【JOHN LENNON】
1964年 6月 1日。‘Matchbox’‘I'll Cry Instead ’‘Slow Down’
のレコーディングを完了したビートルズは、‘I'll Be Back’を収録
しようとしていた
ジョンのJ-160Eをジョージがチューニングしている傍らでジョンが
「シャノ~ン、シャノ~ン」とつぶやく。どうやらこの曲は、デル・
シャノン風のコード進行がベースになっているらしい。
初期のアレンジは“ANTHOLOGY 1 ”で確認できるが、3拍子のノリ
であるスローバラードである。ジョンがかなり歌いにくそうにしてい
る。特にブリッジの部分がへんてこりんになっている。そこで、マー
ティン先生登場・・・。
普通にやってみようか。
というわけでアコースティックな‘I'll Be Back’の完成である。
ジョンのJ-160Eのコードストロークと、ジョージのガット・ギターの
リフによる組合せがとても美しい。
ここで、CD“A HARD DAY'S NIGHT”(UK盤)収録のミックスと
CD“BEATLES '65 ”(US盤)のモノラル・ミックスを聴き直して
みた。後者はアルバム全体的にエコーが強くかけているのが特徴だが
この曲も御多分にもれず、そのためか音の輪郭がぼやけている感じだ。
また、ジョージのガット・ギターがいくぶん奥に引っ込んでいるよう
に感じたが、いかがであろうか。
↑If this article is quite good, will you please click?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます