『1011』~thee michelle's night XX

DJイベント「ミッシェルナイト」開催告知ブログ🙂
~毎年この時期になると彼らを思い出さずにはいられないあなたに捧ぐ

イベントまであと12日

2006-09-29 10:07:08 | イベントカウントダウン日記
昨日はカウントダウンサボりました。
すいません・・・。

昨日は、ミッシェルナイト第一回目を行った新宿のレドクロスへ
一回バンド出演を申し込んで“振られた”(笑)バンドのライブを見に行きました。

THE キャブレターズさん。初期のミッシェルを髣髴とさせるストレートさと
パンクな感じ。昔のミッシェルさんを好きな人なら、誰しも
「うわ、懐かしい(笑)」と笑ってしまうミニ爆発ライブって感じで
個人的にかなり気に入っていて、どうせまた見に行くと思います。
気になる方は、ネットで検索してください。千葉LOOK拠点の千葉のバンドです。
かっこいい?とかはあのスタイルを貫いていれば、後からついてくると思える
バンドです。4人組。ボーカルがボーカルしかしないところがまた、最近にしては
良い。まだごつごつしてる部分とか、かなりPURE PUNKでわくわくします。
レッドクロスにまた来る時は、是非!

そしてこのバンドとなぜかペアでよく見る(実際バンド同士は仲がよさげ)
スキャナーズというバンドも、今夜は面白かった(笑)
実は、このバンドもミッシェルナイト出演交渉候補でした。
こっちは、3人組の・・・なんだろう。あれはガレージ??
ボーカルがあまりに気が抜ける話し方をするので、どうしてもイメージが
「ゆるい」音楽になってしまう。でも、多分今で言うピーズのような音楽だったかな。
とにかく、ライブよりMCの印象が強い、こちら埼玉出身のバンド。
合言葉は「グッジョブ!グッジョブ!スキャナーーーズ!!!」
ははははは。このバンドも是非見てください。好きな人は好きなはずです。
ベースボーカルさんが、激弱いチバのような風貌で、個人的には友人に超そっくり。
一緒に行ってた友達は「ミッチー?」といってました。
まぁ、たまには知らないアマチュアバンドを見に来るのもいいですよ!!
売れてるバンドが必ずしもいいバンドとうわけではないですからね。

自分の目で見て、「良い」と思える心を見る側も鍛えなくてはなりません。
バンドを育てるのは、「良い」といってくれるお客さんの言葉であったりする
訳ですからね。

はい。こんなうんちく話はミッシェルナイトには関係ないですね。
とにかくでも、ミッシェルにもこんな下っ端時代があったということを
思い出す我々だったりします。

というか、レッドクロスも3周年ですか。早いものですね。
思えば1年目のまだきれいな紅い花柄のこの店で
「ミッシェルナイトなんてやっていいのか?」と思いながら、もう
「絶対ここがいい」と決めて交渉に行ったのを思い出します。

今回の四ツ谷アウトブレイクもそうですが、「ここがいい」と思う何かが
毎回必ずあるんですよね。
2回目のミッシェルナイトの三軒茶屋クロームも、はじめて行った時に
「ここでイベントやりたい」とまず思いましたからね。
まぁ、それはミッシェルナイトで、というわけではなかったんですけど。

これまで沢山の会場に足を運んで、お客さんとして居心地の良い場所には
敏感になっております。レッドクロスは中でも特に気になる場所だったので
いまだにあの箱でイベントできたことを嬉しく思っています。

本当はレッドクロスでもまたイベントをやりたかったのですけど、今回の
四ツ谷のほうにより「運命」を感じたので、こちらにお願いにあがりました。

こんなどうしようもない一般人の申し入れを受け入れていただけて、毎年
開催会場には頭の下がる思いでいっぱいです。

我々のイベントでその会場のイメージが「あ、あそこか」といわれるように
なればこんな恩返しはないと思っております。

今回はこんな感じでミッシェル語りなしですいません(笑)

そろそろネタも尽きてきたかといわれてもしょうがないのですが・・・。

あ、そういえば去年、開催カウントダウン企画でやった
『解散後のメンバーを振り返る』の記事。期間限定UPだったのですが、見たい
人いますか?
去年のイベントのテーマが「過去と今」だったので思い切り振り返ってる
筆者の去年のかなり思いつめたコメントが読めます(サムッ・笑)。

文章には興味がなくても、メンバーのその昔の懐かしい写真が見れるというだけで
ちょっと人気があったヤツなんですが。

4つあるので明日から2日おきに出しましょうか。せっかくだし。
じゃあ、そうゆう事で。

日曜から順に記事あげてきますね。
過去ログ開くのも久しぶりで、個人的には嫌なんですが。なにせネタ切れ(笑)
ご勘弁ください。

では、明日をお楽しみに~。



ミッシェルの思い出③

2006-09-28 01:20:24 | 管理人から
本日は余りに睡眠不足ゆえ、またしても思い出写真特集!


カルトの頃くらいにラジオにて。初々しい。



ハイタイムツアー時に秋田の多分レコード屋さんにて。
キウ氏直筆。


渋谷タワレコにてトークショー。多分97年かなあ。
ベース氏の頭のサンタ帽と足の長さに注目。
そしてドラム氏のタワレコエプロン・・・・・。


ギア発売時渋谷HMVにて。
この頃渋谷はスクランブル交差点からHMV,タワレコとミッシェル看板だらけだった・・・

今日はここまで!
またネタしこんどきます・・・おやすみ・・・

あ、沖縄にもチラシ持参します・・・

イベントまであと14日(2週間!)

2006-09-27 04:52:17 | イベントカウントダウン日記
今日は、新宿ロフトで嬉しい事があった。

前に渡したミッシェルナイトのチラシが、雑多なラックの中から
ぽっこり顔を出していたのを見たから。
しかもそのフライヤーをきっちりゲットしてる人も見れた(泣)
ありがとう!!・・・持っていったあなた。
ミッシェル満喫させてあげますので、是非遊びに来てくださいーー。

それはさておき。
今夜は、噂のアベフトシの参加するNEWバンドの「CARRIE」(キャリー)を見に来た。

イベント出演だったのだが、このイベントにたまたま友人の知り合いのバンド(ドブロクといふ)が出るから一緒に行こうと声がかかった。
友人はアベの出演はよくわからずに誘ってくれたのだけれど、この時期に、なんて奇遇。
ライブ後に、ドブロクさんにもちゃっかりイベントのフライヤー渡して宣伝させていただきました。(図々しい)

で、キャリーだったんですが。実は前から一度は見てみたいと思っていた。
なんせ感想がどれも賛否両論だったから・・・。

まあ、駆け出しのバンドなので。アベのクオリティを中心に考えてはダメだろうなと
高をくくってましたが、見てみて・・・うーん。
完璧にダメではないけれども、耳の肥えたお客さんが「もういい」って言うのも分かる感じだった。

一人余裕があるのは、アベッキーだけ。
それに対して、飲み込まれないように懸命に気を張っている3人の気持ちが私にはひしひしと感じ取られた。
だからそんなに悪い印象はない。

どちらかといえば、アベが先生に見えた(笑)。
結構後ろを見ながら、前も注意しながらライブをやっていたから。
ダメな教え子?3人を連れて、アベはのびのびとギターを鳴らしていた。
同じ「大人」でもこういう引率の姿でアベがバンドをやるとは恐れ入った。

しかし、あのカッティングも音も健在だね~。参った。
その一音を聞いただけで、ミッシェルファンなら「ビクっ」としますわ。

元・ミッシェルで。こんな当時の音のままを続けているのはアベ・ウエノ両氏だけじゃないですかー。
いい意味でも、悪い意味でもバースデー組は大人びてしまったから。波がね…(苦)。

アベとウエノのハングリーな音はどんな環境に行こうが絶対基準なんだろうと思えたのは、ここしばらくバースデー組の進化に対して納得いってなかっただけに非常にアベのギターは嬉しくなってしまった。
その勢いで帰りに次のライブのチケットを買ってしまった(笑)
こんな事は滅多にない。
なんだろうか。アベ以外、知らない若者で構成されたCARRIEだから入りやすいのか?

ハルキ君以外知っている中年で構成されたバースデーの方が分が悪いということだな(笑)。

キャリーは、場数さえ踏めば「バンドの音」としてアベのギターが吸収されていい具合になるのではないかと感じた。

私は踊れるバンドが基本的に好きなので。耳で聞きながら、踊りそうになった自分にあとから笑ってしまった。
ボーカルとか演奏の力の足りない部分は気にならないが、アベのギターにしか興味を示さない一部のお客さんにいらだつメンバーの嫉妬的なアクションが、こちらにも感情を起こさせたんでね。
「いいねぇ」と。
ロックってこんな部分がないとね、やっぱり惹かれないのかも。

今夜は、一番最後に出てきたアベッキーのギターですべて吹っ飛びました。
あれは、本物。デキの悪い子ほど、可愛いのかも(笑)帰りの物販席で懸命にライブのチケットを売るキャリーのスタッフが居た。
そういうのにもちょっと印象が良かった。

いまさら調子いい話かもしれないですけど、ミッシェルナイトが終わったら、しばらくキャリーに注目してみようかなっていうくらいな興味がわいた夜。
やることいっぱいあるのに、うっかり午前様で帰宅。

イベント2週間前の大事な日なのに、DMメール送り損ねてしまいましたよ。
あーあ。  ・・・申し訳ないです。(苦)

ちなみに、右の画像はLOFTのバースペースの奥のソファの辺りに貼ってある、アベくんのミッシェル前のバンド・ストロベリージーン時のスナップ。
約15年くらい前なのかな??? さあ、どれがアベッキーかな?(笑)


イベントまであと15日

2006-09-26 02:49:53 | イベントカウントダウン日記

本日、わたくし大失態を演じまして。
このバンドのインストアイベントをスルーすると言う
営業にあるまじき失敗をやっちまいました。

…というか、やっぱり現役バンドの発売記念イベントに
「前のバンドの特集DJイベントやるのできてくださーい♪」
と言いにいけるほど自分の勇気も足りなかったというか。
(去年はちゃっかりロフトプラスワンのトークイベントには折り込みに行っていたくせに。)

キャロさんのこのアルバム、ウエノ先生があのエレジー以来のウッドベースを弾いているという話の結構な名作アルバムだそうです。

私は友人に頼んだ分がまだ手元に届いていないので聞いていませんが(だから渋谷で買えなかった)楽しみにしてます。

今日の大雨ですっかりうちで気を失っていた私。
明日はいよいよイベント2週間前という事で、DMメッセージ制作に追われています。

去年、おととしメールにてミッシェルナイト予約した方。
今年もそろそろお知らせメール行くと思いますので、もし気が向いた方がおりましたら
ご返送くださいませ。
折り返し確認メール送らせていただきます!!

一応、予約はイベント当日、ギリギリまでお受けしていますが(去年は駆け込みで10件くらい予約があり返信にあせりました)できるだけ早めにご連絡いただいたほうが、こちらも助かりますので、よろしくお願いいたします。

さて、今日は昨日聞いていた過去のミッシェル・ライブテープから
1997@日比谷野音でのライブのSONG LISTをお届けします。

懐かしい!というか、これが初期ミッシェルセミアマ時代の最後の空気かも
しれないですね。
自分は当時、クソ面白くもないライブに思っていましたが、今聞くと・・・
ミッシェル解散ツアーでやった曲がほとんど。
という事は、彼らにとっても思い出深い時代だったということなのでしょうか?

"WORLD STEREO LYNCH TOUR"
1997.05.17@日比谷野外音楽堂

COW5(未発表)
バランス
ランドリー
カルチャー

スロー
I WAS WALKIN'...
ブラックタンバリン
スピーカー

ブルーナイロンシャツ
スイミングラジオ
WHY DO YOU WANNA...
ストロベリーガーデン
カーテン
リリィ
ロマンチック

ゲットアップルーシー
ハスキー(未発表)
キャンディハウス
CISCO

【EN①】
ピーターガン~
夢のマイアミ
BABY PLEASE GO...

【EN②】
イートザテレビジョン


<感想>
まあこんな感じで。それぞれのMCは書けるはずがないくらいド長い。(笑)
クハラ・チバの掛け合いMC。話すぎってくらい喋る二人。
正直、今聞いてたらこんなMCの若者うぜー(笑)

でも、演奏とか歌とか。やっぱりまだモッドのにおいがして好きです。
誇りっぽい、小さなライブハウスに似合うthee michelle gun elephant。
この中でぐっときたのはランドリー。
外で聞くランドリーは格別でした。



イベントまであと16日

2006-09-25 04:16:15 | イベントカウントダウン日記
今日は特に外に出てやることはなかったので自宅で作業。
夜中にならないと時間が取れないので、今が一番のっている(笑)

今回イベントをやるにあたり沢山の人と関わる事になってしまった。
我われは、なんてこたないただの いちミッシェルファンなのだが、
彼らのファンでそうゆう事に関わっていることに対して
初めの頃は「ただのミーハーなのね」というような目で
見られていたのが、最近、フライヤーを見て
「がんばるねぇ。俺も好きだからミッシェル。がんばってね」
とか言われるようになる。それに驚く。

彼らはもういないのに、いまだに時代錯誤もいいことに?ミッシェルを
掲げている自分達にまでそんな優しい言葉がかかるようになっている。

過ぎた事だからかもしれないが、元メンバーさえも余り気にせずに
周りにミッシェル時代の話をさせてくれる。

新しい人生を歩み始めた仲間が多い中で、いまだに同じ道の上
を歩いている我々の姿に対して、かつては憎まれ口ばかりを
きいて、邪魔にしか思ってなかったはずの一部の彼らの関係者達が、
こっちを笑って見ながら「お前らまだ居たの?」あきれて
ちょっと懐かしみながら見たりしたこともあった。

こっちからみたら、向こうとの関係は変わらないままなのに
向こうからの距離はもはやどうでも良くなってきているらしい。
我々はそれになれないままにここまで来てしまった。

昔から見てこようが、つい最近からミッシェルを知ろうが
ファンとしてやる事はいつだって一緒。
それが変わらない限り、ファンはいつまでも続けられると
信じているから、いまだにメンバーの事はよくわからない。

だからイベントを続けてこれたんだと思う。
お客さんの輪の中で、メンバーを見つめるお客さんの姿を
メンバーよりも身近で見続けてきた自負があるから
「ミッシェルファンのためのイベントをやりたい」
と思ってイベントをはじめた。
なんで、ちょっとやそっとではめげてられない。

なんせ、解散直後よりもミッシェルさんの音楽をリスペクト
する若者が増え続けている気がするから。
3年目だからって手が抜けない。
そのことは今回のイベントに際してすごく知ることになった。

私がバンドを探している時に、ふと漏らした
「ミッシェル。みんなまだ好きなのかなぁ、って思うんですよね」
という言葉に
「ミッシェルみんな大好きに決まってるじゃないですか!」
「バンドやっててミッシェル嫌いなバンドマンなんていませんよ!」
と力いっぱい否定された。…あっけにとられるくらいの勢いで。

それを聞いてちょっと胸が熱くなった。
「ミッシェルすげー。」と思わずには居られなかった。

さらに
「でも、ミッシェルぽいバンドとかっていまだにみないから
 あんまりリスペクトとかされてないのかなとか思って・・・」
というと
「ミッシェルがすごすぎるの分かりますから。真似したって
 ミッシェルになれないの分かりますから。やりたい・・・というより
 出来ないんです。」

・・・それを聞いてカルチャーショックをうけました。
彼らはこれほどまでに次の世代に認められていたのか、と。
思わず「あ、ありがとうございます。そこまで言ってくれて」と
言ってしまいました(笑)。

そして思いましたよ。
「よかったじゃんミッシェル。きみらが居た意味はあったんだよ。」と。

私らは、まだ小僧のミッシェルから見続けてきた。
そのまま最後まで一緒に生きて、見届けた。
だからこそ分からなかった部分があった。
その存在した意味・・・。

でもこうしてかれらが去った後に彼らの伝説
を知る若者達が、きちんとしたビジョンで
ミッシェルをとらえてくれている。

彼らがいたから知りえた可能性もあっただろう。
彼らの居た意味を分かるから、我々のイベントの意味も理解してくれたんじゃないかと思う。
それを今回知ることが出来たのは大きい。

ミッシェルが落としてったタネからはもう芽がふいているのかもしれない。

ミッシェルが、その時代に好みの音楽がなかったから自ら進み出てきて
時代を作ったように。
今、次の世代がまた同じことを始めようとしているのかもしれない。

「ミッシェルガンエレファントのように。」

彼らのかっこよさを壊さないように、ミッシェルはすばらしい目標になっているらしい。
それはファンにとってもすごく嬉しい事だと思った。

私はあの3年前の解散の日に、この日のがミッシェルのバンドとしての敗北を意味する日ではないんだと心のどこかで強く思っていた。
終わりではない、と。終わるわけがないと。

今回のことでやっと幕張を乗り越える事ができた気がする。

10/11に意味なんてない。ミッシェルは終わっていない。

これからも続く新しい時代のバンドマンにミッシェルの解散はどちらでもいいこと。
その音楽があれば彼らを知ることが出来る。
彼らが居た事、彼らが残したもの。そっちをリスペクトすることの方が大切。

もう当日は、ミッシェルの音楽を死ぬほど楽しむしかないわ!!!