【THE BEATLES Backstage】
やめてくれ。もうたくさんだ。
ジョンの作品である。この曲のジョン独特のコード進行について、
『タイムズ』紙の音楽批評家は、「エオリア・カデンツァ」と評して
賞賛し、マーラーとの類似性について注意を喚起させていた・・・。
とは言っても、当の作者はそんな「難しい」ことなどこれっぽっちも
意識していなかっただろう。
‘Baby It's You ’の時もそうであるが、ジョージ・マーティン氏
のアイデアによる「プラス・1」のサポートが、さりげなく曲を重厚
なものにしていると感じる。‘Not A Second Time ’では、ピアノが
ベース・ラインをサポートしているが、間奏の部分ではそのピアノが
一転して「主役」を演じている。このソロは、リード・ギタリストの
ジョージが奏でてもよいラインだと思うが、そうしなかったのには、
なにか理由がありそうだ。ともあれ、シンプルで胸を打つラインだ。
ぼくを傷つけたくせに また戻ってくるなんて
やめてくれ もうたくさんだ
レノン・ワールドである。
一般的には「やや寂しい」という評価もあるようだが、シブい曲だ。
あまり目立たないポジションにある曲だと言われるが、初期の名作だ
と思う。
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ピアノの重い音もキュンときますし。。
you are giving me the same old lines
I"m wondering why
のところのジョンの切ないボーカルとメロディがたまりません。歌詞にもみごとマッチして。
ジョンが新しいジョンにしかかけない名曲を次々と作ってたころですね。
わたしのコメントのタイトルがベタですみません。
引かないでくださいね。
意味不明な箇所は「早送り」してください(^^;
しかし、これほど「単音」のピアノが効果的とは・・・
「流石」です♪
引用された箇所のメロディとジョンの声もさることながら
歌詞も韻を踏んでいるようで
心地よい響きに聴こえますが、いかがでしょうか。
“lines”と“why”の[ai]?
この曲のキーは「G」でしょうか「Em」でしょうか??
実は永らく「G」だと思っていたのですが、マイナー調の
旋律が思ったより多くて当初の確信が揺らいでおります…
わたしも「エオリア・カデンツァ」がどういうものか
さっぱりわかりましぇん。(^^;
この曲のもつ独特な雰囲気はなんだろうと
考えました。
そうか「四七抜き」!
と一瞬思いましたが、違いました。
Aヴァース(「Aメロ」は日本独特の表現らしい)では
「シ」すなわちキー「G」の「F#」が登場しますし
Bヴァースでは「C」も「F#」も登場します。
わたしの考えでは
最後の“No no no, not a second time”の
“time”の瞬間の「意外なライン=>E」で
決まりだと思います。
凡人はあの「E」音を「G」音にし
メジャーで終止させるのではないでしょうか。
GでもEmでもない微妙なニュアンス(メジャーと
マイナーが混合している)であるところが
ビートルズ(この場合はジョン)たる所以だ
と考えています。
もっとも「楽典」のことを言ったら
彼らから「何をそんなややこしいことを・・・」
と怒られてしまいそうですね♪