らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1232.受けにまわるな!

2009-03-21 | 22.Bowling
【写真:田町ハイレーン 23番・24番レーン 2008年04月19日21時53分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 今日は第三土曜日。競技ボウリングの6大学OBリーグに参戦しま
した。その中で「勝負事」の面白さと恐ろしさを同時に味わいました。

 最終ゲームのベーカー戦での出来事です。当チームは序盤、3人が
うまくつながり、第1フレームのカバー後、ターキーそしてカバーを
重ね、第5フレーム終了時点で 210ペースの展開でした。もう一方の
対戦チームは、ワンミスでストライクがつながらず 180ペースの展開
でした。

 その後、当チームにミスが重なり試合展開は混沌としてきましたが
第8フレーム終了時点の確定スコアは 167対 143で、本学が2マーク
以上リードしていました。そして大事な第9フレーム。本学がスペア
相手校はストライクです。

 さて、アンカーのわたしは10フレーム第1投目に臨みます。投球
前に確認のために、チームで計算をしました。相手校は、最大 203点
までの可能性があります。従って本学はカウントダウンのない状態で
マークをつければ、相手校の最大スコアを上回ることができるのです。

 この時の投球者の精神状態・・・。

 力んではいけない。
 でも、しっかりスイングしないといけない。
 そして、投球動作を急いではいけない。

・・・。気がつけば、すべて「~してはいけない」調になっていたの
です。これはすなわち「受けにまわっている」ことになるのではない
でしょうか。もちろん、そのことは試合終了後に気がついたことです。

 案の定、「しっかりスイングする」ことが「思い切ってえいや~」
になってしまい、ボールは棒球、オイル伸びにひっかかり2-4-5
-8の「バケット」が残りました。相手校のアンカーは、伸び伸びと
スイングし、グッドショット。第10フレームの第1投目・第2投目
をストライクとし、「読み通り」最大スコアに近づきます。

 本学は、「バケットをカバーして<やっと>イーブン」という状態
にまで追い込まれました。もっともこれは、投球者である自分自身の
心理状態です。<やっと>という考え方ではなく、「カバーして第3
投目に臨む挑戦権を得る」と考えられれば、異なった結果が出たかも
しれません。

 果たして。2番ピン前の状態をよくわかっていない「手探り状態」
で投球した結果は、2番ピンに薄くヒットし、4-8が無常にも残る
結果になりました。 191対 203。敗退です。

 敗戦にもいろいろあります。しかし、このような「不完全燃焼状態」
で負けるのは、いちばん悔しい負け方ですね。勝負事における勝敗の
分岐点はいたるところにありますが、常に「その時点において自力で
何ができるのか」を念頭に置き、頭が体に指示した反応ができるよう
準備しておくことが必要だと再認識しました。




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2 Comments

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Unknown (慶應OB)
2009-03-28 21:59:21
ボウリングのチーム戦のいいところは、こういう日常では味わえない、緊張というかストレスにあります。

結果は別として、アドレナリンが目一杯出て、メンタル的には リセットされます(^^

3月は S水先輩の代打ちで6大学リーグに参加しました。

慶應最長老のN守さんは 70歳代、小生は55歳、もう一人のA山は30歳代というチームだったんですが、「結構 シマッタ」いいチーム戦できて すごく爽快でした(^^v
返信する
チーム (らば~そうる)
2009-03-29 20:18:27
to:慶應OBさん

チームとして戦えるということは素晴らしいことですね。

これが「原点」だと思います。
前進するための刺激というか・・・。
それが集中力につながるような気がします。

今シーズン、ポジション等で対戦のときは
よろしくお願いいたします。

返信する

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