少し前の話になりますが、ビワイチの翌週(9/27:有給休暇)、天気が良かったので能勢の山空海温泉に自転車で行ってきました。山空海温泉については何回か書いていますが、大阪屈指の名湯だと思います。だってわざわざ西宮から行きたくなるんだから。ここは源泉が冷泉なので、いわゆる「沸かし」なんですが、そんなこと関係なく名湯です。源泉無加温無加水無濾過かけ流しこそ至高と思っている泉質重視派の俺が言うんだから間違いありません。
さて、山空海温泉には、車でも自転車でも電車&ウォーキングでも行くことができるのですが、ダイエット中ですし、自転車も整備してもらってから2百数十キロしか走っていないので。だいたい今年は、真夏にこれから猛暑・・・と思った途端に長雨で冷夏だったくせに、9月末になっても気温が下がらず、ライドにはいい年です。坂は嫌いですが、少しくらいは登りましょうか、と相成りました。もちろん俺が登れる坂だからそこまできつくもないんですよ。
あともう一つ理由があって、ダイエット中とはいえ、自転車に乗る時だけは、炭水化物フル解禁にしているんです。で、超久しぶりにマクドナルドが食べたかったんですよね。食べるなら乗る!みたいな(笑)
さて山空海温泉に行くにはいくつかのルートがあるのですが、今回の往路は、自宅→国道171号線→川西能勢口→国道173号線→国道477号線→兵庫県道・大阪府道605号国崎野間口線→府道604号線→府道106号線のコースにしました。
一応今回のルートを貼っておきます。速度設定を間違って15km/h(信号待ちや休憩も含めて1時間に進む距離。もちろん山空海温泉の滞在時間は考慮していません)にしてしまったので6時間コースになっていますが、実際にはもっと早く終わります。なお地図をクリックすると自転車NAVITIMEのサイトに飛べる・・・と思います。
自宅を出て171号線を通り伊丹のマクドで腹ごしらえ。久々のマクドに満足しました。そこからはひたすら平坦なコースです。川西能勢口の先からは猪名川沿いに173号線の気持ちいい道を走りますが、平野のあたりから登り基調になります。一の鳥居の交差点から477号線に入り、ここからはずっと登りです(まあ173号線を進んでも登りなんですが)。光風台やときわ台といったニュータウンを抜けるところが一番しんどいです。つーか関西だとニュータウンってだいたい山を開発するので、基本的に「ニュータウン=しんどいポイント」です(笑)。その後も下りと登りを繰り返し、妙見口を越えてしばらく行くと左折して北摂里山街道に。ここは天国、ダウンヒルです。たまにアナグマなども見かける、文字通りの里山の道です。府道604号線に出てからは緩やかに川をさかのぼっていき、途中から106号線に変わってしばらくすると屋根に赤い温泉マークが書かれたボロっちい、もとい鄙びた建物が見えます。はい、山空海温泉到着です。
温泉は2時間ほど堪能したのですが、この日は女湯のお喋りが気になりました。ここは静かに入浴することが推奨されており、なんなら浴室内は一切無口でいるべきなんですが、やっぱり少しくらいの会話はあるわけです。それが許せるレベルの「少し」ならいいのですが、始終喋っている人たちがいるわけですよ。女湯とは壁を隔てているんですが、簡素な木造モルタルの建物だからか、不思議と向こうの会話が響いてくるんです。何を喋っているのかまではわからないのですが、地味にうるさい。それが延々続くもんだから、わざわざ「静かな温泉」を求めてやってきた身としては、とても腹が立つのです。窓を開けて「静かにして下さい~」と何回か叫んだのですが(笑)、聞こえていないようでお喋りが止まらない。こちらもプチ切れて窓を開け手桶で女湯の方に向かってお湯を撒き音を立てて窓を閉めたら、ようやく気付いたのか静かになりました。彼女らに悪気はないと思うんですが世の中にはTPOというものがあります。これが普通の銭湯なら全然問題ないのですが、ここは普通の銭湯ではないのでね。
こういう時の決まり文句は「喋りたいならスーパー銭湯にでも行ってろこのド素人がボケ!」ってな具合なんですが、まあこれは心の中で叫ぶにとどめましたよ、さすがに。はい。というわけで後半1時間は心底リラックスしてのんびりできました。
さて風呂を上がって時刻は15時前。ここからどうやって帰るかです。一番速いのは一庫ダム経由で173号線に入り川西能勢口まで戻って、尼崎池田線から171号線に入って西宮に戻るルート。その次に速いのは、尼崎池田線を久々知の交差点までひたすら南下したあと山手幹線を西進し西宮に戻るルート。ちょっと別のルートで、川西能勢口から176号線(バイパスではない狭い本道)を通り、宝塚大劇場などの脇を抜けて仁川競馬場の横を通って中津濱線で西宮に戻るルート。一番長いのは、一庫ダム経由で173号線に出てから、甘露寺北の交差点で折り返して西に向かい、川西三田線から北摂里山街道に入り、紫合北ノ町の交差点を右折して引き続き北摂里山街道を進み、道の駅いながわ経由でずっと西進して街道を最後まで走り、国道176号線に入って三田~宝塚~西宮へと戻るルート。これだと自宅出発~帰宅で実測93kmあるから結構長い。こないだのビワイチで走った186.55kmのちょうど半分だから、ハーフ・フルビワイチといったところです。
結局、最後の北摂里山街道を延々走って176号線で帰ってくるルートを頑張って走ることに。
このルート、甘露寺北の交差点から三田の途中までは、上り下り平坦の楽しいルートです。特に北摂里山街道区間はすごく気持ちいいですよ。ところが176号線に出て有馬川と並走する区間は単調で超つまらないです(走ってみればわかると思います)。早朝にでも走れば多少は気持ちいいかもしれませんが、夕方走ると、これほどうんざりする道はなかなかないんじゃないかと思うほどつまらないです。一見平坦に見えてずっと微妙な登りが続いているのがまた嫌になる。そこを越えてしばらくすると赤坂峠までハッキリとした登り区間でしんどい。そこから先は宝塚まで基本的に延々ダウンヒルでめちゃくちゃ楽しい。というか車と近いから怖いくらいなんですが(自転車と並走する車の方が怖いだろうね)、とにかくスピードが出てワクワク&楽チン区間です。
それはそうと、宝塚から仁川の阪神競馬場への途中だったかな、急に水色の自転車通行帯が現れたんです。「関西でもこういう道路が増えつつあるんかな、ええこっちゃ」と思ったけど、なかなかに路面が荒れていまして(苦笑)。今回のコースは総じて路面がいいんですよ。171、173、176といった3桁国道でもビワイチの長浜や高島の一部区間に比べたら快適そのもの。だけどこの自転車通行帯だけは別。どういうことやねん。ビワイチの記事でも書いたけど、道路に適当に水色のペンキ塗って「はい、ここ自転車が堂々と安心して通れますよ」としたところで、路面が悪いと意味がないんだって。自転車乗りからすれば行政が気を遣ってくれるのは本当にありがたいけれど、一方で忌憚なく言わせてもらうと「安易なお役所仕事だなぁ」とも思ってしまいました。もっとも、そこを走るのが、クッションの効いたママチャリをメインターゲットとしているのであれば、俺は何も言いませんが(苦笑)
というわけで少し暗くなってから帰宅。一番日の照っている時間帯13~15時は風呂にいたのですが、それでも日焼けが少しだけ上塗りされました。いい運動になりました。
さて、山空海温泉には、車でも自転車でも電車&ウォーキングでも行くことができるのですが、ダイエット中ですし、自転車も整備してもらってから2百数十キロしか走っていないので。だいたい今年は、真夏にこれから猛暑・・・と思った途端に長雨で冷夏だったくせに、9月末になっても気温が下がらず、ライドにはいい年です。坂は嫌いですが、少しくらいは登りましょうか、と相成りました。もちろん俺が登れる坂だからそこまできつくもないんですよ。
あともう一つ理由があって、ダイエット中とはいえ、自転車に乗る時だけは、炭水化物フル解禁にしているんです。で、超久しぶりにマクドナルドが食べたかったんですよね。食べるなら乗る!みたいな(笑)
さて山空海温泉に行くにはいくつかのルートがあるのですが、今回の往路は、自宅→国道171号線→川西能勢口→国道173号線→国道477号線→兵庫県道・大阪府道605号国崎野間口線→府道604号線→府道106号線のコースにしました。
一応今回のルートを貼っておきます。速度設定を間違って15km/h(信号待ちや休憩も含めて1時間に進む距離。もちろん山空海温泉の滞在時間は考慮していません)にしてしまったので6時間コースになっていますが、実際にはもっと早く終わります。なお地図をクリックすると自転車NAVITIMEのサイトに飛べる・・・と思います。
自宅を出て171号線を通り伊丹のマクドで腹ごしらえ。久々のマクドに満足しました。そこからはひたすら平坦なコースです。川西能勢口の先からは猪名川沿いに173号線の気持ちいい道を走りますが、平野のあたりから登り基調になります。一の鳥居の交差点から477号線に入り、ここからはずっと登りです(まあ173号線を進んでも登りなんですが)。光風台やときわ台といったニュータウンを抜けるところが一番しんどいです。つーか関西だとニュータウンってだいたい山を開発するので、基本的に「ニュータウン=しんどいポイント」です(笑)。その後も下りと登りを繰り返し、妙見口を越えてしばらく行くと左折して北摂里山街道に。ここは天国、ダウンヒルです。たまにアナグマなども見かける、文字通りの里山の道です。府道604号線に出てからは緩やかに川をさかのぼっていき、途中から106号線に変わってしばらくすると屋根に赤い温泉マークが書かれたボロっちい、もとい鄙びた建物が見えます。はい、山空海温泉到着です。
温泉は2時間ほど堪能したのですが、この日は女湯のお喋りが気になりました。ここは静かに入浴することが推奨されており、なんなら浴室内は一切無口でいるべきなんですが、やっぱり少しくらいの会話はあるわけです。それが許せるレベルの「少し」ならいいのですが、始終喋っている人たちがいるわけですよ。女湯とは壁を隔てているんですが、簡素な木造モルタルの建物だからか、不思議と向こうの会話が響いてくるんです。何を喋っているのかまではわからないのですが、地味にうるさい。それが延々続くもんだから、わざわざ「静かな温泉」を求めてやってきた身としては、とても腹が立つのです。窓を開けて「静かにして下さい~」と何回か叫んだのですが(笑)、聞こえていないようでお喋りが止まらない。こちらもプチ切れて窓を開け手桶で女湯の方に向かってお湯を撒き音を立てて窓を閉めたら、ようやく気付いたのか静かになりました。彼女らに悪気はないと思うんですが世の中にはTPOというものがあります。これが普通の銭湯なら全然問題ないのですが、ここは普通の銭湯ではないのでね。
こういう時の決まり文句は「喋りたいならスーパー銭湯にでも行ってろこのド素人がボケ!」ってな具合なんですが、まあこれは心の中で叫ぶにとどめましたよ、さすがに。はい。というわけで後半1時間は心底リラックスしてのんびりできました。
さて風呂を上がって時刻は15時前。ここからどうやって帰るかです。一番速いのは一庫ダム経由で173号線に入り川西能勢口まで戻って、尼崎池田線から171号線に入って西宮に戻るルート。その次に速いのは、尼崎池田線を久々知の交差点までひたすら南下したあと山手幹線を西進し西宮に戻るルート。ちょっと別のルートで、川西能勢口から176号線(バイパスではない狭い本道)を通り、宝塚大劇場などの脇を抜けて仁川競馬場の横を通って中津濱線で西宮に戻るルート。一番長いのは、一庫ダム経由で173号線に出てから、甘露寺北の交差点で折り返して西に向かい、川西三田線から北摂里山街道に入り、紫合北ノ町の交差点を右折して引き続き北摂里山街道を進み、道の駅いながわ経由でずっと西進して街道を最後まで走り、国道176号線に入って三田~宝塚~西宮へと戻るルート。これだと自宅出発~帰宅で実測93kmあるから結構長い。こないだのビワイチで走った186.55kmのちょうど半分だから、ハーフ・フルビワイチといったところです。
結局、最後の北摂里山街道を延々走って176号線で帰ってくるルートを頑張って走ることに。
このルート、甘露寺北の交差点から三田の途中までは、上り下り平坦の楽しいルートです。特に北摂里山街道区間はすごく気持ちいいですよ。ところが176号線に出て有馬川と並走する区間は単調で超つまらないです(走ってみればわかると思います)。早朝にでも走れば多少は気持ちいいかもしれませんが、夕方走ると、これほどうんざりする道はなかなかないんじゃないかと思うほどつまらないです。一見平坦に見えてずっと微妙な登りが続いているのがまた嫌になる。そこを越えてしばらくすると赤坂峠までハッキリとした登り区間でしんどい。そこから先は宝塚まで基本的に延々ダウンヒルでめちゃくちゃ楽しい。というか車と近いから怖いくらいなんですが(自転車と並走する車の方が怖いだろうね)、とにかくスピードが出てワクワク&楽チン区間です。
それはそうと、宝塚から仁川の阪神競馬場への途中だったかな、急に水色の自転車通行帯が現れたんです。「関西でもこういう道路が増えつつあるんかな、ええこっちゃ」と思ったけど、なかなかに路面が荒れていまして(苦笑)。今回のコースは総じて路面がいいんですよ。171、173、176といった3桁国道でもビワイチの長浜や高島の一部区間に比べたら快適そのもの。だけどこの自転車通行帯だけは別。どういうことやねん。ビワイチの記事でも書いたけど、道路に適当に水色のペンキ塗って「はい、ここ自転車が堂々と安心して通れますよ」としたところで、路面が悪いと意味がないんだって。自転車乗りからすれば行政が気を遣ってくれるのは本当にありがたいけれど、一方で忌憚なく言わせてもらうと「安易なお役所仕事だなぁ」とも思ってしまいました。もっとも、そこを走るのが、クッションの効いたママチャリをメインターゲットとしているのであれば、俺は何も言いませんが(苦笑)
というわけで少し暗くなってから帰宅。一番日の照っている時間帯13~15時は風呂にいたのですが、それでも日焼けが少しだけ上塗りされました。いい運動になりました。