【写真:第一幾品川橋梁@北海道・斜里町 2015年09月02日13時55分撮影】
「岬めぐり」という歌がある。
岬…。たいていは何かの突端、さきっちょにある。ということは、
端っこである。過去を振り返ってみると、けっこう端っこに赴くのが
好きだなぁと思い当たる。そこに行くまでのプロセスと気分の高まり
そこにたどり着いた時の達成感と開放感…。それらが端っこに引き寄
せられる要素なのかもしれない。納沙布岬もまた端っこである。なん
といっても、そこは離島を除き、本土最東端なのであるから。
昨晩、根室地方は発達した低気圧の影響のため激しい風雨となった。
例年、納沙布岬では日の出の時刻に合わせて岬近辺に露営するのだが
今年は車泊となった。バラバラと雨が車の屋根を叩きつける。そして
時折、の強風で車体が揺れる。「こりゃ、明日の朝は何も見えないな…」
と半ば諦め境地で眠りにつく。
そして…、夜が明ける。なんと。風雨はすっかり去っているではな
いか。しかもクリアな朝だ。なんたる僥倖!
早朝で人影のない土産物店の前で鳥たちが水浴びを楽しんでいる
北海道最古の納沙布岬灯台
オーロラタワー
丘の上でひと休みする海鳥たち
日の出の瞬間の太陽を見ることはできなかったものの、このクリア
な朝をこの地で味わえただけで十分だ。なにせめったに出会えないの
だから。感謝。
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