らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

884.I'LL BE BACK

2008-04-07 | 12.THE BEATLES
【JOHN LENNON】

 1964年 6月 1日。‘Matchbox’‘I'll Cry Instead ’‘Slow Down’
のレコーディングを完了したビートルズは、‘I'll Be Back’を収録
しようとしていた

 ジョンのJ-160Eをジョージがチューニングしている傍らでジョンが
「シャノ~ン、シャノ~ン」とつぶやく。どうやらこの曲は、デル・
シャノン風のコード進行がベースになっているらしい。

 初期のアレンジは“ANTHOLOGY 1 ”で確認できるが、3拍子のノリ
であるスローバラードである。ジョンがかなり歌いにくそうにしてい
る。特にブリッジの部分がへんてこりんになっている。そこで、マー
ティン先生登場・・・。

 普通にやってみようか。

 というわけでアコースティックな‘I'll Be Back’の完成である。
ジョンのJ-160Eのコードストロークと、ジョージのガット・ギターの
リフによる組合せがとても美しい。

 ここで、CD“A HARD DAY'S NIGHT”(UK盤)収録のミックスと
CD“BEATLES '65 ”(US盤)のモノラル・ミックスを聴き直して
みた。後者はアルバム全体的にエコーが強くかけているのが特徴だが
この曲も御多分にもれず、そのためか音の輪郭がぼやけている感じだ。
また、ジョージのガット・ギターがいくぶん奥に引っ込んでいるよう
に感じたが、いかがであろうか。



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