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写真はありませんが、今日はつよい風が吹いているのであちこちで桜吹雪がみられました。
お寺でも、居ながらにして豪勢な眺めを堪能できました、贅沢です(^^)/
今年も桜をたくさん楽しむことができました。
3月に寒い日が続いたので開花時期がだいぶずれてしまいましたが、
おかげさまで花祭りもいづみ霊園のしおん法要も、満開の桜の下で行うことができました。
東京や横浜あたりでの今年の入学式は、桜の木の下で写真を撮る人がいっぱいいたでしょうね。
ピカピカの一年生やご父兄には、よい記念になったと思います。
桜満開の、素晴らしい景色に迎えられての入学式は心が弾みますね。
私の母校、山形県立寒河江高校は映画のロケで使われるほどたくさんの桜の樹がありました。
今もそうなのかな・・ワタシも入学時に写真を撮ったような記憶があります。
父親は旧制中学からの持ち上がりでしたが、父親も妹も、妹の旦那も同じ寒河江高校。
歴史のある学校はみんな桜の並木がある(感じがします)。
さて、園内の休憩所の上の桜は、下方に大きく枝が垂れているのでかなり豪華に見えます。
住職の好きな眺めの一つです。
早朝、誰もいない時間に桜の樹の下に立って時間を過ごすのは、とてもいい気分。
まるで坐禅をしているようです。
桜の樹と一緒に、呼吸を整えてまっすぐ立つ。
今年も何度かいい時間を過ごしました。
下の写真は鳳倫閣の北側、戸塚カントリーとの境にある桜の樹です。
二俣川ゆきの大型送迎バスの駐車場や、資材置き場にも使っているところの樹々は根の張り方がいいのか、かなり元気です。
30年以上たって、まだ育っている感じもします。
逆に、園内墓地に向かう参道の石積みのところに植えてある桜は、根が窮屈なのか、すこしずつ弱ってきています。
最近は枝折れも増えていますので、ちょっと心配。
こんなにたくさん花をつけ、また大きく育つのは、それだけ見えない根っこの力が大きいから。
人間も組織も、みんな同じですね。
おもてに出る人の力だけで物事ができあがっているわけではありません。
いろんな縁の下の力持ちがいて、社会は成り立っています。
感謝、そして報恩の気持ちを忘れてはいけませんね。
桜だけでなく、いろんな植木や春の野草も可憐な花をつける時期になりました。
これからはサツキやツツジが見ごろを迎えます。
暖かな陽気、お墓参りには最適な時期かもしれません。
今日はここまで。