今年でもう26回目になる節分会。
東京から移転してきて、地元の方々や檀信徒の皆さまとの交流を目的に始めた節分豆まきも回を重ねてもう26回。
平成３年が初回。平成9年からは私が主催者として運営しております。ですから私の代になってもう21回目。
少しずつ少しずつ積み重ねてきた行事ですが、おかげさまで地元の皆さんにも認知され、豆まきといえば倫勝寺、と言ってくださる方が増えてまいりました。
ありがたいことです。
今年も藤島部屋の力士を迎え、三遊亭歌司師匠の監修のもと、賑やかに福笑い節分寄席と節分豆まき大会を開催いたしました。
こちらも今年で21回目になる「倫勝寺節分精進膳」
裏方の写真ですので整っていませんが、献立中のお漬物と吉祥昆布以外は全品、手づくり。
さすがに漬物は実家の母親の作る漬物にはかないません。
材料云々、気候云々・・というより、母親の味にはかなわないということです。
また、吉祥昆布（蛇腹昆布）は昆布の編み方がわからなくて作れません。
でも、作れるといっても大したことはありませんし、また、いくら作れても盛り付けや配膳や器出しの方がいないと召し上がっていただけないわけで・・
本当に多くの友人法友のかたの支えや手伝いがあって、お料理は皆さんの元に運ばれていきます。本当にありがたいことです。
上左の写真はお手伝いの方々のお昼ごはんの風景。右は和気あいあいの盛り付け風景。
ちなみに今年の献立は以下の通り。例年あまり変わり映えの無い献立で・・
平成29年2月3日 節分大祈祷会 点心献立（40名分）
一の鉢……盛り込み
鰆湯葉の蒲焼 はじかみ 大葉敷き 揚げ梅麩１ 揚げ芽くわい１（振り塩） 黒豆含め煮 金箔のせ
干し柿と干し芋のてんぷら 葉ワサビと大徳寺麩の白和え いちご
二の鉢……煮物 新筍 りんしょうガンモ蓮根入り 乾椎茸煮物 絹さやえんどう 金時梅人参
三の鉢……三つ葉と芹の青菜ご飯 三つ葉、芹、切り白ごま、薄揚げ
与の鉢……すまし汁 梅型絹豆腐 筍薄切り 松葉柚子 葉つき小蕪 刻み木耳
五の鉢……胡麻豆腐 三ツ星醤油 置き山葵 鶴型抜き大根 亀型人参
六の鉢……高野豆腐のとろろかけ 高野豆腐、長芋、トンブリ、キュウリ
七の鉢……香菜三品（房子特製） 白菜漬 青菜漬 赤蕪漬け
朱の碗……揚げだし豆腐 湯葉あんかけ（えのき、人参、生シイタケ、細切り湯葉） 刻みカイワレ おろし生姜添え
甘 味……吉祥昆布 白花豆（谷口甘納豆特製）
お茶………食前…大福茶（健康茶：結び昆布 梅） 食中…煎茶
お酒 みちのく六歌仙「山法師 純米吟醸」 白と赤のイタリアワイン
午後１時からは福笑い節分寄席が始まりました。
三遊亭伊織さんにはじまり、
柳家花ごめさん
半農半芸の達人、コントD51さん
すっかりお馴染みさんになりました、三遊亭司師匠
そしてトリは
エド山口さん
自身の作った六本木ララバイのお話しや、歌は世につれ世は歌につれ・・のいろんなお話し。楽しい2時間でした。
福笑い節分寄席を終えて、節分法要。
で、いよいよ豆まき大会です。撒くほうも受けるほうも「福は内！」
いつものことながら、かなり盛り上がります(^^♪
豆まきの後は福引。これも協賛各社の皆さんのおかげで、いいものがたくさん集まりました。
藤島親方にも福引をひいていただきました。今年、藤島さんからは浴衣の反物をたくさん景品にいただきました。ありがとうございます。
今年も事故もなく、寒くなる前に無事終了。
皆さんお疲れ様でした。
ご縁の繋がる皆様に、福が届きますように！
（冒頭の写真はヨシヒロ 法要中、豆まきの写真はibeさんからいただきました。ご協力ありがとうございます。）
今日はここまで。
