短大のとき、哲学みたいな勉強を少ししておりまして、アリストテレスについても少し習ったのね。で、その授業で
「美とは調和のとれた状態のこと。つまりハーモニーです」
みたいなことを先生が仰いました。LEEはそれを聞いた瞬間、
「ひばりもおんなじことゆってた!」
と、カッと目が開いたようでした。
やー、なんか、ね。
まあ、ちょっと、アリストテレスの言うところの「美=ハーモニー」とひばりの言う「美しき調和」が同じ事であるとは言い切れん気もするけどね。
でもま、「おんなじことゆってる」んではあると思ったのよね。
さて、LEEがあすか組を読むにあたって、いちばんすごいなーと思うのは、キャラ設定です。
物語 ―――漫画、小説、映画、テレビドラマ―――という物を作るにあたって、いちばんしっかりしていないといけないのがキャラ設定だと思ってます。ここをいい加減にしておくと、「この人は、こうは動かないでしょー」ってことを平気でやっちゃうからね。それやっちゃうと、見てる側は一気に冷めちゃう。万人がそうだとは言いませんが、少なくとも私は冷める。そして見る気、読む気を失う。
で、あすか組。
あの膨大な、というと少し言い過ぎかもしれませんが、たくさんのキャラが、全員しっかりしてるのよ。ほんの少ししか出番のないキャラまでもがね。そこがねー、ほんとすごいと思うの。
メインキャラはそりゃー、誰だって気をつけると思うの。でも、そうじゃ人たちは、あの年月掛けて、あの数なら、多少被ってそうなもんやのに、被ってないのよねー。エリアマスターたちも、円卓の七人もね。で、それを読んでる側にわからせるのも上手いんやと思う。
エリアマスターは、それぞれの紹介ページがあったから、余計にわかりやすかったけど、円卓衆なんてさ、滅多に出てこおへんのに、
「あ、この人ね」
って、わかるもんなー。
わかってるの、私だけじゃないでしょ?
まあ、これをやるのがプロです。と言ってしまったらそれまでやけど、それ、できてないプロ、いくらでもいるからね。
そして最後に、まあ、これは、そのキャラ設定と内容ダブるけど、存在感ってやつです。
主人公は当然なんやけど、フサコってさ、全編通して、そーんなに出てきてないと思うのよ。そもそも、本編で最初にできてたのって10巻か11巻やったと思うのよね。たぶん、11。で、そこからも、しょっちゅう出てくるわけじゃない。でも、絶対に忘れへん。もちろん、呼び名と顔の所為もあるでしょう。けど、それだけじゃないと思うのよね。
「BANANA FISH」を読んだ時にさ、
「ショーターってすごいよなー。すぐ死んだのに、この影響力」
って思ってたの。それをね、フサコにも―――いや、ここは薔薇の宮と言うべきか――― 感じたの。感じたのは、私だけかもしれんけど。
はい! ということで、書き残しでした。
バイバイ!
「美とは調和のとれた状態のこと。つまりハーモニーです」
みたいなことを先生が仰いました。LEEはそれを聞いた瞬間、
「ひばりもおんなじことゆってた!」
と、カッと目が開いたようでした。
やー、なんか、ね。
まあ、ちょっと、アリストテレスの言うところの「美=ハーモニー」とひばりの言う「美しき調和」が同じ事であるとは言い切れん気もするけどね。
でもま、「おんなじことゆってる」んではあると思ったのよね。
さて、LEEがあすか組を読むにあたって、いちばんすごいなーと思うのは、キャラ設定です。
物語 ―――漫画、小説、映画、テレビドラマ―――という物を作るにあたって、いちばんしっかりしていないといけないのがキャラ設定だと思ってます。ここをいい加減にしておくと、「この人は、こうは動かないでしょー」ってことを平気でやっちゃうからね。それやっちゃうと、見てる側は一気に冷めちゃう。万人がそうだとは言いませんが、少なくとも私は冷める。そして見る気、読む気を失う。
で、あすか組。
あの膨大な、というと少し言い過ぎかもしれませんが、たくさんのキャラが、全員しっかりしてるのよ。ほんの少ししか出番のないキャラまでもがね。そこがねー、ほんとすごいと思うの。
メインキャラはそりゃー、誰だって気をつけると思うの。でも、そうじゃ人たちは、あの年月掛けて、あの数なら、多少被ってそうなもんやのに、被ってないのよねー。エリアマスターたちも、円卓の七人もね。で、それを読んでる側にわからせるのも上手いんやと思う。
エリアマスターは、それぞれの紹介ページがあったから、余計にわかりやすかったけど、円卓衆なんてさ、滅多に出てこおへんのに、
「あ、この人ね」
って、わかるもんなー。
わかってるの、私だけじゃないでしょ?
まあ、これをやるのがプロです。と言ってしまったらそれまでやけど、それ、できてないプロ、いくらでもいるからね。
そして最後に、まあ、これは、そのキャラ設定と内容ダブるけど、存在感ってやつです。
主人公は当然なんやけど、フサコってさ、全編通して、そーんなに出てきてないと思うのよ。そもそも、本編で最初にできてたのって10巻か11巻やったと思うのよね。たぶん、11。で、そこからも、しょっちゅう出てくるわけじゃない。でも、絶対に忘れへん。もちろん、呼び名と顔の所為もあるでしょう。けど、それだけじゃないと思うのよね。
「BANANA FISH」を読んだ時にさ、
「ショーターってすごいよなー。すぐ死んだのに、この影響力」
って思ってたの。それをね、フサコにも―――いや、ここは薔薇の宮と言うべきか――― 感じたの。感じたのは、私だけかもしれんけど。
はい! ということで、書き残しでした。
バイバイ!
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