日曜日、またまたサヨリ釣りに行ってきました。
昼過ぎから雨が降り出し、強い横風が吹き荒れたのでストップしましたが、とりあえず朝からコンスタントに釣れました。俺でも30匹ちょっと釣れたので、上手い人なら50匹は釣ってらしたと思います。
↑小さく見えますけど、大きいのは30cm超えてます。
ムカつくのが、人がコマセまいて寄せてきた群れの中に直接仕掛けを放り込んでくるやつ。いや、コマセ使う釣りなんて隣近所が運命共同体のようなものですから、みんなで撒いて群れを寄せるわけで、間違えても「人のコマセで釣りすんじゃねーよ!」などとは思いません。でも、ど真ん中に直接投げ込まれたら群れが散ってしまうやんけ!ちょい沖目に投げ込んでからポイントまで引っ張って来いっつーの!
まあそんな感じで(笑)
余談ですが、11時半ごろにケーソン外向きでは大量のボイルがありました。サヨリやカタクチが青物かサワラなどに追われていたんでしょうね。けたたましく海面がバシャバシャと波立ち、あちらこちらで捕食&ベイトのジャンプが起きてなかなか壮観でした。海鳥もたくさんダイブしてました。
・・・というわけで、ご覧のとおりサヨリ釣りにはまっているわけでございます。やらなかったときは「なにが面白いんやろ」と思ってたけど、やってみるととても面白いです。
なんだよバレーのこと書けよ!黒鷲やらなんやらいまだにレポしてへんやんけ!などとお叱りの声もあるかもしれませんが、あれもう無理ですしあんまり意味がないのでパス(爆)。書きかけの原稿は山のようにあるけど、もう表に出てくることはないだろうなあ(遠い目)。時間があればなんぼでも書けるんですがね、やっぱり現状は難しいです。今シーズンも書けるときに書いて思い出したように載せますw
ってか、俺の趣味はマーヴェ(高木理江選手)の応援と釣りなんだよ!冬から春にかけてはバレーで、初夏から秋には釣り!今は貴重な釣りシーズンなのさ!
というわけでサヨリ釣りの話を続けます。
サヨリ釣りの面白さは、なんといってもウキの動きです。普通のウキ釣りではウキが沈むのですが、サヨリの場合はウキがサッと横走ったりするんです。あるいはポコポコと動いたり、沖に動いたり。少なくとも今の季節は完全にトップウォーターの釣りなので、視覚的にエキサイティングなんですよ。で、横走ってもアワセが早すぎたら素針を引くし、遅すぎてもエサだけ食われたり。その日によって、いや群れごと(固体サイズ)でも食いの良さが異なりますから、どのタイミングでアワセるかがなかなか難しいのです。「針が飲み込まれたかな」と思っても口に掛かっているだけだったり、なんかもうよくわかりません。俺は初心者ですので何度も何度もスカを引くわけです。アワセたらボラだったらしく、チモトからハリス切れしたりとかもたまにあります。ムカつくのはカタクチイワシが針掛りしたとき。ウキの動きが変なのですぐにわかりますが、カタクチの一本釣りなんて全然面白くねー!
針についてはよく言われている通り、針先をこまめにチェックして、なまってきたら即チェンジです。サヨリの口は硬いので、釣ってるうちに針先が鈍くなるんですよ。爪に針先を立てて引っかかるかチェックし、引っかかったらOK、滑ったら交換。でも大丈夫だと思っても実際には意外となまってるもんです。基本的には2回連続でバラシちゃったら交換ですね。だいたい3~5匹釣ったら交換。だから予備はかなり多めに必要ですよ。
撒き餌についてはアミエビだけでも構わないんですが、最近はパン粉を入れています。理由?ただの増量ですよ(笑)。あとはボトルに入れる時の粘度調整ですね。最初は海水を少し混ぜていい具合にしますが、そのうちアミエビから水分が出るのでやわらかくなりすぎる。そのときにパン粉を追加して調整してます。サヨリではグレ用の集魚剤などを混ぜることがあるんですけど、あれもパン粉ベースらしいですよ。比重が軽いので沈まずに拡散するんですと。だからパン粉を混ぜるのは理にはかなっていると思います。サヨリといえば米ぬかを混ぜる人も多いですが、あれはいわゆる煙幕効果なんだそうです。米ぬかを食うわけじゃないらしいですよ・・・よく知りませんが。ちなみにパン粉は100均で買いましたが、スーパーなどで買ったほうが量的に安いかもしれません。今回はさらに100均で鰹節粉(魚粉を探したけどなかった)を買って混ぜましたが、効果のほどは不明。まあコマセが非常に臭くなった(いい意味でねw)ので、プラスにはなってもマイナスにはなってないと思います。
次回はシーバスロッド&PEライン(俺はファイヤーライン)の組み合わせでやってみようかな。シーバスロッドは軽いから疲れにくいはず。磯竿3号を何十回何百回もキャストするのはしんどい(笑)。ただ、シーバスロッドがライト(適合ルアー21gまで)なので、あの重い仕掛けを上手く投げられるかどうか。また長さが磯竿の6割しかない上にしなやかさでは劣るのでアワセにくいんじゃないかとか、はたまた伸びのないPEだと針への乗りが悪いんじゃないかとか・・・ま、風が強くなければPEも試して面白いかもね。これも研究だな。
まあ御託を並べましたが、たくさん釣るのに大切なのは、①仕掛けが絡まないように上手く投げること、②刺しエサを上手く針につけること、③アワセが上達すること、の3点ですね。こればっかりは練習あるのみだと自分に言い聞かせていますが、上手くなりつつある頃にはバレーのシーズンインで釣り場から半年ほど遠ざかるんじゃないでしょうかw
最後に、しつこいようですが、コマセボトルはぜひ試してみてね。本当に便利だから!
【追記】
雨でリュックはもちろん、パンツの中までビショビショになりました。暖かい日で助かったよ。家に帰ってリュックの中身などを全部出して乾かしたのですが、いい機会だから(どこがやねん)並べて写真を撮ってみました。
もちろん竿などは別ですので、全体では以下のような感じです。上の画像はごく一部だということがよくわかりますねw
【ロッドケース】
◆磯竿3号+リール(3号ラインを100m巻けるもの)
◆シーバスロッド(9ft)・・・予備竿
◆タモアミの柄
◆ハサミ、ラジオペンチ
◆仕掛け
◆釣り用ナイフ
◆サビキカゴ、飛ばしサビキ用ウキ(万が一の時でも手ぶらでは帰りたくないので)
【クーラー】
◆氷
◆水くみバケツ
◆トング、カニスプーン、コマセボトル
◆飲料(500ペット)
◆おにぎり
【ヒップバッグ】
◆財布
◆携帯電話
◆ビニル袋(数枚)
◆予備のタバコ
◆ばんそうこう(ケアリーヴ防水タイプ)
【リュックサック】
◆タックルケース
◆竿立て用三脚
◆予備リール
◆タオル、雑巾
◆ティッシュペーパー、ウェットティッシュ
◆タモアミ
◆ロープ
◆手袋(指切り)
◆指サック
◆レインコート
【その他】自転車の前かごに
◆コマセ用ボウル
コマセ用ボウルを自転車の前かごに載せ、クーラーを荷台にくくりつけ、リュックとロッドケースを背負い、途中でさらに餌を買うわけですが、やっぱりそれなりの荷物です。タモアミなんて使わないんだけど、海になにか落ちたらこれで回収するんです(沈んだものはどうしようもないけど)。竿立て用の三脚は、エビ撒き釣りの時に買ったものなんだけど、これはこれであれば便利ですよ。竿を地面に置く必要がないので傷がつかない。サヨリ釣りなんて、餌の付け替えなどで何十回何百回と竿を置きますからね。また風の強い日に直接地面に竿を置くとよく動くんで、それを防止するためにも。
それにしても、たかだかサヨリを釣るだけで重装備だなあ(苦笑)
まあこれができるのも今のうちで、防寒着を着たら自転車漕ぐのが困難になってくると思うんです。さらにあのゴツイ防寒ブーツ(リバレイのカナディアンブーツ)を履いたら、本当に自転車がこげない(足首が吊ると思う)。いいかげんに原付を買わなければ。
ただ、西宮ケーソンは長大な釣り場ですから、自転車で移動すると本当に楽でね・・・原付では移動できないんですよ。先端付近で釣る時は1km以上も歩かないとだめなんだよな(苦笑)。だから今の自転車釣行スタイルも捨てがたい。
ところで「指サックって何に使うんや?」とお思いの方もいらっしゃることでしょう。じつは、ほとんど使いません。昔初めてファイヤーラインを使った際、あまりに細くて使いにくく、指サックをはめてキャストしてたんです。その時の残りがカバンの中に放置されていただけのことで。かさ張るものでもないし、ずっと入れてます。そのうちなにかの役に立つ・・・かもしれない(笑)