JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

行ってみたい

2015年01月06日 23時44分38秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
高砂に梅ヶ枝湯という銭湯があるらしく、その特徴的な外観から「ハウルの動く城」ならぬ「高砂の動かない城」と言われているとかいないとか。

一度行ってみるか。なんといまだに薪でお湯を沸かしているらしいよ。

基本的に銭湯に行く場合は温泉銭湯で、非温泉系の銭湯は理由がないと行かないのです。例えば、家から近い、飲み会の前に店の近くでサッパリしたい、なにか特徴がある(外観、内装、設備)、など。

俺はマニアックなものが好きなので、こういう激渋な銭湯ってのは好きよ。

そう考えると、循環ろ過&塩素注入ということで避けていた道後温泉本館も、一度くらいは行った方が良いのかもしれない・・・歴史を味わいに。


そういやこんな記事があったので、思うところをさらっと。

温泉はあなたが思っているより汚い、日本旅行で見落としがちな5つの“衛生死角”とは?―台湾メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150105-00000005-xinhua-cn&pos=3


1、公衆浴場―不特定多数の人が入浴するため、病原菌の温床になりやすい
→ ありうる。手入れされていないと感じた銭湯には二度と行かないことにしてます。

2、古い旅館―畳やカーテン、寝具などは長い間取り換えられていない
→ 掃除されていればそれでいいと思いますね。見た目ではなく手入れされているかどうかが重要です。

3、共用スリッパ―非常に汚いので、避けられない場合は靴下を履いた方がよい
→ カプセルホテルとかのは、俺も結構抵抗がありますね。だからこそ基本的には裸足で履きます。

4、温泉―湯は汚いので体に傷がある場合は入らない方がよい、子連れの場合は汚い湯を飲ませないよう気を付けて
→ そりゃ中には汚い温泉もあるということです。基本かけ流しの温泉に限りますが、俺は湯船のお湯を口に含んで味を確かめることはままあります(蛇口や注ぎ口があれば、もちろんそこから飲むけど)。まあ耐性の問題もあるんじゃないですかね。あまり考えすぎると、プールに顔浸けて泳げないじゃないですか(笑)

5、お札―両替所をはじめ、日本には至る所に速乾性アルコール消毒液が置いてある、見かけたら使ってよい
→ 紙幣や硬貨が汚いのはどこの世界でも同じです。

初風呂

2015年01月01日 08時10分33秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

今年の初風呂はどこにしようかな、と思ったら、大晦日~元旦はJRがオールナイト営業なのね。というわけで、5時からやってる灘温泉水道筋店に行ってきました。

到着したら4時50分。すでに客が何人か並んでいました。55分過ぎに開店。先着何名か知りませんが、五円玉を結えたオリーブの小枝を頂きました。

浴室には3~4番目くらいに入ったのですが、みなさん加温槽に入ったり身体洗ったりしていたので、2015年・灘温泉水道筋店源泉槽一番乗りの栄誉(?)に浴しました。

暖まらないからすぐに出たけど(笑)

2時間半ほどで店を後にして、現在帰宅中。めちゃくちゃお腹すいたなぁ。

久々に山空海温泉へ

2014年09月21日 21時55分06秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
今日は自転車で山空海温泉に行ってきました。そういや温泉体験記、書くと言いながら全然書いてないね。2万字分くらいの草稿をストックしてますけどね(笑)

全体ルートはこんな感じ。間違えて引き返したところまで忠実に再現w

甲子園口~山空海温泉~甲子園口(クリックでルートラボに飛びます)


一の鳥居から国道477号線をひたすら進み、妙見口を越えて黒川から北摂里山街道に入るところ、今日は直進。

なお477号線は先の台風11号による大槌峠の土砂崩れのため、黒川あたりから野間稲地は基本的に通行止め。俺は・・・自己責任で走りました。ここで落石や土砂崩れに巻き込まれても、誰にも文句は言えんとです(´・ω・`)。それにしてもこのルート、初めて通ったんですが、坂嫌いの俺が山を登っていて初めて気持ちいいと思った道でした。走りやすいうえに景色がとても良いんですよ。

そして野間稲地の交差点から府道4号線に入り、交差点のすぐ近くにある野間の大ケヤキを見学。国の天然記念物なんです。春にこの前を徒歩で通ったときは華麗にスルーしたんですが、今日はちゃんと見ておこうと。

全景


大きいから引かないと全体が映らないんだけど、そしたら今度は電線が(苦笑)。多分どっかにベストポジションがあるんだろうけど、めんどくさいからこれでいいやw




ごらんのとおりご神木です。写真ではなかなか太さが伝わりにくいんですが、幹回り14mあります。

説明(クリックで拡大)



 - 推定樹齢1,000年以上
 - 幹回り14m
 - 高さ30m
 - 枝張り南北38m
 - 枝張り東西42m


ケヤキとしては大阪府下最大、全国でも4番目に大きいそうです。

とまあ、樹だけ見ててもすぐ飽きるので、一服して出発。西に3km弱走って山空海温泉に到着し、1時間半ほどゆっくりしました。相変わらずここのお湯は最高です。疲れた身体にしみわたり、明らかに現在進行形で体力回復中なのが実感できました。あまりの気持ちよさにヘンなうめき声が無意識に出まくりです(笑)

途中で5人くらいの団体客(温泉好きの集まりっぽかった)が入ってきて狭くなってきたので適当に切り上げて、まっすぐ西宮に帰りました。なんかもう、帰り道ずっとお腹すいてました。

でも往路、伊丹のマクドで950kcal摂取して、おやつにプロテインバーやドライフルーツも食ったりで総摂取カロリーは1,200kcalは余裕で超えてたし、水分もたくさん飲んだし、なんであんなにお腹すいたのかな。ってよくよく考えてみたら、今日の消費カロリーは2,000kcalくらいありそうだな。

帰宅したらなんと胃酸過多による腹痛に悩まされる始末で、とりあえずキャベジン飲んで回復。

ちなみに70km走って風呂にも入ったとはいえ、帰宅後の体重(※)が前日比-2.3kg!まあ減った分のほとんどが水分でしょうから明日になったら戻っているとは思いますが、それにしても、です。

※毎日夕食前に測定。

体重グラフ


ダイエット中なので、こんなグラフで体重管理してます。これを妹に見せたところ「キモっ!男でこんなんやってるのがいると思わんかった!」と不評でしたが、理系脳としては当たり前の事。そもそもこれくらい意識しないと体重なんて減りませんぜ。

しかしこれ、どこまで落とそうかね。俺の身長で日本人の平均体重が64.6kgらしいんですけど、骨格から考えてそこまで痩せたらちょっと・・・って気がする。下腹はへっこまないくせに。そもそも夏期ダイエットは毎年の「恒例行事」で、つまり翌年の春先には元に戻ってるんだよね(笑)。今年はあまりリバウンドさせないように頑張ろうかな。

別府の旅~現地0泊、船中2泊 <その2>

2014年09月19日 01時37分27秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
前記事からの続きです。


現地に着いたら当然汗だく。フロントの気さくな女性に自転車をどこに停めたらいいか尋ねて、その後しばし歓談。「お兄さん、使って悪いんやけど、あの靴箱の上にある花瓶、前のほうに出してもらえんやろか。手が届かんもんで」といきなりジャブ打たれました。しかしいいなぁ、このやりとり。素晴らしいですこのまったりとした雰囲気(笑)。フェリーで兵庫県から来たというと弾丸のことを知ってました。で、フェリーのチラシを見せたら100円引きだったらしいんだけど、あいにく持っていなかった・・・けど特別に割り引いてくれた。ありがとうございます。「自転車で登ってくるなんて信じられん」みたいなことを言われたけど、俺だって好きで登ってきたわけじゃないさ(笑)

ここもいろいろと勝手の良くわからない施設でしたが、ひとことで言うと外観も館内も昭和の香りしかしない古い施設です。だがそれがいい。湯治場的な匂いを醸し出し期待が高まります。とりあえず貴重品ロッカー(100円)に財布とスマホを預け、脱衣所へ。しかし脱衣所に行くまでがなかなか遠い。ようは施設が広いわけです。

服を脱いで、ひとまず脱衣所に隣接する内湯の「コロイド湯」に入浴。続いて階下の「鉱泥(どろ湯)大浴場」に。これは足だけつけてパス。もう一度階上に戻って露天の「滝湯」経由で「むし湯」へ。むし湯は天然のミストサウナなわけですが、これが強力で非常に良かった。そしてメインの露天「鉱泥大・小浴場」へ。大浴場は思っていたより泥の堆積が少なく、また粒子も荒かった。以前テレビの温泉番組で見たときは素晴らしい露天だと思ったんだけど、ちょっと期待外れ。小浴場は大浴場よりも泥が多く、また粒子も粘土状でしたが、こちらは枯葉などの堆積物が多かったなぁ。でも泥を顔や首に塗りたくって楽しかったです。

なお露天の大・小浴場は混浴なんですが(簡易な柵があり男女間は行き来できない)、惜しむらくは露天に入ってくる女性客がほとんどいなかったこと(笑)。いや、混濁した泥湯だから身体なんて見えないんですよ。だけどさ、なんか柵越しに顔見ながら世間話とか温泉話とかしたかった。別にそれが目的でここに来たわけじゃないけれど、それもまた混浴という立派な温泉文化だと思うのですよ、真面目な話。真面目な話。大切なことだから二回言いました。

ただ、どうもやはり女性目当てっぽい男性客(いわゆる混浴ワニ)も数人おり、明らかに女性見たさのポジショニングで長湯してたよ。気持ちはわからんでもないけど、不自然。醸し出す雰囲気が暗すぎる。つまり超かっこ悪い。タオル1枚身体に巻いて少し恥ずかしそうに露天の周りを歩いていた若い女性の方が8万倍くらいかっこよかったね。

というわけで露天は早々に切り上げ、滝湯(ぬる目の湯加減が気持ちよかった)とむし湯を交互に楽しんで、最後に白湯で身体を洗って終了。ここはシャンプーやせっけんの類は使えませんのでご注意ください。

で、着替えて休憩所に行き、壁に貼っている口上や温泉の紹介記事を読んでいたら、どうも俺が軽くスルーした内湯が一番泥々しているらしい。入らずに帰ったら後悔するなぁ・・・と脱衣所に戻り、再度服を脱いで内湯に直行。「うーん、あんまり泥ないやんけ、嘘ばっかり」と思っていたら、いやいや、ありました、泥。しかも超なめらか。基本的には柱の周りとか、浴槽の隅っことか、溜まりやすいところに溜まっておりましたよ。ここポイントですよ。溜まりやすいところに溜まる。お察しの良い方なら、現地で浴槽につかりながら、それがどこなのか気付くと思います。あからさまなルール違反はダメですよ。だけどここは泥湯なので水面下は見えないのです。乗り越えてはいけない。だけど脚だけくぐるなら許容範囲。これ、ヒントです。

というわけで泥に足首まで突っ込んで、顔や首や腕に塗りたくって30分ほど泥湯を堪能。内湯は特に成分がきついようで12歳以下お断りとのこと。たしかに成分表示(温泉分析表にあらず)にはpH2コンマいくつ(正確な数値は忘れた、とにかく3以下)との表示されており、少し酸味のある硫黄泉でした。

本当は水虫治療室という足湯(?)も体験したかったのですが(笑)、時間がないのでパス。しかし最後の内湯は本当に良かった。わざわざ入り直して正解でした。

フロントに戻ると例の女性従業員さんが「お兄さん、この後はどうすんの」と言うから「ワニでも観に行きますわ」と答えたら、笑って「今から行ったら全部回れるで」とのこと。いや、8ヶ所全部はいいや。とりあえず「行ってきま~す!」と保養ランドを後にしました。この時点で15時くらい。下り一本だから次の目的地の鬼山地獄まではあっという間でした。

鬼山地獄は通称ワニ地獄。地熱を利用してワニを飼育しています。爬虫類マニアには有名な初代「イチロウ」というクロコダイルの剥製を見ましたが、正味5mであの胴回り、やっぱり巨大動物ってのは長さよりも太さに驚きますな。あれが7mクラスになったらどんなことになるんだろうか。

イチロウ


イチロウの紹介


マレーガビアルの骨格標本


ワニのおはなし


2代目イチロウ


2代目イチロウの紹介


そういや、14時半に行われる餌やりがまだ終わっていなかったので、ゆっくり見ることができました。なかなかの迫力でしたよ。

鶏を食べるワニ


その他ワニ画像(1)


その他ワニ画像(2)


続いては近くにある白池地獄に。子供の頃に来たときは併設の熱帯魚館に大きなピラルクーがいたんだけど・・・うん、なんかしょぼい!これで入場料400円はぼったくりに近いと思いました。したがって写真はありません。

さて、あとは出港まで2時間半程度。とりあえず後々困らないように、10号線まで出てフェリー乗り場の位置を確認。「九州横断道路入口」交差点からすぐでした。

別府温泉保養ランド~別府港フェリー乗り場(図をクリックするとルートラボに飛びます)


この時点で残り2時間ちょい。どうしようか。

というわけで、市営の共同浴場である竹瓦温泉に。港から自転車で10分程度。立派で趣のある木造建築です。しかも入湯料がたったの100円。素晴らしいです。

竹瓦温泉(別府市の公式サイト)
https://www.city.beppu.oita.jp/01onsen/02shiei/04takegawara/takegawara.html
竹瓦温泉(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E7%93%A6%E6%B8%A9%E6%B3%89

いやがうえにも期待感が高まりましたが、結局入湯はせず。なぜか。詳しくは書きませんが、ここは立地が悪すぎるとだけ言っておきます。どういう意味で悪いのかは行ってみればわかります。なにかと誘惑が多いのです。旅行で開放的になっているところに魔が刺すのです。

・・・結論だけ申しますと「スッキリして」港に向かって漕ぎ出しました(爆)

港についたら自転車をバラしてパック詰め。ブロンプトンに乗って弾丸で温泉巡りをしてきたというお兄さんにちょっと手伝ってもらいました。どうもありがとうございました。別府温泉保養ランドや竹瓦温泉にも行ったそうです。だいたい似たようなルートですな。

そのあと土産物屋でお土産を買い、自宅に宅配の手続きを。輪行でこれ以上荷物は増やせません。そのあと乗船手続き(※)を行いましたが、人が一杯で出港時刻近くまでかかりました。

※当然のことながら、往復プランでも乗船手続きは必要です。

乗船後は往路と同様、自転車を置いて部屋を確認し、そのあとデッキに出てみました。

夕暮れの別府湾(1)


夕暮れの別府湾(2)


特徴的なシルエットはエテ公で有名な高崎山です。

そうこうしているうちにおなかがすいたのでレストランに。さすがに満員だったのですが回転率もよく、5分ほど待ったら席に着けました。昨晩に引き続きバイキングを食べてお腹いっぱいになりました。

バイキング


そしてこの日7度目の入浴。朝夕のフェリーで2回、いちのいで会館で1回、保養ランドで2回。え、計算が合いませんか?察してください。

入浴後は早々に寝ました。いびきの客もおらずぐっすり眠れましたよ。隣のおばちゃんがこっちの領地に侵食してきたのは閉口しましたが。

流石に疲れていたのか、朝起きたらけっこうな時間です。顔を洗ってたりしているうちに定刻入港。フェリーを下りたらATCです。「トレードセンター前」→「コスモスクエア」→「阿波座」→「野田阪神」と地下鉄乗継。地上に出て自転車を組み立て、朝マックを食って2号線を西宮まで走り、8時半ごろに帰宅しました。

竹瓦温泉ではアレなオチまで付きましたが、弾丸とはいえフェリーに2泊もでき、別府の街をポタリングしながら温泉やワニやナニやら、非常に充実した旅行でした。


大分港から別府港までの全ルート_2014.09.14(図をクリックするとルートラボに飛びます)



しかしまあ本当に別府は温泉王国、温泉マニアの聖地みたいなところでした。なにせ1日の温泉湧出量(※)が公称137,000キロリットル。13万7千トンですよ。別府八湯というくらい、市域の至るところに温泉があるんですから。というか温泉地帯の上に街が作られてると言った方が正しいのかも。

※自噴量は草津温泉がTOPだけど、動力湧出まで合わせた総合湧出量はダントツで日本一。

例えば箱根は行ったことがないんだけど、箱根7湯だの8湯だの20湯だの言いますよね。イメージ的には山の中に分散した個々の温泉地があって、それらの集合体が「箱根温泉」って言うのかな。それぞれが独立しているというか、町や村の集合体というか。違っていたらごめんなさいね。

別府の場合は、まず別府というひとつの街があって、ここは別府温泉、あそこは鉄輪温泉、みたいにいろんなエリアがあるみたいな。だから「街全体がまるごと温泉地」という印象を受けました。

ちなみに、この13万7千トン/日という数字がどれだけ凄いかというと・・・

例えば神戸市の世帯数は684,183世帯(平成22年度国税調査)なんですが、全世帯に家庭用平均サイズの200リットル浴槽があったとして、そのすべてに毎日お湯を供給できるという強烈な量です。

おまけに湯質も施設もバリエーション豊富。なにせ療養泉の泉質11分類(※)中、じつに10種類までをラインナップしているんです。実際には、入浴用途で使われていないだけで残りの1つである放射能泉まで湧出しているらしい。しかもモール泉まで湧出している始末。なんじゃそりゃ~!!!

※療養泉の分類
 - 単純温泉
 - 二酸化炭素泉
 - 炭酸水素塩泉
 - 塩化物泉
 - 硫酸塩泉
 - 含鉄泉
 - 含アルミニウム泉
 - 含銅-鉄泉
 - 硫黄泉
 - 酸性泉
 - 放射能泉

【参考】別府温泉の泉質(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A5%E5%BA%9C%E6%B8%A9%E6%B3%89#.E6.B3.89.E8.B3.AA
【参考】モール泉(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%B3%89

マジで地元の皆さんがうらやましいです。

そういえば驚いたのは、人口(12万人)に比べて市街地の規模が大きいことです。温泉ホテルや高層マンションが林立してるし、高いタワーもあるし、商業施設も大きい。もちろん街全体が斜面の上に立っているから広く立体的に見えるってのもあるんだろうけど、一部で「地方最強の10万都市」と言われるのもうなずけます。年間1,000万人の観光客を受け止めるだけの規模ってことですよね。

今回の弾丸フェリー、船中2泊の「ほぼ日帰りプラン」とはいえ、往復1万円は大変お得なのでまた時間があれば行ってみたいと思います。たとえ毎週末行っても飽きることはないだろうな。今度は竹瓦温泉や駅前高等温泉を含め、市街地の公衆温泉を巡りたいと思います。


【参考】逆襲のさんふらわあ!秘策の0泊3日弾丸フェリーが人気
http://matome.naver.jp/odai/2136117503680070101?&page=1

俺がフェリーが好きなのは、新幹線や飛行機では味わえない、ゆとりある時間が味わえるからです。何度も言いますが、たまには海から陸を眺めたり、海の上から星を眺めたりするのも良いものですよ。

弾丸フェリーは関西⇔九州が1万円ですから、やはり非常に人気らしく、ツーリスト(雑魚寝)部屋が思っていたより混んでいました。だから次行くときは12,340円のツーリストベッド(8人とか12人とかの相部屋で2段ベッド仕様)プランにしようかな。片道1,170円の追加で格段に快適になると思います。

別府の旅~現地0泊、船中2泊 <その1>

2014年09月19日 01時37分17秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
そもそもこの別府旅行、ホントに思い付きなんですよ。

船に乗って自転車でどっか行こうと思って、金曜日の昼休みにいろいろ調べてたんですよ。ジャンボフェリーで高松行って、徳島から和歌山に渡って帰ってこようかな、とか。またしまなみ海道走ろうかな、とか。

で、たまたまさんふらわあのHP見たら弾丸フェリーの案内があって。

だけど行動時間が限られてるから、自転車メインではなく温泉メインに切り替えて、移動手段として自転車を積んでいこうと。

どうやら24時間前(というか前日の20時まで)に予約をしないとダメみたいだから、とりあえず金曜日の晩に予約センターに電話しました。

■さんふらわあHP
http://www.ferry-sunflower.co.jp/
■弾丸フェリーのサイト
http://www.ferry-sunflower.co.jp/dangan.html

■弾丸フェリーのルール
▽現地0泊。今回は土曜の晩に出て日曜の朝につき、日曜の夜に出て月曜の朝に戻ってくるパターン。
▽旅客のみなら雑魚寝往復10,000円(週末などの特定日)。バイクプランは雑魚寝往復12,860円。
▽雑魚寝(ツーリスト)以外にもプランはいろいろあり。
▽自転車にバイクプランは適用してくれない。分解せずにそのまま積んだら自転車料金として片道2,970円必要。分解して輪行バッグに入れたら手荷物扱いで無料。
▽輪行バッグに入れた自転車は所定の場所に置けるので部屋に持ち込まなくて良い。
▽往路と復路は別ルートでも良い(神戸⇔大分or大阪南港ATC⇔別府。志布志便はダメ)。
▽キャンセル料は出航前までに連絡すれば無料。

さて今回は時間の制約もあり、温泉巡りとはいえたくさんは回れない。というわけで「ここだけは行く」という2か所を選んで、あとは気任せ風任せ、ということにしました。とりあえずGoogleマップ&パワポの鬼と化し、簡単な地図を作成。斜度とかそういうのは土曜日に調べよう、と(これが大失敗)。

で、土曜日はまず輪行バッグを買いに行こう・・・と朝起きてのんびりしていたら、携帯に電話が。緊急の仕事です。仕方なしに昼前から事務所に行き、16時半まで仕事。もうフェリーはキャンセルしようかと思ったけど、とりあえず頑張ってみることに。お世話になっているショップには行けそうにもないので芦屋で途中下車し、RWさんで輪行バッグを購入。前輪だけ外すタイプのタイオガのコクーン。あとはフロントフォークのエンド金具も購入。なおコクーンはお店に在庫がなくて、店員さんが気を利かせてわざわざ向かいにあるまったく別の自転車屋に残っていた1個を取りに行ってくれたんです。儲けゼロですわ。なんて親切な・・・ありがとうございます。

帰宅して、ちょっと埃のたまっていたクロスを清掃&注油。前輪を外すのに四苦八苦。CLIXのクイックリリースは簡単なはずなんだけどなぁ(苦笑)。でもって説明書に従って前輪をフレームに括り付け、カバーを被せる。これが上手くいかない。ロードと違ってハンドル幅があるうえ、タイヤは32Cとでかい。そしてスタンドまで付いている。つまり自転車のサイズがバッグの内寸パツパツなんですわ。もう苦労して苦労してなんとかファスナー締められたときはひと安心でした。フォークの先っちょが当たるところに穴空いたけど。。。

時間がないので公共機関を使うと到着がギリギリになるため、家人に頼んで六甲アイランドのフェリー乗り場まで送ってもらった。RWから事前に電話は入れて確約取っていたんですが(用事があるので出かけたいのに、と文句言われましたが)、じつは同じような時間帯に客人が来ることをすっかり忘れていたようで(ってことは俺がお願いしなければ留守にしていたのね)、なんだかわちゃわちゃしました。とりあえず予定通り出発できました。

しかし芦屋から六甲アイランドまで、高速930円(現金)って・・・狂ってますよね。距離たったの4.4kmですよ。

30分ほど前に乗り場に到着できたけど、こっから乗船名簿書いたり手続したり。カウンターは客が多かった。弾丸フェリーの需要が多いのかな。家人は久々のフェリー乗り場に軽く興奮したのか?、わざわざ乗り口までついてきました。中学生の保護者じゃあるまいし・・・恥ずかしかったw

さて乗船してフロントにて自転車を置く場所を訪ねると、階下に案内されました。普段は客が通らない通路の壁沿いに自転車が並んでました。みなさん輪行バッグの肩紐を手摺に括り付けて・・・なるほど。俺も真似して空きスペースに駐輪。ちなみに22時以降(だったかな)は立ち入り禁止の区域なので、忘れ物には気をつけましょう。

それからツーリストルーム(=雑魚寝ルーム)に行き、自分の席を確認。結構混んでいて、俺の隣にも先客がいらっしゃいました。リュックを置こうと思ったけど、なんかみなさんバタバタしているので、とりあえず何も置かずにレストランに。

レストランはドリンクバー付きのバイキングで1,540円。おかずはローストビーフや刺身、焼き魚、鶏天、中華、おでん、焼きチャンポン等々2~30種類くらい。この他にサラダや味噌汁やスープ、白米、カレー、フルーツ他デザート。チョコレートファウンテン(っていうんでしたっけ)もありました。たくさん食べたい方にはとてもお得な内容ではないでしょうか。

バイキング


混んでいたので相席となりましたが、こちらの方も弾丸利用のご夫婦。旦那さんの実家が大分だそうで。「以前は車を積んでいたけど、大分でレンタカー借りた方が安いからね」とか、温泉の話とか、いろいろ楽しいお話を聞かせて頂きました。ありがとうございました。

そして腹も膨れたので大浴場に。湯船が2つの、まあ普通のお風呂。ボディソープとシャンプー、コンディショナーあり。ドライヤーあり。体重計無し。ロッカーは100円リターン式というわけで、なにもかも至って普通。まあフェリーの大浴場になにかを求めすぎてはならないのです。

さてあとは寝るだけか・・・と部屋に戻ると、俺の場所に若い女性が寝とる。どうもその隣のおばちゃんの娘さんっぽい。なんだよ、連番で取らなかったのかよ!同じ布団にもぐりこもうかと思ったけど(冗談ですよ)、フェリーの雑魚寝というのは1人当たりの割り当て幅がせいぜい70cm程度。仕方なくおばちゃんに「あんたどっか移れ。俺は娘さんの横で寝る」・・・とは言えず、空いている番号を見つけてそこで寝ました。ところがこれが、右隣のオッサンのいびきがうるさく、左隣のオッサンは酒臭い。ふんだりけったりだぜ。

余談ですが、この日のフェリーの廊下、手すりに大量のタオルがかけてあったんです。

フェリーの廊下


廊下は共用部。実害はないにせよ、あまり気持ちの良い光景ではないです。九州西国三十三箇所巡りだかなんだか忘れたけど、この手の団体客は総じてマナーが悪い。高松に渡るジャンボフェリーに乗ってるお遍路さんの団体もそうなんだけど、どうも集団になると世間との感覚がずれるのか、周りのことを考えない行動が目立つ。そう感じるのは俺だけでしょうかね。他の廊下はこんな光景一切なかったもの。

翌朝は早起きして、というか勝手に目が覚めたので、デッキに出て海を見たり大浴場に行ったりしているうちに、なぜか2時間経過して(なにやってたんだろな)、定刻通りに大分港入船。上陸して自転車を組み立て(前輪はめるだけ)、港近くのコンビニでホットドッグとアクエリ購入。ボトルを忘れたのでケージにペットボトルを突き刺してグラグラ状態で出発。だけど飛び出ることもなく、意外となんとかなるもんですね。

道は別府まで海沿いの国道10号(別大国道)。ほんのわずかなアップダウンはあれどほぼ平坦の10kmコース。気持ち良い道路でした。10kmしか離れていないということは、まあ大分市と別府市は星でいうところの連星、つまりは双子都市みたいなもんですな。

別府市街地に入ってゆめタウン別府の前から流川通りを進み、目指すはいちのいで会館。しかしここから緩い坂が続きます。そうです、事前にルートラボを見る暇がなかったので何も考えていなかったんですが、別府は日本有数の坂の街。まあそれでもせいぜい4%くらいの登りで32Cのクロスでも楽勝かと思いきや、一ノ出通り経由で小川を越えた途端、なんだか信じられないくらいの激坂出現。そういやいちのいで会館は別府湾を見下ろす高台にあるんだったよなぁ。

大分港~いちのいで会館ふもとの橋(図をクリックするとルートラボに飛びます)


いちのいで会館の坂(図をクリックするとルートラボに飛びます)


ルートラボの標高グラフを見て頂けるとわかりますが、距離にして380mなのに標高差77m。平均斜度20%超え(笑)。汗をかきたくなかったので(背汗でリュックが濡れる)、はなから漕ぐのは諦めましたが、自転車を押して登るのすらしんどい勾配です。もう会館に着いたころは汗だくだく。つゆだく。今回の別府ポタでは汗をかくことを想定していなかったのでアークテリクスのきれいなリュックを背負っていたんですが、いやはや、こんな汗かくなら別のにすれば良かったなぁ。

ちなみに俺は会館正面まで登りましたが、激坂マニアは行き止まりまで登られてみてはいかがでしょうか。会館前から行き止まりまでは移動距離わずか65mにして標高差18m、平均斜度27%というキチガイっぷりですw

さてさて、ここは朝の7時からオープンとネットに書いていたので、とりあえず厨房の女性に「朝飯を頂いて風呂に入りたい」と伝えたのですが、どうもガセネタを掴まされたようで、10時オープンだそうです。兵庫県から来たんですなどと話をしていると、かわいそうに思ったのか湯加減を見に行ってくれることに。戻って来られて「2階でちょっと待っててね、冷たい水もあるから飲んで」ということで、2階で休憩。

暇だったので露天風呂を見てみようとスリッパに履き替えました。さっき登ってきた坂道の続きの部分を横切るような形で行くのですが、これがまた、横切るだけでも歩きにくい斜度。凄いところだなぁ。

さて露天を覗いてみると、雑誌のBESTショットほどではないですが、いやいや、きれいなブルーではないですか。湯守の男性がおられたので、いろいろと世間話や風呂の話などをしました。今日は偶数日だから男性は広い「景観の湯」とのこと(そこはリサーチ済み)。あと風呂の色は日によって全然違う(お湯を張ったばかりだと無色らしい)とか、洗面器にお湯を入れても透明だとか、なんかいろいろ教えてもらいました。簡単に言うとお湯のシリカコロイド粒子に光が反射して青く見えるようです。ホッキョクグマの毛は透明なんだけど光の反射で白く見えるのと似たようなもんですな。お湯と大気の温度差が大きい方が良かったりとか、日光の強い時が良いとか・・・「次は正月にまたおいでよ」とのこと(笑)

で、湯守のおっちゃんが「もう入っていいで」みたいな流れになり、1階のおばちゃんにその旨を伝え、また2階に戻って別の男性従業員にあれこれ説明を受けて貴重品入れのカギを借りて・・・と手続きを済ませました。「食事は10時以降ですので」「じゃあ1時間くらい入っといた方がいいですね」「ええ、もっと入っといてください」という展開にw

※ここは食事と風呂はセットです。風呂オンリーはダメです。

食事処の隅の貴重品ロッカーに財布と携帯を入れて、スリッパに履き替えて脱衣所に行き、さっそく風呂に。眼下は別府湾のパノラマ、素晴らしい解放感が味わえます。浴槽は3つあって、一番上の広い主浴槽と、その下に小さめのが2つ。少し離れて足湯がひとつ。源泉は主浴槽の上から流れ込み、下奥の浴槽が一番ぬるい。

なお写真はこちら。過去になにかとトラブルなどがあったようで、基本は撮影禁止です。今回は俺以外の客は誰も来ていなかったので、お店の方に特別に撮影許可を頂いております。

露天風呂(大)


露天風呂(小-1)


露天風呂(小-2)


足湯(画像右下)


露天風呂最上段からの眺め


別府市街地と別府湾を望む


左手に見えるのはビーコンプラザのグローバルタワー。高さ125m。別府にはこのほかにも高さ90mの別府タワーがある。

とりあえず小さい露天から順番に入って、最後に大露天風呂に入ったんだけど、源泉が100度もあるから湯口付近はクソ熱く、とてもじゃないけど近寄れない。なかなか豪快な露天風呂ですぞ。離れていくにしたがってぬるくなります。

しかしこの露天は広い。ほとんどプールみたいなので、泳ぎました。貸し切り状態で誰にも迷惑かからんやん、泳いだっていいじゃない。ハートは石でもガラスでもない(by渡辺美里)。そうなってしまうのが人情というものです(笑)

しかしこの水風呂もないところで1時間以上過ごすってのはなぁ・・・というわけで、一番ぬるい下手の浴槽でまったり。マナー悪いとは思いつつ(※)、頭まで潜って目を開けるとカリブ海かと錯覚するような青い世界に包まれます。行ったことないけど、カリブ海。

※トンボの羽やら落ち葉やら浮いてるから、まあ許容範囲ではないでしょうか

そうこうしているうちにいい加減暑くなってきたので、浴槽脇の人工芝の上に寝転がって、股間に洗面器を被せて、露天のど真ん中で日光浴してました。結構涼しくていい気持ち。30分くらい寝たのかなあ、人の声がしたので目を覚ますと、3~4人ほどお客さんが。時計を見ると10時です。気を取り直してもう一度お湯を楽しんで、フルチンであらためて別府湾を見下ろし、着替えてお食事処に戻りました。

ここのお食事処は畳の広間に座卓が並んでおり、これといって特記することはないけれど、しかしなんとも懐かしい感じです。適当な席に座って待っていると、定食が出てきました。9月から冬にかけては郷土料理のだんご汁定食です。だんご汁といっても団子形ではなくホウトウのような形状でした。仕出し料理屋さんなので、他のおかずもそれっぽいものが並びます。大分名物のとり天もありましたよ。全体的に、とても素朴な味でした。キリンフリーの小瓶と併せて1,500円+360円=1,860円、それに貴重品ロッカー100円。朝から贅沢をしました。

だんご汁定食


さて心身ともにリフレッシュし、次の温泉へ。押して登ってきた激坂、帰りは乗って下るか・・・と思ったけど、傾斜がきつい上に道幅も狭く、また時々車も登ってくるもんだから怖くて怖くて。クロスは重心も高いしね。車もしっかりアクセル踏んで登ってくるし、こっちは自転車の貧弱なブレーキだし、一歩間違えたら正面衝突ですわ。実際に見通しの悪いカーブで対向車にヒヤッとしたので、諦めて押して下りましたよ。今回はのんびりポタのつもりだったからヘルメットも持って行ってなかったしね。

さて下界に降りて、次の目的地である明礬温泉の「別府温泉保養ランド」を目指します。

ここで大失敗したのが、やはりルート取り。事前のGoogleマップでは一番わかりやすいルートとしてこの道を選び、実際に走ったわけですが・・・

いちのいで会館~別府温泉保養ランド(図をクリックするとルートラボに飛びます)


国道52号線と県道11号線を通るルート、これ確かに道は広くて走りやすい。だけど登りばっかり。なんか気が付けば山の中だよ。大分自動車道をくぐるあたりはフロントトリプルのインナー使った。これが重いリュックも背負っておらず、レーパンとサイクルジャージなら俄然走る気も湧いてきますが、とにかく汗をかかない走りを想定していたから辛かった。結局標高282m地点まで登りましたで(笑)。「堀田三差路」を過ぎたあたりから「坊主地獄先」の交差点までは、一転してひたすら下りの気持ち良いコースでしたが、そっから保養ランドまではまた1km弱の登り。

こっちのルートにするべきでしたね。

いちのいで会館~別府温泉保養ランド ※楽なルート(図をクリックするとルートラボに飛びます)


「地獄めぐり3km」みたいな看板が出てたところを素直に右折すれば良かった(笑)


ちょっと長くなったので記事を分けますね。続く。

二次会おじゃんで銭湯部活動

2014年04月27日 22時29分55秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
2次会は串カツの予定が第1候補のお店がお休み、第2候補のお店は満員。

というわけでいったん解散し、灘温泉水道筋店にて銭湯部活動。

めっちゃスッキリしたな。34度のアワアワ源泉と打たせ湯のコンボは最強でした。


それにしても野球にしてもサッカーにしても女子スポーツを観ると、マーヴェがいかに恵まれているかつくづく実感しますな。

歓迎会と送別会

2014年04月25日 23時26分09秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
新入りの歓迎会と栄転する人の送別会が阪神西宮近くの中華屋でありました。

二次会・・・など行かずに双葉温泉に行ってきました(笑)

久々だったけど、レベル高いとつくづく実感。

これは双葉温泉の温泉利用状況。

(クリックで拡大)

循環は温度を一定に保つことが目的で濾過はしていないため、源泉かけ流しと言って差し支えないものです。お湯そのものが楽しめる。香りは例えるのが難しいんだけど、味は薄めの出汁に塩をひとつまみしたようなお湯ですよ。

浴槽は内湯が2つと露天、冷たすぎない水風呂、電気風呂。俺にとって必要なものがすべて揃っています。もちろんジェット(白湯)とサウナ(別料金)もありますよ。贅沢言うなら36度程度のぬる湯があれば最高なんだけど、それはそういう温泉に行けばいいんです。

そして毎日お湯を抜いて塩素剤で消毒。手間をかけていらっしゃるだけに安心して入れます。意外に知らない人も多いけど、お湯を塩素消毒して循環ろ過で使っている銭湯などは、お湯を毎日抜いていないところも結構多いんですよ。時には1週間循環しっぱなしとかね。

こういう素晴らしい温泉銭湯が街の中にあるありがたさ。今日もさっぱりできて幸せでした。

到着

2014年04月19日 08時09分02秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
大阪の秘湯として温泉マニアには有名な山空海温泉さん。



実は先週の日曜日に来たのもここ。その時は車でしたが、今週は電車とバスと徒歩。歩いたのは40分ほどです。いずれにせよ2週連続。またちゃんとレポしますね。


そして到着早々に衝撃の事実が。











土曜日は10時から!



8時からだと思ってました!






さあ、周りにはなにもない山奥で、2時間どうやって時間を潰そうかw

いや、笑い事やないですがなwww

日曜日は

2014年04月13日 00時09分59秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
今日は温泉部活動をしつつチャレンジマッチの反省会をあらためてしようかと思ったんだけど、部員が忙しかったりハードな仕事の疲れが残っていたりで単独行動する予定が、家の用事やら何やらが忙しく断念。

日曜日もみんな忙しいため、一人で朝から湯治に行く予定。

場所は能勢の山奥にあり、温泉マニアの間では有名な場所です。俺は初めて行きます。

交通としては車がベストなんですが、家の車は家人が使う予定。片道35㎞程度だから自転車でも余裕で行ける距離だけど、なんせ坂が厳しいらしい。ルートラボの事前リサーチでは、トンネルが多いうえに本当かどうか知らんけど短いながらも39.6%の勾配区間があるみたい。ハッハッハ、絶対嫌じゃ!冬の間まったく乗ってないからデブった身体にはきつすぎるし、そうでなくても39.6%なんて登れないわ。

てかルートラボ、本当に正確なのかな。一部で95.6%って出たぞw

95.6%ってのはですね、底辺100mで高さ95.6mの坂ってことです。簡単に言うと、三角定規の直角二等辺三角形とほぼ同じってことですよ。45度。いやぁ、ちょっとそれはないんじゃないですか。車でも無理だろ。

というわけで、甲子園口からJRと能勢電を乗継ぎ、バスに乗りかえてさらに停留所から30分歩く2時間の遠足です。自転車で行けるかどうか、リサーチも兼ねてです。というかバスが通ってるんだから45度はないわなw

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追記:
念のため再度リサーチしたら、全然違う場所だった(笑)。どのみち電車とバス乗り継いで、最後は徒歩だね。

再追記:
午前中は車が使えそうだから、車で行こうかな。しかし自転車(小径車)で行った人もいるみたいだし、クロスで行こうかな(さすがにロードを2時間放置する勇気はない)。

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ところで、なんでそんな辺鄙な温泉に行くかというと、大阪で数少ない源泉かけ流しがあるからです。温度が低いから加温はしているそうなんだけど、源泉にも入られるらしい。というか源泉が17度だから厳密には温泉法で定める温泉ではなくて、まあ冷鉱泉ですな。硫黄の臭い漂う良いところらしいです。あと塩素を使ってないらしい。これが決め手です。大阪の銭湯では塩素消毒がほぼ義務付けられていると言っても過言ではないので、どういう理屈なんだろうか。

俺は「硫黄の臭いがするから良い温泉」だとは思ってはいません。硫黄臭は温泉における特徴的な臭いであるだけで、個人的に好きなのはアワアワになる温泉とpHの高い温泉です。俺が考える良い温泉の第一条件は「塩素消毒の臭いがしないこと」です。

まあ屁理屈はさておき、そんなこんなで、大阪府下の秘湯となっているらしいこの温泉。ナイトスクープで言うところのパラダイスみたいな感じの施設でもあるらしいから楽しみです。まあお湯自体は言うほどでもないみたい。後学のために行くだけですよ。

あとは、ちゃんと早起きできるかどうかだな。


てなわけで、お休みなさい!

温泉とか食べ物とか

2014年03月30日 11時17分31秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
朝から湊山温泉でぐったりしてきました(笑)

そのあと三宮に降りていつもの店で少し早い昼飯です。のれそれポン酢と刺身盛りを頼んだんですが、刺身盛りにものれそれポン酢が付いていた。



ちょっとは気を効かせて別の物にしてほしかったけど、24時間営業の海鮮居酒屋にそこまで求めるのは酷というものか(苦笑)

でも、以前にも書いたけど、生簀を備えて24時間365日、刺身を提供する店があるってのも、いかにも日本だよなぁ。老若男女、朝から刺身食って酒飲んでるんだもんなぁ。良いか悪いかは別にして、日本ならではだと思うわ。


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そういや今更だけど、3月の頭(牡蠣解体して怪我した前々日)に行ったお店は、こんな感じの料亭でした。って写真2枚しかないけど。

3月ということで、ミニチュアのひな人形が飾ってありました。


こちらは器が可愛かったのでパシャリ。


ピンク、黄色、緑。いろいろ組み合わせてみたけど、この並びじゃないとしっくりこない。

ミシュランの3つ星店のミニ懐石でして、なかなか美味しかったですよ。ただ料理は「めちゃくちゃ美味しいもの」と「普通に美味しいもの」が出てきました。俺は3つ星だから全部がめちゃくちゃ美味いのかと思ってたんで、そのあたりは少し期待外れ。まあ雰囲気やサービスや、そういうのをひっくるめての3つ星ってことで無理矢理納得しました(笑)

でも、出汁の取り方とかはさすがだなぁって思いました。あと従業員のおもてなし体制やら雰囲気などは、満席時のさくら水産の2,000倍くらい良かったよ(なんちゅう例えだ)。


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そうそう、湊山温泉に話を戻しますが、4月1日から値上がりします。

兵庫県公衆浴場組合に加盟してる銭湯も410円から420円に値上がりします。現状の410円=390円+消費税19.5円という解釈であれば、新料金は390円+31.2円=421.2円。これに燃料費高騰分等を加味して430円でもおかしくないので、最低限の値上げ+経営努力で乗り切るものと評価したい。ちなみに大阪は410円から一気に440円になる。

湊山温泉は組合加盟ではないので現行の630円が680円になります。600円+税48円に燃料高騰分他32円が上乗せされます。ここは源泉が30度弱しかなく、なにより5つの浴槽すべてで源泉かけ流し(源泉槽以外は加温あり)なので、燃料代は灘やおとめ塚よりもかかるだろう。それにしても680円・・・下手なスーパー銭湯より高い。もちろん湯の使い方がスパ銭とは比較にならないこだわりを見せるので「割高」ではないにせよ、客離れが進んで廃業にならないか心配です。

【参考記事】 「源泉かけ流し」が魅力 湊山温泉

>「平野の温泉」に衝撃が走ったのは二〇〇四年。
>神戸市はそれまで上下水道料金を減免する一般公衆浴場と扱ってきたが、
>「天然温泉であることを見落としていた」として減免を見直した。
>水道料金などが三―四倍に跳ね上がったのを機に、天王温泉は廃業した。

>残った湊山温泉だが、最近は燃料費の高騰が経営を圧迫。
>それでも、コストのかかる源泉かけ流しにこだわる。
>「何も加えない、うちの温泉を気に入ってくれている人を裏切れない」
>と社長の松富康夫さん(49)。湯で勝負する姿勢を貫く。


天然であろうがなかろうが、銭湯は銭湯。しかも湊山温泉は消毒無しのピュア温泉である。日本の真の温泉文化を守り庶民に比較的安価で提供している湊山温泉のような良心的な施設こそ、むしろ優遇・援助しなければならないというのに。これだから行政は、いったいどっちの方向を向いて仕事をしているのかわからない。

ちなみにその歪んだ形での温泉利用をしてきた「やまとの湯 今津店」は去年の10月に閉店しました。もっともこちらは経営母体(湯快生活)の業績が思わしくないのか、グループで閉店ラッシュでございます。

以前にも書いたけど、今津店の源泉は、泉温が45.5度、湧出量が480L/分、遊離炭酸や炭酸水素イオンもそこそこある弱アルカリの良いお湯でしたよ。なのに貯湯タンクに貯留して消毒剤も添加するという、本当にもったいない使い方をしておりました。

今津店の跡地がどうなるかはさっぱり知らないんですが、あのお湯を無濾過・非加熱・消毒無しの源泉かけ流しで提供してくれる温浴施設でもできないものでしょうか。


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なお「潮芦屋温泉・スパ水春」ってのが芦屋にできるそうだけど、ターゲットが女性っぽいんであまり興味がわかない。天然温泉でかつ無消毒の源泉かけ流しがあるのであれば一度くらいは行ってみようかと思うけど、現時点で天然温泉であるかどうかすらよくわからない。広告を見たら温泉とは書いていたけど天然とは書いていないから、人工温泉かもしれない。自分的には芦屋の汚い海を見ながら人工温泉に入っても仕方がないなぁ。まあ天然とか人工とかそういうのはさておき、少々リッチな気分で1日くつろぎたい人には良い施設なのかもしれないね。

【参考】 潮芦屋温泉 スパ水春

上記リンク先、現時点では掲載情報が少なすぎてほとんど参考になりません。