【写真:田町ハイレーン 23番・24番レーン 2008年04月19日21時53分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
今日は第三土曜日。競技ボウリングの6大学OBリーグに参戦しま
した。その中で「勝負事」の面白さと恐ろしさを同時に味わいました。
最終ゲームのベーカー戦での出来事です。当チームは序盤、3人が
うまくつながり、第1フレームのカバー後、ターキーそしてカバーを
重ね、第5フレーム終了時点で 210ペースの展開でした。もう一方の
対戦チームは、ワンミスでストライクがつながらず 180ペースの展開
でした。
その後、当チームにミスが重なり試合展開は混沌としてきましたが
第8フレーム終了時点の確定スコアは 167対 143で、本学が2マーク
以上リードしていました。そして大事な第9フレーム。本学がスペア
相手校はストライクです。
さて、アンカーのわたしは10フレーム第1投目に臨みます。投球
前に確認のために、チームで計算をしました。相手校は、最大 203点
までの可能性があります。従って本学はカウントダウンのない状態で
マークをつければ、相手校の最大スコアを上回ることができるのです。
この時の投球者の精神状態・・・。
力んではいけない。
でも、しっかりスイングしないといけない。
そして、投球動作を急いではいけない。
・・・。気がつけば、すべて「~してはいけない」調になっていたの
です。これはすなわち「受けにまわっている」ことになるのではない
でしょうか。もちろん、そのことは試合終了後に気がついたことです。
案の定、「しっかりスイングする」ことが「思い切ってえいや~」
になってしまい、ボールは棒球、オイル伸びにひっかかり2-4-5
-8の「バケット」が残りました。相手校のアンカーは、伸び伸びと
スイングし、グッドショット。第10フレームの第1投目・第2投目
をストライクとし、「読み通り」最大スコアに近づきます。
本学は、「バケットをカバーして<やっと>イーブン」という状態
にまで追い込まれました。もっともこれは、投球者である自分自身の
心理状態です。<やっと>という考え方ではなく、「カバーして第3
投目に臨む挑戦権を得る」と考えられれば、異なった結果が出たかも
しれません。
果たして。2番ピン前の状態をよくわかっていない「手探り状態」
で投球した結果は、2番ピンに薄くヒットし、4-8が無常にも残る
結果になりました。 191対 203。敗退です。
敗戦にもいろいろあります。しかし、このような「不完全燃焼状態」
で負けるのは、いちばん悔しい負け方ですね。勝負事における勝敗の
分岐点はいたるところにありますが、常に「その時点において自力で
何ができるのか」を念頭に置き、頭が体に指示した反応ができるよう
準備しておくことが必要だと再認識しました。
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結果は別として、アドレナリンが目一杯出て、メンタル的には リセットされます(^^
3月は S水先輩の代打ちで6大学リーグに参加しました。
慶應最長老のN守さんは 70歳代、小生は55歳、もう一人のA山は30歳代というチームだったんですが、「結構 シマッタ」いいチーム戦できて すごく爽快でした(^^v
チームとして戦えるということは素晴らしいことですね。
これが「原点」だと思います。
前進するための刺激というか・・・。
それが集中力につながるような気がします。
今シーズン、ポジション等で対戦のときは
よろしくお願いいたします。