爽快です。
今年も素晴らしい観音さまのアジアフェスティバルでした。
企画・運営のみなさま、本当にお疲れさまでした。
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9日の日の夕方、西の空は深い紫色をまとった夕焼けが見られました。
秋、ですね。
今日はここまで。
さんぜのまなざし goo別院 1109