さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

タエちゃんとウサギのモネ

2008-03-08 14:10:53 | 倫勝寺の日々

①今日のおしらせ

いよいよ、春彼岸の塔婆書きが始まりました。

ご供養の申し込みされる方は、できるだけ早めに申込書を御送りください。

お戒名は楷書ではっきりとお書きください。

続け字でなく、読みやすい字でお願いします。

また、フリガナも忘れずにふって下さい。よろしくお願いします。

 

②御檀家の阿部さんが、絵本を出しました。

タイトルは「タエちゃんとウサギのモネ・・いつもいっしょだよ・・」

身体の弱かったタエちゃんがウサギのモネと一緒に暮らした日々が、美しい水彩画で描かれています。
タエちゃんはもちろん作者の阿部さんです。

モネは阿部さんの大事な家族であり、話し相手だったそうです。
初盆のお経にお邪魔した時にも、モネのことが話題に出ました。

絵本の中に出てくるような最期の別れ方をしたのでしょうか、
すこし悲しそうにモネのことを話しておられた記憶があります。

今回書かれた絵本には、モネの顔がやさしく、柔らかく、かわいらしく描かれていて
見ているこちらも、ほのぼのとして優しい気持ちになってきます。

モネの絵本を書くことで、阿部さんはモネの死ときちんと向き合えるようになり、
そして元気だった生前のモネからもらった「生きる力」を、
また心の中によみがえらせることが出来るようになったのではないでしょうか。

 ※倫勝寺のわんこ、サンゴ6ヶ月です。

家族の一員として一緒に暮らしている犬や、猫、多くの小動物たち。
避けられないこととはいえ、その死はある意味、
人間の死以上に大きな悲しみと喪失感を遺します。

阿部さんの描かれたこの絵本が、同じ悲しみをもつ多くの方の心を癒し、
「生きる力」を取り戻す助けになることを願っています。

タイトル:「タエちゃんとウサギのモネ・・いつもいっしょだよ・・」

作者:阿部多絵子

発行:めるくまーる編集工房

発売:めるくまーる

定価:1000円(税別)

ISBN978-4-8397-0132-1

千葉県市川市在住の阿部さんは、絵画教室を開きながら絵を描いています。

活動内容は下記ホームページをご覧下さい。

http://www.geocities.jp/mone0519/

 

今日のおまけ

水曜日、大池公園に行ったらマンサクや馬酔木の花が咲いていました。

もちろん、梅の花も咲いていました。

これから、どんどん暖かくなります。きっと家族連れで賑わうでしょうね。

今日はここまで。



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2 コメント

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→rikkoさま (りんしょう)
2008-03-09 06:32:51
コメントありがとうございます。
サンゴは子供たちが命名して、「珊瑚」なんですが家族的には「三子」でもあります。
まだちょっとわがままで、姫さまですね。
でも、かわいいんですよお~(^^♪

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Unknown (rikko)
2008-03-08 22:45:53
サンゴ優しい子ですね。三番目の子三子ですか?動物も家族のように愛情が深くなりますね。
返信する

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