とりあえず、それぞれの説明書をリンクしておきます。(PDF)
見るべきところは、周波数特性グラフ、クロスオーバー周波数(大小のスピーカーが担う音域の分かれ目)
ちなみにgenelecのa、b、cの違いはマイナーチェンジによる型番の変更で
コネクタが違ったりするようですが、音的な性能は変わらないそうです。
Genelec 8020b (Cのページで開いたらBのスペック出てきた;)
Genelec 8010a
Genelec 6010a
YAMAHA MSP5
ちなみに6010と8010はそう大きくかわらないようです。6010が廃番になって8000系ででたのが8010なのかな?
6010,8010比較 http://www.miroc.co.jp/magazine/archives/39282
・genelec 8020
クロス―バー:3kHz
スペクトル:3.5kHzくらいに一度ピークがあってそこから6.5kHzまでは下がり気味
・MSP5
クロスオーバー:2.5kHz
スペクトル:200~600Hz、1.5k~2.5kHzあたりが下がり気味、30kHzあたりまで出力可(必要とは思いませんが;)
まあスペック表とグラフ見ると、
☆MSP5にはちょいと気になる点があります。
・200~600Hzは割と削りやすい音域(ディストーションギターの低いところらへん。)なので既に下がってると削り残すような。
・1.5k~2.5kHzのダウンピーク。ココってかなり大事な音域で集中しやすいのですが。(女性の声の高域成分とか)
・クロスオーバーが2.5kHzってのがちょっと低いような。
どれくらいの幅で重なるのかわかりませんが、このへんにかかるのはあまりよくないような気がします。(上のような周波数特性はここからきてるのかも?)
クロスオーバーする場所では大小二つのスピーカーから音がでるわけだから、音がボケやすいです。
ただYAMAHAがそういうのが下手なはずがないとも思う。なにか意図が?
ちなみにgenelecは3kHzで理に適ってると思います。というのも3k~6kHzら辺は聴感的に不快な音らしく、ちょっと表現が雑になってもいいのかなと。
スペックだけではどうもわからんちんですね!
おまたせ!実際に聴き比べできるサイトがあったよ!
サウンドハウスのデモ!
しかし、モニター機器をモニターする再生機器って一体どうすればいいのかという悩みがw
HARINEはソニーのモニターヘッドホン(SONY MDR-CD900ST)と、
現状いたしかたなく使ってるONKYOのコンポでリスニングしてみました。
絶対的な部分はわかりませんでしたが、
意外に比較はなかなかしっかりできたと思います。
☆感想
やっぱり8020cはダントツでいいっ(涙)
ものすごく音がくっきりしてる。音の粒立ちがよいというか。
正直このアマチュア耳でここまで違いがわかるとは思わなかった。
これでMIXとかマスタリングとかやったら楽しいだろうなぁ...と思ってしまった。
8010も高音はなかなかいいですが、やっぱり低音が出てないせいかちょっと物足りない感じです。
MSP5は低音がすごくよくでてますが、
全体的にちょっとぼやっとしてますね。
逆に、深みを表現できるというか上質感があります。
デモのピアノが鳴るところらへんで顕著ですね。
比べると
「genelecはポップス系、YAMAHAはクラシック系に向いてる」
というのがHARINEの意見です。
私の用途としてはやっぱりgenelec。そして欲しいのはもちろん8020。
小遣いためるかー。。
ドメスティックストライキ「小遣いにもボーナスを」w!
まあ小遣い増やしてもらっても結局かわりに生活費がへるわけだからなー。むなしいなー::
参考:モニター用とリスニング用の違いって??
モニター用スピーカーは、いわば味付け無しのスピーカーです。
これでちゃんとつくられた曲は、いろんなオーディオで再生されたときに、それぞれの味がちゃんと再現されます。
リスニングスピーカーで作った音は、同じスピーカーでは再現されますが、
違うオーディオになった途端、隠れてた音がでてきたり、出してた音が潰されたりしてしまうわけです。 ヘッドホンでも同じ。