「君の名は。」「天気の子」などの新海誠監督が、“災いの元となる扉”を閉めるために旅をする少女の姿を描いたアニメーション、原菜乃華X松村北斗CV「すずめの戸締り」見ました。
九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、”扉”を探しているという青年、宗像草太に出会う。草太の後を追って山中の廃虚にたどり着いた鈴芽は、そこにあった古い扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で扉が開き始めるが、それらの扉は向こう側から災いをもたらすのだという。鈴芽は、災いの元となる扉を閉めるために旅立つ。
今、世界のどこかで起きている戦争や、突然日常の世界が壊される天災やコロナ禍の中、生きていること、生かされていること、「行ってきます」や「おかえり」「ただいま」あたりまえの日常の幸せがどれだけ大切なのか、オープニングから意味深で新海ワールドにどっぷり。時空を超えた世界で、さまざまな小さなエピソードが、形をつけて物語が明らかになってゆく姿、ラスト30分は、鳥肌立ちまくりでした。風化してはいけない僕たちが忘れてしまいそうなあの時。しばらく席を立てませんでしたね。興奮しすぎたのでもう1回冷静に見ます(笑)
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