原泰久のコミックを実写映画化した「キングダム」の続編で、春秋戦国時代の中国で、秦の玉座をめぐる争いから半年後、大将軍を目指す信が初陣に挑み、羌カイらと共に隣国・魏との壮絶な戦いを繰り広げる「蛇甘(だかん)平原の戦い」のエピソードを描く歴史アクション山崎賢人X吉沢亮X清野菜名主演X佐藤信介監督「キングダム２ 遥かなる大地へ」見ました。
春秋戦国時代、中華の西方にある国・秦。身寄りのない信(山崎賢人)が若き王・エイ政(吉沢亮)に協力し、玉座を奪還して半年。隣国の魏が秦に侵攻を開始する。秦軍に歩兵として加わった信は、子供のような姿の羌カイ(清野菜名)らと共に伍(5人組)を組むことになる。決戦の地・蛇甘(だかん)平原に到達した信たちだったが、戦況は絶望的な惨状だった。
やばい、好きだわ、これ。3年前に「キングダム」を見た時は、古代中国の春秋戦国時代末期における、戦国七雄戦争を背景に、中国史上初めて天下統一を果たした始皇帝とそれを支えた武将李信を主人公にした原泰久原作漫画を実写化なんて、キワモノだろう、若手イケメン俳優や美女にコスプレさせて、ファンを映画館に呼び込み金儲けしようとする匂いぷんぷんで斜に構えて見たのですが、びっくりするくらい良く出来ていて、ワンオクの主題歌を含め、チャンバラ大好きの血が騒ぎまくり、続編希望とブログにも書いたのを思い出しました。先月封切り時に見に行く予定でしたが，時間が合わずに今まで見るのが遅れました。とにかく面白い❗️何より、信にとっては初の戦さになった蛇甘(だかん)平原の戦いを描いたこの作品、山崎賢人ファンじゃなくても、前作同様彼のカッコよさが存分に見れますし、新しいキャラ羌カイを演じる清野菜名ちゃんのキレキレのアクション、まるで、舞を舞うように人を斬ってゆくシーンに鳥肌が立ちまくり、拍手喝采❗️大好きな王騎将軍も出てきてくれたのは良かったのですが，信の初陣に戦場に出た、ひょう公将軍演じるトヨエツと顔を塗っただけの魏の呉慶将軍演じる小澤征悦、２人の存在感が半端なかったな。今作のマイ助演男優賞は、間違いなく縛虎申を演じた渋川晴彦かな。素晴らしかったな。惜しむらくは、賛否両論あるかと思いますが、ミスチルのエンディングテーマは、良いバラードですが、この映画ではミスチョイスと感じました。
☆☆☆☆1/4
