夏のシーズンフジテレビの月9は、新川帆立の同名小説で“競争の番人”こと公正取引委員会を舞台にした痛快エンタメミステリーの実写化。坂口健太郎X杏主演「競争の番人」第10話「宿命の戦い、ついに完結! 藤堂の恐るべき計画とは!?」見ました。
小勝負(坂口健太郎)や白熊(杏)らによる談合の証拠探しは時間との闘いに。六角(加藤清史郎)から、藤堂(小日向文世)に関するある情報を得た小勝負は、今回を逃せば二度と藤堂を検挙できなくなると決意を新たにする。そんな中、藤堂の元上司・北沢(野添義弘)に会った小勝負は、以前の藤堂が国の発展のためには競争が必要だと、現在とは真逆の考えを持っていたと知る。
藤堂がなぜ談合に手を染めるようになったかをきちんと描くことで、これまで小勝負が復讐することの意味を対比させましたね。談合の場所を特定出来たのも小勝負の記憶力とダイロクのメンバーの地道な調査によるチーム力、弱い公取でも巨悪を倒せることを証明出来て、愉快、痛快、爽快でした。今回が最終回で全く問題なかったかと思うのですが、次回、最終回は、何を描くのかな…期待より不安の方が大きい。
☆☆☆3/4