【写真:旧丹波屋旅館@北海道中頓別町 2023年10月03日11時08分撮影】
猿払村のエサヌカ線を後にし、国道 238号線を浜頓別に向けて走る。例年オホーツク
海沿いに南下するのだが、今回はここから国道 275線に入り音威子府を目指す。理由は
確認しておきたい建造物があったから。その建造物とは
旧丹波屋旅館
その昔、音威子府・浜頓別間は国道 275線と並行して天北線が敷設されていた。昭和
末期、北海道の鉄路の状況は営業的に厳しい状況となり、天北線もJR北海道になって
2年目の1989年 5月 1日に廃止される。旧丹波屋旅館の建造物はかつての天北線小頓別
駅前の国道沿いに位置する。大正時代に建設され、かつては駅前旅館として賑わったそ
うだ。
それにしてもなんとも「ハイカラ」な佇まいである。このような建造物が道北エリア
に残存しているのは希少ではないだろうか。現にNPO法人による「旧丹波屋旅館保存
活用プロジェクト」が活動中である。
この偉大な歴史的遺産を後世につなぐために、クラウドファンディングにより初期調
査費用が集められた。同プロジェクトのサイトによれば、募集は2023年11月10日に締め
切られた。目標金額3,500,000円に対し、4,035,000円の善意が集まったとのことである。
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