12月20日~21日は川崎のとどろきアリーナで開催された皇后杯に行ってきました。今回はレポではなく日記が中心になります。御了承下さい。
2008.12.19(金)
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当初は行ける見込みがなく、不参戦の予定だったんです。ただ金曜日に会社(部)の忘年会が行われ、なかなか機嫌が良かったので勢いで急遽参戦が決定しました。もちろん土日に予定していた仕事のスケジュールがクリアされたので行けることになったわけです。
ただ正直に言いますと、個人的にはこの大会の存在そのものに否定的ですから無理してまで行く必要もないと思ってましたし、身体も重かったのは確かです。本音を言えば、仕事がなくなった以上、冗談抜きにして年賀状を書きたかったんですけど(笑)。ただ、今年の応援おさめ&忘年会に出席という大きな目的があったので、気力で参戦したというのが実際のところです。
というわけで、またしても何とか安く行く方法など探してみました。忘年会から帰宅した時点で11時近かったので、もう高速バスは間に合わないし、そもそも最終便は満席でしょう。となるとサンライズ瀬戸/出雲の「ノビノビ座席」。これならフルフラットな上に寝ている間に横浜に着きます。値段は11,530円。速攻で甲子園口駅の窓口で問い合わせると残念ながら満席とのこと。じゃあ新幹線しかないな。でも明日の朝出発だと金券ショップにも間に合わないし・・・というわけで、MJ君に全てを託し、朝まで仕事してました。MJ君は文明の利器、エクスプレス予約ができるのだ!俺も早く加入しろよ(苦笑)
2008.12.20(土)
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眠い目をこすって気力で甲子園口からJRに乗り込み、新大阪でMJ君と合流。JRからの乗換え口にMJ君が現れないので電話をすると、中央改札のあたり?にいるとのこと。うーむ、お互いに意思の疎通ができていない。これじゃあまるで、タチアナとコトエだ!
なんとか合流し、新幹線の自由席に乗り込むと、遠路はるばる博多から参戦のAさんがしっかりA~C席まで押さえてくれていました。感謝。眠かったのですが眠れないハイな状態でしたので、音楽など聴きながらおにぎりを食って、なんとか50分ほど眠ることができました。
このときに聞いていたのが露崎春女の「Ballads」と、ガールズポップの怪作・市川実和子の「Pinup Girl」。前者は文字通りバラード集で、後者は大滝詠一プロデュースの “楽曲提供アーティストがやたら豪華&歌手としてはほぼ素人の市川実和子が歌う” という物凄いアルバムです。「雨のマルセイユ」が好きです。
さてわざわざ音楽の話をしたのは、露崎の「Ballads」の中の「Wish」という曲を聴いて、「クリスマスだなぁ」ということを思い出したからなんです(なんだそりゃ)。俺はクリスマスソングってわざとらしくて大嫌いなんですが、この曲はいいよ!
12時を過ぎても 変わらない今夜は
あなたがみつけた ガラスの靴をはいて
うーん、ロマンティックが止まらない。なに?誰ですか、靴というのは女性器の象徴でシンデレラという物語は云々とか言ってる人は。グリム童話の解釈本読みすぎでしょ、ってそれ俺!
【参考:露崎春女(Lyrico)動画】
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クリスマスソングの名曲 「Wish」
代表曲の一つ 「Forever In Your Heart ~あなたがいたから~」
俺の大好きな曲 「End of Eternity~永遠の果て~」
まさにオートマティック・ビブラート 「One Day」
デュエットでも魅せます 「Home in your arms」
ホイットニーのカバー 「ALL AT ONCE」
サッカー国際大会での熱唱 「君が代」
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ちなみに最後の2曲以外はすべてオリジナル曲。「上手すぎると売れない」というのはこういうことを言うんでしょうね(←絶賛)
さて新横浜に着くと俺の嫌いな乗換えが。菊名まで在来線で一駅、さらに東急乗換えで武蔵小杉、通称シコスギまで。あ、いや、それは某サポのバス友の人だった。すいません、なんのことかわからなければスルーで(笑)
シコスギ(だからそんな略称ないって!近隣住民のみなさまスイマセン)からはタク割勘で体育館まで。バレーの会場って、なんでこんな中途半端に駅から遠いんだろう。東京体育館とまでは言わないけれど、尼崎市記念公園総合体育館とか大阪府立体育館とか、せめてそれくらい立地が良ければなあ。
会場に着いたら5分もしないうちに試合が始まりました。幕も張れずゲーフラも準備できずに大急ぎでスタートしたせいか、サポヲタ一同、みんなテンション低め。リエスタメンで皆盛り上がるも、肝心のプレーがダメダメすぎて超ガッカリでした。せめて体調が悪かったんだろうと思うのが精一杯。もう我々リエヲタでさえ、最初の数分で「これは変えなければならない」と思いましたから。ヲタでもこの日はフォローしようがないです。むしろヲタなら、この日のプレーに対して絶対に甘いことを言ってはいけないと思います。それじゃあただのアイドルヲタや顔ヲタと同じです。ボード挙げてアリーナ走り回ったりするならともかく、ヲタというものは、その選手を思いっきり応援して、いいところも悪いところもありのまま受け止めて、いいところはこれでもかと誉めまくり、悪い部分は冷静に「悪い」と言えてこそ、ヲタといえるんだと思うんです。だからこのブログではヲタっていう言葉を決して悪い意味だけでは使っていないし、俺はそういう意味でなら胸を張って「リエヲタです」と言います!って、なんなんだこのアピールw
まあそんなわけで、試合レポはもういいでしょ。この日はこれまでと一転し、タチアナのプレーと寺さんの采配が非常に良かったです、ええ。ああもう、なんかすべてのことが同時にうまく行くことってのはないのか、このチームは!(苦笑)
さて全然乗り気ではなかったけど、とりあえず勝ったので皆と一緒に出待ちをしてみましたが、これといってなにをするわけでもなく、とりあえずファン対応に忙しいリエに辛うじてひとこと声をかけてバスを見送りました。寺さんと目が合ったので頭を下げましたら寺さんもお辞儀をしてくれました。
このやり取りについては、
俺「今日は良かったよ!勝利おめでとう!最近ブログでボロクソ書いてゴメンよ!でもヘンな采配には、やっぱりおかしいって言いたいんだよ!」
寺「わかってるさ、俺が馬鹿だったんだ。なにも言うな」
という男同士の「心の会話」だったんです。んなわけねーよ!特に深い意味はないですよw
さてマーヴェの試合が終わり、その後はサンダーズの試合を見るまで時間を潰してました。個人的にはチェックインして大浴場でノンビリして仮眠も取りたかったんだけど、ここはサンダーズサポのA大将の顔を立て、さらには「サンダーズの試合、17時からやから!応援したってな!」という事務局Nさんの顔も立て(笑)。とりあえず目の前の男子の第1試合を観戦してたんですが、ストレートで決まったもんだから繰上げになると思いきや、やっぱり17時開始。うーん。暇すぎる。しかも大将、爆睡してるし!仕方ないから明日の試合に備えて横断幕を張りました。張れるところに全部。
で、サンダーズの試合が始まって、大将もやっとこさ起きて(笑)、特に声援を送ることもなく観ていたんですが、順天堂大学相手に五分五分の戦いぶりで、あまりのつまらなさに今度はNさん、MJ君、俺が睡眠(笑)。試合は淡々と進んだのですが、19時半から川崎で忘年会なので、18時50分には会場を発たなければならない・・・がタクシー会社に電話すると「とどろき方面は一杯で手配できません」とのこと。ちょっと早めに出ようと促したのですが、大将は最後まで観たいらしく、結局第4セットでサンダーズが勝つのを見届けて出発。
会場を出たのは18時45分。前述の4人+久光サポのEさんの計5人でとどろきの町をてくてく歩き、幹線道路にてタク1台ゲット。Aさん、Eさん、MJ君が乗り込み、シコスギ駅まで。Nさんと俺はタクを待つも、ぜーんぜん来ないので、結局バスに乗り込みシコスギ駅に到着したのでした。バレー帰りの客がたくさん乗り込んだから、超満員で気持ち悪かったなぁ。
シコスギ→皮裂き(やめなさい!)もとい川崎到着後、MJ君が予約してくれた川崎駅東口のホルモン居酒屋に。ここがなかなか美味しかったんだよね。ただ、値段は安かったけど、一品毎のボリュームは少なめでしたかね。個人的には青唐辛子+味噌が美味かったです。しかしそれ、ホルモン屋的には誉めてることになるのか?しばらくして仕事帰りの車体サポCさん、また一次会が終わったチーヲタI君も合流し、バレーに関する真面目な話から目も当てられないヲタ話まで、今年を総括するにふさわしいとは決して言い難い忘年会、非常に楽しかったな(笑)
我々は、飲み会のときはあんまり選手の批判などはしないんですよね。多分応援である程度言いたいこと言ってるからだと思うんですが、まあ真面目な批評も含めてまともなバレー話が全体の20%くらい。あとはブログに書けないVリーグの様々な情報が10%、あとは誰がかわいいだの誰の何がなんだのってヲタ話が会話の50%を占めたりするわけです(笑)。残りの20%は様々なジャンルの話を。
基本的に応援している選手、例えば俺ならリエなんですが、その選手は「別格」としても、みんな他に好きな選手もいるわけですよ。というかマーヴェの選手はみな好きだけど、その中でも特に好きな選手ってのがね。我々の仲間内ではコトエが人気なんだよね、なんだか妹みたいで。いやシスコンとかそういう意味じゃないですよ。純粋にかわいらしいじゃないですか。俺、わけあって姪っ子(1歳と半ヶ月)と同居してるんですが、姪の顔を見るたびにコトエを思い出しますよ(笑)。でも俺はレイが好きなんだなぁ・・・見た目の低血圧っぽいところとか。そうなんです、俺、貧血で倒れそうな美少女が大好きなんです、実際に倒れられると困るけど(笑)。どうでもいいですけど、レイは一青窈に似てますよね。「ハナミズキ」は大好きな曲です。
僕の我慢が いつか実を結び
勝てない波が ちゃんと終わりますように
泣けるわ~(涙)
さて内臓タイムもとい忘年会終了後、MJ君がホルモン屋の店員の愛想の悪さに怒りつつも、食欲旺盛な皆さんはラーメンを食べに行くことに。俺はお腹一杯だったので、久しぶりにパチンコを打つことに。某大将はアヴァンギャルドにハマっているようですが、俺は適当に目の前にあった「CR加山雄三」に。最近のパチンコは良くわからんですね。予告が頻繁に起こるし。あんな派手な予告、昔だったら全回転突入ですよ(いつの時代やw)。結局加山雄三は5回もライブをやってくれたのにみんな外してくれました。ヅラ大将もとい若大将、全然使えねぇ~!モズライトが泣いてるぜ!おかげで宿泊費用分がパチ屋の北朝鮮への送金口座に消えていきました。嗚呼、嫌悪感!ラーメン屋で餃子でもつついときゃよかった(でもラーメンは美味しくなかったようだけど)。
ラーメン屋のあとは、明日も早いので解散(だって10時から試合・・・みんなチェックアウトギリギリまで寝ようと思ってたのに)。今年の正月の皇后杯はレックスイン川崎に泊まったんだけど、今回はMJ君が探してきた“静かなことで評判”の「川崎ビッグ」へ。
川崎ビッグは、ロッカールーム並びにロッカーが狭いことを除けば、俺的には余裕で合格です。
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【カプセルホテル 川崎ビッグ】 得点79点(100点満点換算)
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立地の良さ ★★★★☆(4.5) JR川崎駅 徒歩5分以内
周辺環境 ★★★★☆(4.5) 繁華街なので周りになんでもある
建物内観 ★★★☆(3.5) 満足できる水準です
館内配置 ★★★☆(3.5) やや入り組んでいてわかりにくい
館内移動 ★★★★(4) 裸足移動可能は利点、ただしエレベーターが使いにくい
ロッカー等 ★☆(1.5) 都市型カプセルとはいえ、狭い
カプセルエリア ★★★★(5) 他にない静かさ
カプセル内 ★★★★(4) 極めて標準的、空調含め特に不快感なし
大浴場 ★★★★(4) 露天風呂はないが浴槽7&サウナ2は満足
食事 ★★★★★(5) マニアックな品揃えなどレストランの気合いは高評価
設備・アメニティ ★★★★(4) 特に文句なし、雑誌充実
清掃 ★★★★(4) 掃除は比較的OK、カーペットも不快感無し
従業員 ★★★★(4) 普通~良
客層 ★★★★(4) 比較的マナー良し
コスパ ★★★★(4) 楽天価格3,360円(朝食抜き)は満足
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不満をいうなら、やはり前述のとおりロッカーの狭さでしょうかね。高さ180cmほどのロッカーなんですが、上下二段式なんで、天地が90cmくらいしかないから、ちょっときつかったな(別途有料ロッカーがありますが)。ロッカールームも、朝のラッシュ時には狭いと思います。客層はカプセルにしてはなかなか良いと思います。皆さんマナー守るし、館内静かだし。
さて日記に戻ると、チェックインして早速大浴場に行き、サウナや常温水風呂などでリラックスしてました。常温水風呂で半分眠りながら「ううう─」とか「あ───」とか声にならないため息を発していたら、誰も入ってこなくなった(笑)。頭の中まで冷えてきたところで湯船に入り直し、そのあと浴槽脇のリクライニングチェア(プールサイドとかにある白い樹脂製のやつ)にてタオルで股間隠して寝てました。で、いったいどれくらい寝たんだろうか、目覚めて身体洗ってカプセルのフロアへ。MJ君、もう寝ちゃったかなと思うとカプセル内には不在。あれ?と思ってレストランに向かうと、途中の階段で遭遇。「一人で飲んでましたよ」とのこと。申し訳ない!で、再度レストランに向かいました。MJ君の計算によると、俺は2時間寝ていたらしいです、風呂で(爆)
さてここのレストラン「グリルビッグ」なんですが、超ナイスでしたよ!一見なんの変哲もない居酒屋なんですよ。広くもないし、刺身なんかは陳列冷蔵ケースに入ってるし。でも日本酒は有名地酒が4種+α、ビールはエビスやエビス・ザ・ホップなどの他にも、なんと俺の大好きなキリンのハートランドを置いているというマニアックさ(笑)。キリンのハートランドは緑色の瓶入りで、まさにマーヴェファンのためにあるようなビールです(もちろん味も保証つき)。食べ物についてもおでんや焼き鳥、刺身などの定番メニューのほか、殻付きの大振りな生牡蠣(MJ君談)やあさりのぬた、ぶり大根などなど、品揃えも味も気合入ってましたよ。館内着でリラックスしながら1次会が開けそうです。また店員さんがフレキシブルで、2合単位でしか注文できない熱燗を1合下さいといったら適当に値段つけて持ってきてくれるし。ここはいい!レベル高い!今度行った時は売り切れで食べられなかった殻付き生牡蠣食うぞ!
なお蛇足ですが、テーブルの上においてある吸い放題のタバコ(ブランド不詳)は、超不味いです(笑)
適当に食べてレストランを後にし、カプセルにて就寝。腹痛で目がさめてトイレに行ったらMJ君も腹痛でやってきたのが笑えました。共通項といえば・・・なかなか煮えなかった湯豆腐か?w
2008.12.21(日)
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眠い!(笑)。目覚ましが鳴ってしばらくボケーっと半眠り。二度寝しそうになった瞬間にMJ君がロールスクリーンを開けて足を叩いてきた。このタイミング、まさに次元大介のそれに匹敵すると思うんですが(笑)
で、MJ君は大浴場に行き、俺は洗面で顔を洗い、とりあえずチェックアウト。川崎駅に9時集合。「ここ(地下通路)入ったら駅に行けるよな」とか喋っていたら、気のいいオッサンが「駅?行けるよ!」と頼みもしないのに教えてくれました。オッサンありがとう!9時過ぎに全員集合となり一路シコスギへ。シコスギでJT応援団の団長に遭遇し、タク2台でとどろきアリーナへ。先に現地入りしていたPDさんから連絡によると、我々の横断幕の上に東レが幕を被せてきたとのことだったので、早速朝から検分(笑)
ややこしいことになったら嫌だなと思ってたんですが、ただ単に東レが自軍の応援団席前に幕を張り直しただけということが判明しました。マーヴェも東レも、昨日はチーム幕を張りっぱなしで帰ったんで、我々はとりあえず陣地関係なく空いている壁に全部張ったんですよ。で、両チームとも朝に張り直したんですよね。というわけで我々も隠れてしまったMFC幕やら隊長幕やらを移動させました。これはお互い様ということで、ケンカにならなくてよかった。俺はまた「いつも幕張りにかけては節操のない東レがサマーリーグのときのように強引にあの長いチーム幕をわざわざ青白2枚も張ったがために東レの一般ファンの張る場所がなくなってマーヴェのエリアにまで進出してきた」のかと思いましたよ(イヤミか)。ってかね、リーグと違ってこういう多面コートは幕が張りにくいよね。ここは張っていい場所なのかそうでないのかとか、この幕のチームは一緒の時間に試合をやるから被せちゃだめとかこっちは大丈夫とか。マーヴェのスケジュールだけ把握しとけば済む問題でもないしね。
さてその他は端折って試合について。
この日はCさんが夜行バスで参戦。この1試合に最大集中されましたが、残念ながら1-3で敗戦。1セット取ってから3つ取られた。
俺はこの試合、勝てると思っていたんですよね。佐賀でも思ってたけど。で、試合内容も程度の差こそあれど、佐賀と似たような感じでしたね。ひとことで言えば西脇選手と木村選手は最低限に抑えられるんだけど、張選手にやられっぱなしという印象しか残らないんですよね。東レファンから言わせると「いや、サオリンは良く決めてたやろ!サーブも良かったやろ!」「俺のありさも頑張ってただろ!」ってなことになるわけですが、俺はまあ、ほどほどに抑えた方だと思いますね。
張選手の素晴らしいところは「相手コートがとても良く見えている」ことです。そしてその空いているコースにスパイクを打てる技術があることです。基本はレフトクロス、70%はレフトクロスだと思っていい。残りの20%がフェイントで、10%がストレート。そのレフトクロスをちょっとは止めてくれよ、と思うんですよ。技術的に困難なのかな。
でも相手選手がどうのこうのという以前に、やっぱりマーヴェの熱い気持ちが伝わってこない悲しさ。気合が感じられないんだよなぁ。何でかな。Aさんも叫んでいましたが、気持ちで負けたらだめでしょう。工夫も足りない。これは毎度のことだけど、もっと9mの幅をフルに使った攻撃をしなきゃならないし(端から打てというよりはバリエーションの問題)、サーブだってどこに落とすかよく考えなきゃならないし。創造性と情熱が欠如した場合、残るものは基礎体力のみ。今のマーヴェ、それで東レに勝てますか?
本当に残念です。悔しいです。
とりあえず試合後は荷物を片付けてから出待ち。バスの周りは他のファンが多いし、負け試合だから特に話しかけることもないというわけで、バスから100mほど離れた場所で一服しながら待つことに。なんか30分くらい待ちました(苦笑)。我々の前をバスが通過する際にゲーフラやらブラジル国旗やら掲げてヲタ式見送りを行い、少しの爆笑と多くの失笑を浴びながらミッションすべて終了。いいんです馬鹿と思われても。さようならとどろき。
その後Nさんも合流して一同バスに乗り込みシコスギ駅へ。なんか昼飯食いましょうと店を探すもこれといってなく、とりあえず駅横のビルの地下にあるトンカツ屋に入りました。で、なんだったかな、いつもの如く「なんの帰りですか?」「どこから来たんですか?」と店員さんに聞かれ、なんとなく調子が1/4拍遅れている店のおばちゃん相手に会話をし、大きなトンカツ定食を食べて、ビールも飲んで、店を出ました。ちょっと値段高めだったんですが、味は70点くらいでした。
シコスギ駅でサポヲタ仲間と来年の検討を誓い合い、解散。AさんとMJ君とともに新横浜に向かいました。新横浜からのぞみに乗り込み、しばらくすると爆睡していました。2時間弱経って周りが騒がしいので「京都あたりかな?」と目覚めたのですが、乗客がパニック症候群による過呼吸で泣いて騒いでいたのでした。ちょうどその時分に起きていたと思われるMJ君が励ましていましたが、Aさんと俺は再び眠りました。新大阪でAさん、MJ君と別れて帰宅しました。
今年もたくさんの人にお世話になりました。来年も応援頑張りましょう!
2008.12.19(金)
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当初は行ける見込みがなく、不参戦の予定だったんです。ただ金曜日に会社(部)の忘年会が行われ、なかなか機嫌が良かったので勢いで急遽参戦が決定しました。もちろん土日に予定していた仕事のスケジュールがクリアされたので行けることになったわけです。
ただ正直に言いますと、個人的にはこの大会の存在そのものに否定的ですから無理してまで行く必要もないと思ってましたし、身体も重かったのは確かです。本音を言えば、仕事がなくなった以上、冗談抜きにして年賀状を書きたかったんですけど(笑)。ただ、今年の応援おさめ&忘年会に出席という大きな目的があったので、気力で参戦したというのが実際のところです。
というわけで、またしても何とか安く行く方法など探してみました。忘年会から帰宅した時点で11時近かったので、もう高速バスは間に合わないし、そもそも最終便は満席でしょう。となるとサンライズ瀬戸/出雲の「ノビノビ座席」。これならフルフラットな上に寝ている間に横浜に着きます。値段は11,530円。速攻で甲子園口駅の窓口で問い合わせると残念ながら満席とのこと。じゃあ新幹線しかないな。でも明日の朝出発だと金券ショップにも間に合わないし・・・というわけで、MJ君に全てを託し、朝まで仕事してました。MJ君は文明の利器、エクスプレス予約ができるのだ!俺も早く加入しろよ(苦笑)
2008.12.20(土)
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眠い目をこすって気力で甲子園口からJRに乗り込み、新大阪でMJ君と合流。JRからの乗換え口にMJ君が現れないので電話をすると、中央改札のあたり?にいるとのこと。うーむ、お互いに意思の疎通ができていない。これじゃあまるで、タチアナとコトエだ!
なんとか合流し、新幹線の自由席に乗り込むと、遠路はるばる博多から参戦のAさんがしっかりA~C席まで押さえてくれていました。感謝。眠かったのですが眠れないハイな状態でしたので、音楽など聴きながらおにぎりを食って、なんとか50分ほど眠ることができました。
このときに聞いていたのが露崎春女の「Ballads」と、ガールズポップの怪作・市川実和子の「Pinup Girl」。前者は文字通りバラード集で、後者は大滝詠一プロデュースの “楽曲提供アーティストがやたら豪華&歌手としてはほぼ素人の市川実和子が歌う” という物凄いアルバムです。「雨のマルセイユ」が好きです。
さてわざわざ音楽の話をしたのは、露崎の「Ballads」の中の「Wish」という曲を聴いて、「クリスマスだなぁ」ということを思い出したからなんです(なんだそりゃ)。俺はクリスマスソングってわざとらしくて大嫌いなんですが、この曲はいいよ!
12時を過ぎても 変わらない今夜は
あなたがみつけた ガラスの靴をはいて
うーん、ロマンティックが止まらない。なに?誰ですか、靴というのは女性器の象徴でシンデレラという物語は云々とか言ってる人は。グリム童話の解釈本読みすぎでしょ、ってそれ俺!
【参考:露崎春女(Lyrico)動画】
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クリスマスソングの名曲 「Wish」
代表曲の一つ 「Forever In Your Heart ~あなたがいたから~」
俺の大好きな曲 「End of Eternity~永遠の果て~」
まさにオートマティック・ビブラート 「One Day」
デュエットでも魅せます 「Home in your arms」
ホイットニーのカバー 「ALL AT ONCE」
サッカー国際大会での熱唱 「君が代」
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ちなみに最後の2曲以外はすべてオリジナル曲。「上手すぎると売れない」というのはこういうことを言うんでしょうね(←絶賛)
さて新横浜に着くと俺の嫌いな乗換えが。菊名まで在来線で一駅、さらに東急乗換えで武蔵小杉、通称シコスギまで。あ、いや、それは某サポのバス友の人だった。すいません、なんのことかわからなければスルーで(笑)
シコスギ(だからそんな略称ないって!近隣住民のみなさまスイマセン)からはタク割勘で体育館まで。バレーの会場って、なんでこんな中途半端に駅から遠いんだろう。東京体育館とまでは言わないけれど、尼崎市記念公園総合体育館とか大阪府立体育館とか、せめてそれくらい立地が良ければなあ。
会場に着いたら5分もしないうちに試合が始まりました。幕も張れずゲーフラも準備できずに大急ぎでスタートしたせいか、サポヲタ一同、みんなテンション低め。リエスタメンで皆盛り上がるも、肝心のプレーがダメダメすぎて超ガッカリでした。せめて体調が悪かったんだろうと思うのが精一杯。もう我々リエヲタでさえ、最初の数分で「これは変えなければならない」と思いましたから。ヲタでもこの日はフォローしようがないです。むしろヲタなら、この日のプレーに対して絶対に甘いことを言ってはいけないと思います。それじゃあただのアイドルヲタや顔ヲタと同じです。ボード挙げてアリーナ走り回ったりするならともかく、ヲタというものは、その選手を思いっきり応援して、いいところも悪いところもありのまま受け止めて、いいところはこれでもかと誉めまくり、悪い部分は冷静に「悪い」と言えてこそ、ヲタといえるんだと思うんです。だからこのブログではヲタっていう言葉を決して悪い意味だけでは使っていないし、俺はそういう意味でなら胸を張って「リエヲタです」と言います!って、なんなんだこのアピールw
まあそんなわけで、試合レポはもういいでしょ。この日はこれまでと一転し、タチアナのプレーと寺さんの采配が非常に良かったです、ええ。ああもう、なんかすべてのことが同時にうまく行くことってのはないのか、このチームは!(苦笑)
さて全然乗り気ではなかったけど、とりあえず勝ったので皆と一緒に出待ちをしてみましたが、これといってなにをするわけでもなく、とりあえずファン対応に忙しいリエに辛うじてひとこと声をかけてバスを見送りました。寺さんと目が合ったので頭を下げましたら寺さんもお辞儀をしてくれました。
このやり取りについては、
俺「今日は良かったよ!勝利おめでとう!最近ブログでボロクソ書いてゴメンよ!でもヘンな采配には、やっぱりおかしいって言いたいんだよ!」
寺「わかってるさ、俺が馬鹿だったんだ。なにも言うな」
という男同士の「心の会話」だったんです。んなわけねーよ!特に深い意味はないですよw
さてマーヴェの試合が終わり、その後はサンダーズの試合を見るまで時間を潰してました。個人的にはチェックインして大浴場でノンビリして仮眠も取りたかったんだけど、ここはサンダーズサポのA大将の顔を立て、さらには「サンダーズの試合、17時からやから!応援したってな!」という事務局Nさんの顔も立て(笑)。とりあえず目の前の男子の第1試合を観戦してたんですが、ストレートで決まったもんだから繰上げになると思いきや、やっぱり17時開始。うーん。暇すぎる。しかも大将、爆睡してるし!仕方ないから明日の試合に備えて横断幕を張りました。張れるところに全部。
で、サンダーズの試合が始まって、大将もやっとこさ起きて(笑)、特に声援を送ることもなく観ていたんですが、順天堂大学相手に五分五分の戦いぶりで、あまりのつまらなさに今度はNさん、MJ君、俺が睡眠(笑)。試合は淡々と進んだのですが、19時半から川崎で忘年会なので、18時50分には会場を発たなければならない・・・がタクシー会社に電話すると「とどろき方面は一杯で手配できません」とのこと。ちょっと早めに出ようと促したのですが、大将は最後まで観たいらしく、結局第4セットでサンダーズが勝つのを見届けて出発。
会場を出たのは18時45分。前述の4人+久光サポのEさんの計5人でとどろきの町をてくてく歩き、幹線道路にてタク1台ゲット。Aさん、Eさん、MJ君が乗り込み、シコスギ駅まで。Nさんと俺はタクを待つも、ぜーんぜん来ないので、結局バスに乗り込みシコスギ駅に到着したのでした。バレー帰りの客がたくさん乗り込んだから、超満員で気持ち悪かったなぁ。
シコスギ→皮裂き(やめなさい!)もとい川崎到着後、MJ君が予約してくれた川崎駅東口のホルモン居酒屋に。ここがなかなか美味しかったんだよね。ただ、値段は安かったけど、一品毎のボリュームは少なめでしたかね。個人的には青唐辛子+味噌が美味かったです。しかしそれ、ホルモン屋的には誉めてることになるのか?しばらくして仕事帰りの車体サポCさん、また一次会が終わったチーヲタI君も合流し、バレーに関する真面目な話から目も当てられないヲタ話まで、今年を総括するにふさわしいとは決して言い難い忘年会、非常に楽しかったな(笑)
我々は、飲み会のときはあんまり選手の批判などはしないんですよね。多分応援である程度言いたいこと言ってるからだと思うんですが、まあ真面目な批評も含めてまともなバレー話が全体の20%くらい。あとはブログに書けないVリーグの様々な情報が10%、あとは誰がかわいいだの誰の何がなんだのってヲタ話が会話の50%を占めたりするわけです(笑)。残りの20%は様々なジャンルの話を。
基本的に応援している選手、例えば俺ならリエなんですが、その選手は「別格」としても、みんな他に好きな選手もいるわけですよ。というかマーヴェの選手はみな好きだけど、その中でも特に好きな選手ってのがね。我々の仲間内ではコトエが人気なんだよね、なんだか妹みたいで。いやシスコンとかそういう意味じゃないですよ。純粋にかわいらしいじゃないですか。俺、わけあって姪っ子(1歳と半ヶ月)と同居してるんですが、姪の顔を見るたびにコトエを思い出しますよ(笑)。でも俺はレイが好きなんだなぁ・・・見た目の低血圧っぽいところとか。そうなんです、俺、貧血で倒れそうな美少女が大好きなんです、実際に倒れられると困るけど(笑)。どうでもいいですけど、レイは一青窈に似てますよね。「ハナミズキ」は大好きな曲です。
僕の我慢が いつか実を結び
勝てない波が ちゃんと終わりますように
泣けるわ~(涙)
さて内臓タイムもとい忘年会終了後、MJ君がホルモン屋の店員の愛想の悪さに怒りつつも、食欲旺盛な皆さんはラーメンを食べに行くことに。俺はお腹一杯だったので、久しぶりにパチンコを打つことに。某大将はアヴァンギャルドにハマっているようですが、俺は適当に目の前にあった「CR加山雄三」に。最近のパチンコは良くわからんですね。予告が頻繁に起こるし。あんな派手な予告、昔だったら全回転突入ですよ(いつの時代やw)。結局加山雄三は5回もライブをやってくれたのにみんな外してくれました。ヅラ大将もとい若大将、全然使えねぇ~!モズライトが泣いてるぜ!おかげで宿泊費用分がパチ屋の北朝鮮への送金口座に消えていきました。嗚呼、嫌悪感!ラーメン屋で餃子でもつついときゃよかった(でもラーメンは美味しくなかったようだけど)。
ラーメン屋のあとは、明日も早いので解散(だって10時から試合・・・みんなチェックアウトギリギリまで寝ようと思ってたのに)。今年の正月の皇后杯はレックスイン川崎に泊まったんだけど、今回はMJ君が探してきた“静かなことで評判”の「川崎ビッグ」へ。
川崎ビッグは、ロッカールーム並びにロッカーが狭いことを除けば、俺的には余裕で合格です。
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【カプセルホテル 川崎ビッグ】 得点79点(100点満点換算)
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立地の良さ ★★★★☆(4.5) JR川崎駅 徒歩5分以内
周辺環境 ★★★★☆(4.5) 繁華街なので周りになんでもある
建物内観 ★★★☆(3.5) 満足できる水準です
館内配置 ★★★☆(3.5) やや入り組んでいてわかりにくい
館内移動 ★★★★(4) 裸足移動可能は利点、ただしエレベーターが使いにくい
ロッカー等 ★☆(1.5) 都市型カプセルとはいえ、狭い
カプセルエリア ★★★★(5) 他にない静かさ
カプセル内 ★★★★(4) 極めて標準的、空調含め特に不快感なし
大浴場 ★★★★(4) 露天風呂はないが浴槽7&サウナ2は満足
食事 ★★★★★(5) マニアックな品揃えなどレストランの気合いは高評価
設備・アメニティ ★★★★(4) 特に文句なし、雑誌充実
清掃 ★★★★(4) 掃除は比較的OK、カーペットも不快感無し
従業員 ★★★★(4) 普通~良
客層 ★★★★(4) 比較的マナー良し
コスパ ★★★★(4) 楽天価格3,360円(朝食抜き)は満足
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不満をいうなら、やはり前述のとおりロッカーの狭さでしょうかね。高さ180cmほどのロッカーなんですが、上下二段式なんで、天地が90cmくらいしかないから、ちょっときつかったな(別途有料ロッカーがありますが)。ロッカールームも、朝のラッシュ時には狭いと思います。客層はカプセルにしてはなかなか良いと思います。皆さんマナー守るし、館内静かだし。
さて日記に戻ると、チェックインして早速大浴場に行き、サウナや常温水風呂などでリラックスしてました。常温水風呂で半分眠りながら「ううう─」とか「あ───」とか声にならないため息を発していたら、誰も入ってこなくなった(笑)。頭の中まで冷えてきたところで湯船に入り直し、そのあと浴槽脇のリクライニングチェア(プールサイドとかにある白い樹脂製のやつ)にてタオルで股間隠して寝てました。で、いったいどれくらい寝たんだろうか、目覚めて身体洗ってカプセルのフロアへ。MJ君、もう寝ちゃったかなと思うとカプセル内には不在。あれ?と思ってレストランに向かうと、途中の階段で遭遇。「一人で飲んでましたよ」とのこと。申し訳ない!で、再度レストランに向かいました。MJ君の計算によると、俺は2時間寝ていたらしいです、風呂で(爆)
さてここのレストラン「グリルビッグ」なんですが、超ナイスでしたよ!一見なんの変哲もない居酒屋なんですよ。広くもないし、刺身なんかは陳列冷蔵ケースに入ってるし。でも日本酒は有名地酒が4種+α、ビールはエビスやエビス・ザ・ホップなどの他にも、なんと俺の大好きなキリンのハートランドを置いているというマニアックさ(笑)。キリンのハートランドは緑色の瓶入りで、まさにマーヴェファンのためにあるようなビールです(もちろん味も保証つき)。食べ物についてもおでんや焼き鳥、刺身などの定番メニューのほか、殻付きの大振りな生牡蠣(MJ君談)やあさりのぬた、ぶり大根などなど、品揃えも味も気合入ってましたよ。館内着でリラックスしながら1次会が開けそうです。また店員さんがフレキシブルで、2合単位でしか注文できない熱燗を1合下さいといったら適当に値段つけて持ってきてくれるし。ここはいい!レベル高い!今度行った時は売り切れで食べられなかった殻付き生牡蠣食うぞ!
なお蛇足ですが、テーブルの上においてある吸い放題のタバコ(ブランド不詳)は、超不味いです(笑)
適当に食べてレストランを後にし、カプセルにて就寝。腹痛で目がさめてトイレに行ったらMJ君も腹痛でやってきたのが笑えました。共通項といえば・・・なかなか煮えなかった湯豆腐か?w
2008.12.21(日)
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眠い!(笑)。目覚ましが鳴ってしばらくボケーっと半眠り。二度寝しそうになった瞬間にMJ君がロールスクリーンを開けて足を叩いてきた。このタイミング、まさに次元大介のそれに匹敵すると思うんですが(笑)
で、MJ君は大浴場に行き、俺は洗面で顔を洗い、とりあえずチェックアウト。川崎駅に9時集合。「ここ(地下通路)入ったら駅に行けるよな」とか喋っていたら、気のいいオッサンが「駅?行けるよ!」と頼みもしないのに教えてくれました。オッサンありがとう!9時過ぎに全員集合となり一路シコスギへ。シコスギでJT応援団の団長に遭遇し、タク2台でとどろきアリーナへ。先に現地入りしていたPDさんから連絡によると、我々の横断幕の上に東レが幕を被せてきたとのことだったので、早速朝から検分(笑)
ややこしいことになったら嫌だなと思ってたんですが、ただ単に東レが自軍の応援団席前に幕を張り直しただけということが判明しました。マーヴェも東レも、昨日はチーム幕を張りっぱなしで帰ったんで、我々はとりあえず陣地関係なく空いている壁に全部張ったんですよ。で、両チームとも朝に張り直したんですよね。というわけで我々も隠れてしまったMFC幕やら隊長幕やらを移動させました。これはお互い様ということで、ケンカにならなくてよかった。俺はまた「いつも幕張りにかけては節操のない東レがサマーリーグのときのように強引にあの長いチーム幕をわざわざ青白2枚も張ったがために東レの一般ファンの張る場所がなくなってマーヴェのエリアにまで進出してきた」のかと思いましたよ(イヤミか)。ってかね、リーグと違ってこういう多面コートは幕が張りにくいよね。ここは張っていい場所なのかそうでないのかとか、この幕のチームは一緒の時間に試合をやるから被せちゃだめとかこっちは大丈夫とか。マーヴェのスケジュールだけ把握しとけば済む問題でもないしね。
さてその他は端折って試合について。
この日はCさんが夜行バスで参戦。この1試合に最大集中されましたが、残念ながら1-3で敗戦。1セット取ってから3つ取られた。
俺はこの試合、勝てると思っていたんですよね。佐賀でも思ってたけど。で、試合内容も程度の差こそあれど、佐賀と似たような感じでしたね。ひとことで言えば西脇選手と木村選手は最低限に抑えられるんだけど、張選手にやられっぱなしという印象しか残らないんですよね。東レファンから言わせると「いや、サオリンは良く決めてたやろ!サーブも良かったやろ!」「俺のありさも頑張ってただろ!」ってなことになるわけですが、俺はまあ、ほどほどに抑えた方だと思いますね。
張選手の素晴らしいところは「相手コートがとても良く見えている」ことです。そしてその空いているコースにスパイクを打てる技術があることです。基本はレフトクロス、70%はレフトクロスだと思っていい。残りの20%がフェイントで、10%がストレート。そのレフトクロスをちょっとは止めてくれよ、と思うんですよ。技術的に困難なのかな。
でも相手選手がどうのこうのという以前に、やっぱりマーヴェの熱い気持ちが伝わってこない悲しさ。気合が感じられないんだよなぁ。何でかな。Aさんも叫んでいましたが、気持ちで負けたらだめでしょう。工夫も足りない。これは毎度のことだけど、もっと9mの幅をフルに使った攻撃をしなきゃならないし(端から打てというよりはバリエーションの問題)、サーブだってどこに落とすかよく考えなきゃならないし。創造性と情熱が欠如した場合、残るものは基礎体力のみ。今のマーヴェ、それで東レに勝てますか?
本当に残念です。悔しいです。
とりあえず試合後は荷物を片付けてから出待ち。バスの周りは他のファンが多いし、負け試合だから特に話しかけることもないというわけで、バスから100mほど離れた場所で一服しながら待つことに。なんか30分くらい待ちました(苦笑)。我々の前をバスが通過する際にゲーフラやらブラジル国旗やら掲げてヲタ式見送りを行い、少しの爆笑と多くの失笑を浴びながらミッションすべて終了。いいんです馬鹿と思われても。さようならとどろき。
その後Nさんも合流して一同バスに乗り込みシコスギ駅へ。なんか昼飯食いましょうと店を探すもこれといってなく、とりあえず駅横のビルの地下にあるトンカツ屋に入りました。で、なんだったかな、いつもの如く「なんの帰りですか?」「どこから来たんですか?」と店員さんに聞かれ、なんとなく調子が1/4拍遅れている店のおばちゃん相手に会話をし、大きなトンカツ定食を食べて、ビールも飲んで、店を出ました。ちょっと値段高めだったんですが、味は70点くらいでした。
シコスギ駅でサポヲタ仲間と来年の検討を誓い合い、解散。AさんとMJ君とともに新横浜に向かいました。新横浜からのぞみに乗り込み、しばらくすると爆睡していました。2時間弱経って周りが騒がしいので「京都あたりかな?」と目覚めたのですが、乗客がパニック症候群による過呼吸で泣いて騒いでいたのでした。ちょうどその時分に起きていたと思われるMJ君が励ましていましたが、Aさんと俺は再び眠りました。新大阪でAさん、MJ君と別れて帰宅しました。
今年もたくさんの人にお世話になりました。来年も応援頑張りましょう!