GW中 旅行の為 老犬ドロップちゃんと 超シャイで旅行同伴の難しいキナコちゃんを
ペットホテルに預けました。(ポニョちゃんは 同伴しました。)
娘宅に預けた事はありますが ペットホテルは初めてです。
ドロップちゃんは 高齢なので たいてい寝ています。
余り 問題ないと思いましたが。。。
社会性ゼロのキナコちゃんは ちょっと不安でした。
昨日 お迎えに行ったら 。。。。
即、ホテルのオーナーさんが 「キナコちゃんは 保護犬ですか？」
と 聞いてきました。
あれあれ、なんで わかったのかしら？
「虐待の経験がありますね〜、この子。
リードを付ける時の嫌がり様は 普通じゃないですね〜」
さすが プロですね、 ワンコの態度で そこまで読むとは。
母さんも キナコちゃんを引き取った時から そういう疑問は少し持っていました。
人馴れしない、棒を怖がる、大きい男の人に尻込みする、、、、etc
それらしい兆候は沢山ありました。
キナコちゃんの元来の性格かもしれないとも 思いましたが
やはり 成長期に何かあった様です。
人間でもそうですが 心に受けたトラウマは なかなか消え去りません。
犬は特に パピーからから成犬になるまでの 6ヶ月が性格の形成期です。
この時期に 人間との信頼関係を築けないと
成犬になってからでは 矯正が難しいのです。
それでも、キナコちゃんはちょっとずつ、改善してきています。
怖がりですが 母さんには 甘えてきますし、今では父さんもリードを引けます。
この夏で引き取って2年ですが 随分と変わりました。
私には従順で とても可愛いです。
私は キナコちゃんが幸せなら
一般的な社会性は身につかなくても いいと思っています。
キナコちゃんにとって 必要最低限の社会性があれば
立派な家庭犬にならなくてもいいです。
躾の行き届いた立派なワンコになる必要は全くありません。
母さんとキナコちゃんが ハッピーであれば それで充分なのです。
最近そう思う様になりました。
アラ還位になると ちょっと 人間 賢くなる様です。
若い時は そんな事は思いませんでした。
ワンコは ビシッと躾が入るものと思っていましたよ。
上手く躾が入らないと それは調教や訓練が下手なのだと思っていました。
今 ワンコは 人間と共に暮らしていて 人間が飼うという 上下関係では
収まらないパートナーシップを築いています。
世の中も変化して 人間と犬の関係も変わりました。
だから、母さんはキナコちゃんの非社会性を 敢えて 矯正しようと思わず
時間の経過に任せて 様子を見ようと思っています。