さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

2019 11月の倫勝寺行持予定

2019-10-30 17:14:37 | 倫勝寺の行事予定
 
 
                          ※観音寺の四季桜
 
◎11月の倫勝寺 行持日程
 
 坐  禅  会 ( 於 本 堂 )
  10日(日)暁天 朝7時より8時
  26日(火)夜坐 夜7時より9時
   ※今月は都合により二回の開催です
  ☆予告 臘八摂心 12月3日(火)~9日(日) 
 
 写  経  会 ( 於二階和室 )
  22日(金)午前10時開席・午後2時読経
     
       倫勝寺住職 馬場義実 合掌

・・・・・
 
 
10月28日から本日30日迄、千葉県鋸南町にある観音寺で屋根の応急修理が行われました。
 
台風15号での被害に加え、19号やその後の大雨で大きな被害を被った鋸南町。
 
幸い、住職が兼務する昌龍寺は被災を免れましたが、おなじ保田地区にある観音寺は建物、特に屋根全体に大きなダメージを受けました。
御本尊である聖観世音菩薩様はお堂の奥のコンクリートの部分に安置されているのでとりあえず無事ですが、他の仏像や法具、仏具は昌龍寺に避難、仮置きしてあります。
大雨や風が吹くたびにブルーシートをかけた屋根は壊れていき、雨漏りもどんどんひどくなってしまいました。
 
   
 
このままではマズい、という事で函館の小倉工務店(昌龍寺本堂を設計施工した会社)に協力を仰ぎ、今回の応急処置を施した次第です。
動いた屋根瓦を強力なテープで抑え、防水シートを貼っていきます。
当面の処置とはいえ、雨漏りがしないことが肝心。
ブルーシートでは風にあおられ破れてかえって屋根を壊してしまうばかりか、電線に引っかかって停電をおこしてしまったりして周囲に迷惑をかけることも多いのです。
 
 
屋根の処置に併せて、床下の湿気除去のため、床板を外して換気させます。
覗いてみたら、案の定、白アリにやられていました。
 
 
昌龍寺の旧本堂と遜色ない?虫食いの様子・・・。
 
もともとは今の5倍ほどもある、大きなお寺だったそうです。
隣に村役場庁舎があったことから、終戦間際になって空襲を受けて役場が類焼するといけないという訳の分からない理由で解体されたのだとか。
 
1955年、旧本堂の廃材を使って組み上げた今の観音寺本堂。もう65年余りになるのですね。
屋根の修理と併せて、大規模な改築が必要になりそうな気配です。
廃材を無理やり組み合わせて建てたので、あちこちに隙間があります。
下は本堂正面の柱と建具の間の隙間。この隙間も65年モノです。
 
 
雨風が吹き込んで掃除が大変なだけでなく、キノコ発生の原因にもなっています。
 
しかし、財布がねえ・・・・
 
役員さん方と一緒に知恵を絞って、何とかしなくてはいけません。
頑張りましょう❕
 
いずれにせよ、本格的な工事に取り掛かれるのは来年1月半ばから。
それまでに大雨が降ったりしなければ良いのですが・・・・
 
さらにまた心配なのが、実はまだ瓦屋さんがきまっていないことなのです。
大きな災害が続いたことで、大工さんはじめ建設関連業者の手が全く足りていません。
大工さんは何とかお願いできたものの、瓦屋さんが・・・・
 
大工工事の完了までに瓦屋さんが手配できれば良いのですが。
 
寺社関連が得意な瓦屋さん、手を貸してください、よろしくお願いします。
 
観音寺の境内では四季桜がほころび始めていました。
 
 
 
今日はここまで。 


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