さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

文月つれづれ・・紫陽花彩々 山形編

2019-07-08 20:32:20 | 倫勝寺の日々

 

拙僧、横浜・倫勝寺の住職でありますが、生まれ在所の山形・佛性寺、そして千葉県保田・昌龍寺の住職も兼ねております。

倫勝寺は本務住職寺院、佛性寺や昌龍寺は兼務住職寺院、という呼び方をします。

住職のお勤めには法事・葬儀などの檀務や布教活動などがありますが、そのお勤めを果たすために、住職であることを宗務庁という曹洞宗の事務統括機関に登録しておかなければなりません。

本務、兼務の別なくちゃんと登録しておかないと、うさん臭いおっさんが怪しげなお経を唱えて人心を惑わしている、ということになりかねません。


それでなくても怪しさ満載のワタシなので。


で、6月末から7月にかけてに、3ヵ寺それぞれの責任役員様方から住職であることを証明する書類にハンコをもらうため、あちこち出かけてきました。

お盆期間になってにっちもさっちもいかなくなる前に、という事でもあります。

たまたま6月末に尾花沢のお寺の親戚が先代住職夫妻の法事を行う、ということになり、併せてお出かけさせていただきました。


久しぶりの山形であります。

母は近所の方々に支えられて、妹夫婦に助けられてのひとり寺暮らし。数え百歳のキンばあちゃんは町内の施設に入所しています。

遅い時間に到着したその晩は、なすの漬け物や山菜の煮物で一杯。

母の体調のことや横浜の家族のこと、キンばあちゃんのこと、孫のことなどあれこれ話すことがたくさんあって、遅くまで話し込んでしまいました。

翌朝は早くからご近所のかたにキュウリや大根をいただき、仏様にお供えの後、美味しくいただきました。

ありがとうございます。

朝のお茶の時間、氷川きよしのDVDを見ながら20年前のファーストリサイタルの解説をしてくれる母、房子であります。母のその解説、内容や語りの緻密なことといったら(*_*)

さて、お寺の法事も済み、ハンコもいただいてホッと一息。

あらためて見まわしてみると、佛性寺の境内はご近所の方々が面倒見てくれて、いろんな花が咲いてます。

もちろん、紫陽花はこの時期の主役。いろんな色や花のかたちが楽しめます。

でも紫陽花だけでなく、小さなお庭にはポピーやツユクサや夏椿やいろんな花も咲いています。

家にいても十分楽しめるのではありますが、たまには親孝行の真似でもという事で、紫陽花を見に行くことにしました。

佛性寺からクルマで一時間もかからないところに、山辺町出塩の文珠堂という紫陽花の名所があります。

階段がきついのと雨上がりは石畳が滑るのでちょっと大変なのですが、母をつれて出掛けてみました。

 

まだ五分咲きくらいなのでしょうか、でも文珠堂へ続く参道両側の紫陽花は圧巻です。

さすがに母は上の文珠堂まではのぼらなかったのですが、色とりどりの紫陽花を充分堪能したようです。

文珠堂から少し離れたところの玉虫沼農村公演にラベンダー畑があるというので、そちらへも出掛けてみました。

北海道は富良野のラベンダー畑には遠くおよびませんが、そこそこの広さの畑に紫の花が咲いてなかなかキレイです。

良く手入れもされていて、気持ちのよい場所です。

あまりに暑いので、売店でイチゴのかき氷に酢醤油をかけるという、山辺町名物?酢だまりかき氷を食べてみました。

案外イケます。癖になりそう。

バルサミコかけたレモンやイチゴのかき氷も美味しいかも…思い付きですが(^^;  


ジジさん、やってみてよ(^-^)


帰り道、お昼御飯に朝日町宮宿にある蕎楽という手打ち蕎麦やさんに立ち寄りました。

寒晒し十割の手打ち蕎麦は、品のよい軽い感じ。野菜天ぷらも美味しくて、親子ふたりのちょっとした半日ドライブの〆には最高のご馳走になりました。

あ、もちろん、氷川きよしの歌付きドライブであります(^-^)

今日はここまで。お盆明けまで、当面更新はできないかも。



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2 コメント

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Unknown (紅花っ子)
2019-08-15 18:35:19
房子母さん懐かしいです。

料理上手で、特にお漬物は絶品でした!

茶の間も懐かしくて久々に思いだしました。

お盆のお参りの後、家族でよくお茶を頂きました。

父、妹が亡くなり、家族は二人きりになりましたが…(泣)
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んだね・・ (りんしょう)
2019-08-20 16:32:34
えっちゃんちの母さんにも久しく会ってないねえ・・

あの頃はまだまだゆっくり時間が流れてた気がするなァ
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