「千手観音?」もとい、「千日手」。「せんにちて」と読みます。
将棋の世界で「千日手」という現象があります。どのような現象の
ことを言うのでしょうか。例えていうと「ロジックが無限ループに入
ること」「堂々巡り」です。私が将棋を嗜み始めた1960年代のころは
「一局(対戦)の中で同一手順が3回現れること」だったのですが、
1980年代に入りルールが改定され「一局の中で同一局面が4回現れる
こと」になりました。もともと対局が無限に続くことを回避した一つ
のルールなのですが、「同一手順3回」であると、将棋が無限に続く
可能性があるからです。
ある局面から先手・後手ら各々いくつか「手番」を指します。その
数手の集合を「手番A」としましょう。その後、同じ局面が再び現れ
ます。指し手はその戦略から「千日手」(旧ルール)を回避しようと
その局面から今度は「手番A」とは異なる「手番B」で進めるます。
しかし、実力差がないプロ棋士の間の勝負では駆け引きなどの要素も
入り、またまた同じ局面に戻ってしまうのです。
6月5日のNHK杯将棋トーナメントを観ました。先日の「39手」
以来、またまた将棋がマイ・ブームになり、このところ続けて観てい
ます。TV画面では、ちょうど永瀬拓矢四段が佐藤康光九段(元名人)
に挑んでいるところでした。しかし、なんとその対局は千日手を二度
も繰り返したのです。千日手は珍しいことではないと思うのですが、
同一対局で二度連続千日手というのは、かなりレアなケースなのでは
ないのでしょうか。それもそのはず、調べてみたら、60年を超える
長い歴史を持つNHK杯トーナメントでも、初めての記録だったとの
ことです。
大相撲で例えるならば「水入りが何度も続き二番後取り直しとなり
さらにまた水入りが続く・・・」。そんな感じなのでしょうか。また
また将棋の深さを感じた一日でした。

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将棋の世界で「千日手」という現象があります。どのような現象の
ことを言うのでしょうか。例えていうと「ロジックが無限ループに入
ること」「堂々巡り」です。私が将棋を嗜み始めた1960年代のころは
「一局(対戦)の中で同一手順が3回現れること」だったのですが、
1980年代に入りルールが改定され「一局の中で同一局面が4回現れる
こと」になりました。もともと対局が無限に続くことを回避した一つ
のルールなのですが、「同一手順3回」であると、将棋が無限に続く
可能性があるからです。
ある局面から先手・後手ら各々いくつか「手番」を指します。その
数手の集合を「手番A」としましょう。その後、同じ局面が再び現れ
ます。指し手はその戦略から「千日手」(旧ルール)を回避しようと
その局面から今度は「手番A」とは異なる「手番B」で進めるます。
しかし、実力差がないプロ棋士の間の勝負では駆け引きなどの要素も
入り、またまた同じ局面に戻ってしまうのです。
6月5日のNHK杯将棋トーナメントを観ました。先日の「39手」
以来、またまた将棋がマイ・ブームになり、このところ続けて観てい
ます。TV画面では、ちょうど永瀬拓矢四段が佐藤康光九段(元名人)
に挑んでいるところでした。しかし、なんとその対局は千日手を二度
も繰り返したのです。千日手は珍しいことではないと思うのですが、
同一対局で二度連続千日手というのは、かなりレアなケースなのでは
ないのでしょうか。それもそのはず、調べてみたら、60年を超える
長い歴史を持つNHK杯トーナメントでも、初めての記録だったとの
ことです。
大相撲で例えるならば「水入りが何度も続き二番後取り直しとなり
さらにまた水入りが続く・・・」。そんな感じなのでしょうか。また
また将棋の深さを感じた一日でした。

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