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新しい歌舞伎座へはいつ行けるか・・・いつ行こうか・・・と思っていると
ありがたいことに、一人行けなくなったので行きませんか・・・とご招待がありまして!!!!!
キャー!!行きます!行きます!!何があっても。
ご招待なんて!嬉しい♪
ありがとうございました!
だって、見たかった「京鹿子娘二人道成寺」なんですもの。
ちょうど、松竹のチケットのページを見ていて、行こうかどうしようか考えていたタイミングで
お誘いいただいたので、行くしかないです(^^)
新しい歌舞伎座、たくさんの方から聞いていましたが、中の作りはまったく同じで、
でも絨毯がふかふかで、客席の座り心地が大変よくなって、エスカレーターがあって・・・
壁が新しい白さだからなんとなく、明るい感じがして。
トイレも順番待ちを少しでもなくすよう、
人が早く動くように工夫がされていたり、イマドキの劇場になっていました。
席は、なんと、前期の歌舞伎座のさよなら公演で見たときとまったく一緒の席!!
今、チケットを確かめて鳥肌立っちゃった。
今回、前回と同じ席だとはまったく思わず見ていて、随分見やすくなったなーって
思ったので、客席への配慮はだいぶされたかと思います。
前は狭かったもんな~。
段差をつけているのか、前の人の頭が気にならない。
ただ、3階の食堂に行く手前に、亡くなった歴代の俳優さんの写真が飾ってあり
その中に勘三郎さんと団十郎さんの写真があって、そこを見るのが辛かったです。
出し物は播磨屋の「梶原平蔵誉石切」(かじわらへいぞうほまれのいしきり)と
玉三郎&菊之助の「京鹿子娘二人道成寺」(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
播磨屋、中村吉右衛門さんも大好きな俳優さんです。
「梶原平蔵誉石切」は初めて見る演目だったのですが、播磨屋のおおらかさがいいなあ。
格好良い!
鬼平見てるみたいな・・・あ!今気が付いた!2人とも「平蔵」だ。
芝居にじっくり引き込まれてセリフをじっくり聞く・・・という場面が続くかと思えば
ビジュアル的に笑わせたり、酒尽くしのセリフも出てきたり、会場も湧きますねえ。
最後はハッピーエンド(って表現でいいのか?!)です!
そして二つ目のお待ちかね、道成寺。
玉様の道成寺、先日WOWOWで20年前にハイビジョンで録画されたものを
放送していたので、これは永久保存ということで、BDに落としたのですが
それと見比べても、美しさが増しているような。
玉さま1950年生まれですよ~Σ(Д゜;/)/!!!
二人道成寺はまず、菊之助が花道から登場。
「可憐」という言葉が合うかしら。可愛い白拍子花子さん。
そして、花道のすっぽんからドロドロという怪しげな音と共に、玉さま登場。
ここから出てくるのは人間ではないというお約束通り、かなり妖しい。
2人花子が揃ったところで、会場からは溜め息がね、すごいの。
あら~~、綺麗ね~~・・・・・ザワザワザワ・・・・。
一人で踊る場面、二人で踊る場面、それぞれあります。
二人の時は二人を見よう!と思っていても、ついつい玉様に目がいっちゃう。
けっして菊之助さんが上手くないわけではないです。
一人で踊っていたらそれは素晴しい!!!と思うのだろうけど、玉さまの貫禄にはね。
「まり唄」のところは、日本の有名な色町を詠み込んだ艶っぽいものなんですが
きっと花魁の所作なんだろうな、表情も色っぽく変わるんですよね、玉様。
玉さまの踊りは柔らかいけどしっかりとした軸があり、でも、浮いているような、
やっぱり人間じゃないものが凄い。
そして終盤、蛇の化身が現れてくるような、女の情念みたいな凄みのある表情。
それも見ごたえ充分でした。
うーん、ずっと見てたい~、終わらないで~。
一人での道成寺だってそれはそれは美しいですが、それが2人になっちゃって、
もうお腹いっぱいでございます。ごちそうさまでした。
カーテンコールしたかったよ。
新しくなった歌舞伎座、初めて歌舞伎を見るという方も多いのでしょうか。
でも、初めてでこんな素敵な舞台を見たら、やめられなくなると思います。
帰りしなの私は「鐘に恨みは数々ござる~♪」って
口ずさんでおりました(^^)
勘三郎さんが亡くなって、なんとなく、歌舞伎座に行く気が積極的でなかったのですが
お孫ちゃんの七緒八くんが出ていた「お祭り」をテレビで少し見ました。
2歳にして、大人達の踊りに合わせ足を踏み、振りを真似したり、最後は見得を
切っていたので、あー頼もしい継承者が現れたな~、勘三郎さんもあちらの世界で
悔しがりながらも喜んでいるだろうな~と思ったり。
また歌舞伎座に行きたくなりました。
今度は着物着て行こうっと!!
お食事は花篭弁当を予約していきました。
美味しかったです!!
新しい歌舞伎座、思いがけなく行けることになりまして。
座席の番号の一致は、本当にびっくりしました!
こんなことってあるんだなあと。
玉様の完璧な美の化身・・・・まさにその通り。
ひとつひとつの所作に無駄がなく、研ぎ澄まされていますよね。
だから見ているほうも、どんどん引き込まれて行って
しまうのでしょうね。
菊之助さんのお岩ですか!
どんどん色んな役に挑戦していきますね。
楽しみです。
座席、みやすくなっていたのですね。
同じ席番だったとは凄い偶然ですね!
私は今月これから、吉右衛門さんの「俊寛」で
新しくなった歌舞伎座初体験です。
>けっして菊之助さんが上手くないわけではないです。
>一人で踊っていたらそれは素晴しい!!!と思うのだろうけど、玉さまの貫禄にはね。
とてもよくわかります!
私もおなじ二人で同じ「京鹿子娘二人道成寺」をかなり前ですが観たときにもそう思いました。
そのときは菊之助さんはぴっちぴちの若さ!かわいさ!で勝負してましたが、ぱっと後ろを向いたときの着物の裾の広がり方一つとってもやっぱり玉さんは完璧な美の化身で。。
とはいえ菊之助さん、これからさきもまだまだ沢山驚かせてくれそうで、とってもたのしみな役者さんです。
来月は菊之助さんのお岩さんを観る予定なのでこちらも楽しみにしているところです^^
新しい劇場はやっぱり気持ちよいですね。
久々に、いい舞台見たな~ってちょと興奮気味に書いてしまいました(^^;
箸袋、そうですね、歌舞伎模様でした。
湯のみ茶碗も定式幕の模様だし、
お料理の中にも、定式幕の色の練り物みたいのがあったり。
けっこう凝っておりましたよ。
幕間に食べるので30分で食べなければいけないのが
惜しいですね。ゆっくりいただきたかったです(^^)
早くmihoさんと歌舞伎座行きたいな~。
いいな~!!!
yukoさんのレポで、美しさが伝わってきて、読んだだけで私も溜息です(笑)
お食事も素敵!(^^)!
手前にあるのは箸袋ですか?歌舞伎の模様なのがいいですねー