【写真:シルバーエイト@八戸港フェリー・ターミナル 2013年09月08日 19時52分撮影】
茜色の岩手山SAを後にすると、東北道は次第に紫に染まってくる。
安代JCTを過ぎ八戸道にさしかかる頃には漆黒の闇になっていた。
そして…。八戸の料金所に到着。時は18時をまわっている。出発後
10時間が経過していた。そこからフェリー・ターミナルまでは通い慣
れ道のりだ。スパ系の建物やコンビニなどが増えたが、最初にこの道
を通った30年前と基本的に大きくは変わっていない。そこが魅力的だ。
フェリー・ターミナルに到着する。彼女はそこにいた。
シルバーエイト
停泊中のシルバーエイトを遠くから眺める
彼女は今年の6月末に就航したばかり。北海道行きのフェリーで、
最初に出会ったのは「ぼらん」。あれは1984年のことだ。その頃は、
東日本フェリーによって運行されていた。北行きの経路は、それ以来
「八戸→苫小牧」で固定されている。旅のスケジュールが組みやすい
からである。
やがて長年「べが」との関係が続く。そのべがとは、昨年の9月で
事実上お別れとなった。実際のところ、彼女は今年の6月末で、日本
での任務を終えた。今後は、キリバスで「DHARMA RUCITRA.1」として
就航予定とのことである。頑張れ「べが」! 応援してるよ。
話を戻そう。しばし、いろいろな角度から彼女を眺める。新しい。
なにもかもが新しい。ピカピカだ。
停泊中のシルバーエイトにそっと近寄ってみた・その1
停泊中のシルバーエイトにそっと近寄ってみた・その2
新しいグリーンの色調が眩しい!
やがて 22:00。出航の時刻だ。シルバーエイトは、八戸港を静かに
離れる。シーズンを過ぎたせいなのか、静寂なムードだ。
シルバーエイト出航だ!
出航後デッキに佇み、彼女と出会った記念の夜の酔いを醒ますため
しばし夜風に吹かれていた。アルコールではない酔いも、時にはよい
ものだ。
静かなデッキにて何を語る
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