アビエーター

ＤＶＤ借りに行って観ました。
やっぱ、演技上手い。
正直、あの役のレオはかっこよくはなかったけど、でも、やっぱいい。
女優さんたちもいいです。あ、これは、演技がというか、ストーリーの中での存在が。でも、演技がいいからそう思える。ていうか、入り込めたのよね、きっと。


好きなシーン。

ハワードとケイトが初めて一緒に食事をするシーン。
公聴会のシーン。


食事のシーン、実際には食べてないんやけどね。
あれは、どういうお店なのかな？現代の日本にはああいうお店は存在してなさそうやから、なんと説明すればいいのか・・・・。
大衆パブ？　すごーく大きなフロアで、小さなステージで音楽を演奏していて、食べて飲んでる人もいれば踊ってる人もいる。
まあ、そんな所に二人で行って食事をしようとするんやけど、ものすごく不躾な男二人がハワードを見つけて友だち気取りで近寄ってくる。一人は別の席の客の椅子を奪って二人のテーブルに着き、やかましく騒ぎ立てる。
食事が運ばれてきて、これから食べようとしてるのに男たちはタバコを吸い始めて、あろうことか一人の男（椅子奪った方）が潔癖症のハワードのお皿からビーンズ（このビーンズの色が明らかに天然色には見えんかった）をひとつ取って自分の口に運ぶ。いい加減いらいらしていたハワードとケイト、その行動でハワードが我慢できんくなって席を立つ。その時のケイトの反応がツボにはまった。
「先に失礼するよ」とハワードが席を立ったとき彼女が「やった！」って顔で一緒に立ち上がるの。あの感じ。なんかイイわぁ。それまでの、ハワードの方を気遣うように見てたのも良かったな。


公聴会シーン。

精神的にやばい状況になってたところに恋人が来て身なりを綺麗にしてくれた辺りから、いい感じでした。
ちゃんとスーツに着替えて、公衆の面前に立って、理路整然と相手に対応して、さらに打ち負かしちゃうっていうのがね。イイです。
基本的に頭のいい人が好きなので、こういうシーンはどんなストーリーでもテンション上がります。
この、「理路整然と」ってのがいいの。かっこいい・・・・。


できることなら、死ぬまでを観てみたかった。
そう思わせられたってことは、わたしにとって好い脚本やったってことなのかしら？
あそこで終わるならあの終わり方がベスト。ってのはわかる。でも、もっと続いてほしかったから、あの終わりじゃイヤやな。
最後、どんな風に生涯を終えたのか気になります。
でも、伝記とか読む気にはなれへんのよなぁ。
もっと勉強熱心な性格になりたいです。