【写真:新場の沢@北海道・苫前町 2014年09月22日 13時30分撮影】
他の人から見ればなんてことのないスポットなのですが、自分(達)
では価値のある(という言い方はイヤですね)場所ってありませんか。
それは旅のような訪れる場所に限ったことではありません。食べ物
ファッション、音楽、アート、スポーツ…。志向は人それぞれ。でも
ある人が何か情報を発信したとして、その情報に対して「ピン!!」
と来る感覚。これがとても大事なのですよね。発信者云々ではなく、
先入観を排除した「素」の感覚を大事にしたいと思います。昨今の某
SNS を見るにつけ、その感を強くしています。
さて、ハナシがそれました。元に戻りましょう。私のお気に入りの
スポットに北海道・苫前町にある「新場の沢」があります。国道 232
号線沿いにバスの停留場がありますが、1990年に初めてここを訪れた
時に、そのあたりの雰囲気に惹かれてしまったのですね。
そのきっかけは本当に偶然です。1990年に北海道を旅した時、国道
232 号線を走行していると少し眠気を感じました。そして目に入った
のが、バス停のわずかなスペース。そこにクルマを停め、しばし仮眠
します。バス停であるため、路線バスからクラクションを鳴らされ、
あわてて前方にクルマを移動させた思い出も刷り込まれています。
目が覚めあたりを見ると、その雰囲気がとてもよかったのですね。
何かの歌ではありませんが、裸足になって浜辺に降りて波と遊んだり
しました。遠くには天売島・焼尻島の影、南方を見れば、流木のオブ
ジェ…。昼過ぎの蜃気楼的な幻想的な世界も伴ない、そのイメージが
強く脳裏に刻まれました。
拘りって、本当に偶然の出来事から始まるのですね。
それでは、「新場の沢」の雰囲気をお伝えしましょう。「ピン!」
とくれば、あなたもここを訪れたくなります…?…よ。たぶん。
1990年からずっとそこにいる流木のオブジェ
天売島(左)・焼尻島の影を眺める
最初に来たときにはなかった風力発電のプロペラ(上平グリーンヒルウィンドファーム)
反対車線のバス停(後ろに番屋が見えます)
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