◎9月の倫勝寺 行持日程
坐 禅 会 (於 本 堂)
10日(日)暁天 朝7時より8時
12日(火)夜坐 夜7時より9時
26日(火)夜坐 夜7時より9時
写 経 会 (於二階和室)
15日(金)午前10時開席・午後2時読経
☆納経供養を行います。書きためた写経をお持ちください
※坐禅会参加、写経会に参加希望の方は合掌の郷管理事務所 045-825-2311 までご連絡ください
◎9月23日(秋分の日) 秋彼岸会合同供養
午後2時 講演「共に生き共に学ぶ」~困難な中にいる人々と共に~
シャンティ国際ボランティア会より講師の方をお招きして、ボランティア活動についてお話をいただきます
アジアの学校建設、図書館活動をはじめ、昨今の自然災害に対しての援助活動や海外現地での様々な体験談など。
拙寺がsvaに協力をはじめてからだいぶ経ちますが、きちんとしたかたちで目的や活動等を檀信の皆さんにお伝えしたことはありませんでしたので、この機会にと考えております。
午後3時 秋彼岸合同供養法要
倫勝寺住職 合掌
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あっという間の7月と8月・・・
今朝はもう9月。涼しいというより、肌寒い感じまでする朝方の空気。
秋きぬと眼にはさやかに…云々、ですね。
先日栃木に用事があり、ついでに足を延ばして日光にいってきました。
ちょうど輪王寺さんは三仏殿が大改修の最中。
改修最中の屋根の様子なんて、なかなか見られるものではありません。
勇を奮っていざ空中回廊へ。
階段を上って進んでいくと、空中回廊ではビルの7,8階に相当する部分で屋根ふき作業を続けている様子を間近にみることができます。
すごい凄い |д゚) こんな高いところ、よく怖くないなあ・・・(*_*;
職人さんの手で、一枚ずつ丁寧に銅板が葺かれていきます。
冒頭の写真はその銅板瓦。2,000円で一枚を寄付することができます。裏面に願い事や夢を書くことができます。
さすが世界遺産の日光。外国の方の参拝が多いので、英語やフランス語などの願文も見られました。
次の大改修までの期間、三仏堂の屋根の上でご祈祷を受け続けることができるわけですね。
きれいに揃えて順番を待つ銅板瓦に、やね葺き職人さんの祈願主さんへの心遣いが感じられます。
こういうところも世界遺産だなあ・・・。
三佛殿を出て、東照宮を横目に見ながら常行堂をお参りし、三代将軍家光の大猷院へ。
大猷院さんの詳しい説明はこちらからどうぞ。
中学の修学旅行以来の日光ですから東照宮も参拝したかったのですが、人が多くて・・・で今回は大猷院。
お参りする方も多くないので、ゆったり落ち着いたいい雰囲気です。奉納された沢山の灯籠も苔むして、時代を感じさせます。
世が世ならば、こんなに間近にお参りすることなど叶わないこの場所。
将軍家のお墓にお給仕するお坊さんって、どんな気持ちだったのかな、などとふと考えてしまいました。
さて、1613年に開創された保田の昌龍寺。開創して405年。ですから、1617年に社殿が完成した東照宮より少し古い、ということになります。
だからというわけではありませんが、お仕事で昌龍寺に行って来ました。
百日紅が咲いて、気持ちのいい風が吹いて、コスモスが揺れて・・・こちらもいい雰囲気。
裏山の崩れた水路には大きな沢蟹も。
古い仏さま方の風雨にさらされたお顔の様子に、江戸時代から連綿と続く長い長い時間が刻まれています。
日光も昌龍寺も、みな同じ時間のなかの旅人です。私もまた諸行無常の一つのいのち。
帰り道、足を延ばして大山千枚田へ。そろそろ刈り入れ時。
写真を撮ったのは26日なので、今日(9月1日)あたりは、もう稲刈りが終わっているかもしれませんね。
今日はここまで。
さんぜのまなざし goo別院 1709