サロンにお雛様を出しました。
毎年、2月中旬から下旬に慌ただしく出しているお雛様を今年は立春が過ぎた5日に。
お部屋に入っていただいたお客様は、皆様、一様に「わあ!!お雛様!」と
愛しそうな優しい眼差しでお雛様を見てくださいます。
それが嬉しくて、今年はちょっと早めに(^^)
今日の東京は強い風が吹き、とても寒く、春はまだまだ・・・と感じましたが
最近、こんな本を買いました。
日本には四季だけでなく二十四の気の季節、七十二の候という季節があって
旧暦をもとに暮らしていた時代、そういう季節の呼び方が、生活に密接に関わっていて
その内容がとても素敵な絵と共に描かれています。
絵を見ているだけでも楽しい。
よく天気予報で今日は啓蟄ですとか、雨水(うすい)です・・・とか言っていますが
そういう言葉がたーくさんあって、意味も書いてあります。
私が可愛いなと思ったのは、啓蟄の中の「桃始めて笑う」。
新暦でいうと、およそ3月10日~14日頃のことだそうです。
花が咲くことを昔は笑うといっていたなんて、なんだか可愛いし、素敵です。
花が咲いたらみんな笑顔になるからかな?
自然に寄り添って暮らしていたんだなーという昔の人々の想いがわかって
わたしもそうありたい・・・と思ったりします。季節感を大事にね。
立春を過ぎて最初の午の日は初午といって、稲荷詣をするならわしが古来あったのですって。
お稲荷さんは何故か芸能の神様とも言われて、私もお稽古事の上達を願って
お正月に豊川稲荷に行きました。
2013年の初午は明日2月9日で、お参りに行くのは縁起の良い日だそうです。
お仕事が早く終わったら、行ってみようかな。
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