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9月23日、当山施食会の折、昌竜寺のある鋸南町の台風15号の被害についてお話させていただいたところ、たくさんの方が募金箱に義捐金をお預けくださいました。
10月6日に開催された昌龍寺の施食会で、倫勝寺檀信徒の方々からの義援金として119,870円を昌龍寺役員さんに託したところ、
冒頭の領収書が送られてきました。
皆様のお志、心よりありがたくお礼申し上げます。
※16日にお礼状もいただきました。
発電機などにつかえるようにとガソリンを持参して役員さん宅を廻ってきましたが、集落の様子は発災直後とあまり変わっていません。
それどころか、今回の19号の直撃で鋸南町はさらに被害がでています。
「またか・・」
「何時まで片付けが続くんだ・・」
という、檀信徒のかたの疲れ果てた声を聴くことが多くなりました。
19号では河川の氾濫などで関東、東海、信越、東北など広範囲に被害が発生し、たくさんの方々が亡くなっています。
鋸南町での復旧復興も遅れることになりそうです。
なんだかなあ・・
そんな中ではありますが、昌竜寺本堂の建築に携わった函館の小倉工務店さんが、急きょ保田観音寺の修理に来てくださることになりました。
月末にはなんとか来町して仕事に取り掛かりたい、とのありがたい言葉。
昌龍寺に滞在して修繕に力を尽くしてくださるということです。
皆さんと心をひとつにして、この難局を乗り越えていきたいと思います。
頑張りましょう!
下の写真は、昨日に行った千葉県柏市布施地区の火葬場前の水田の様子。
水が引かないことには、何もできません。
近くにある手賀沼がここまで広がったのかと思ったほど、見渡す限り冠水しています。
周囲には地元の方でしょうか、言葉も無く立ち尽くす方々がいらっしゃいました。
今日はここまで。