【写真:「健康診断二次検査の実施について(ご案内)」 2012年12月27日20時19分撮影】
今日は待ちに待った胃の内視鏡検査の日。よりによって、こんなに
年も押し迫った時に…。いや、感謝せねば。検査を受診できることに。
クリニックへ行く。昨日は四国に日帰り出張だったのだが、夕刻、
帰り便に乗る前に空港で軽く飲食。それから「プチ・ラマダーン」。
ちょっとフラフラの状態で待合室に入り血圧を測定。一回目。いき
なり最高血圧値「149 mmHg」、最低血圧「91mmHg」を記録。おもわず
仰天する。
これは何かの間違いだ。もう1回計ろう。
その後3回目で最高血圧値が140 mmHgを切った。だが一抹の不安が
残った…。
胃が大丈夫でも、脳が心配だ。糖尿病もね。
歳はとりたくないものである。
そんなことはさておき、「らば~そうるさ~ん」。名前を呼ばれる。
出番だ。まず控室で咽頭部の麻酔を「飲む」。いや、「含む」のだ。
口に含みうがいをする要領で咽頭部奥へあてがう。けっして飲んでは
いけない。前回、飲み込みそうになり無理矢理もがいたので、おぼれ
そうになった。そして、弛緩効果のあるブスコパン(「ゴパン」みた
いな名称だ)を注射される。
そしてうつろな表情でさらに待つ。すると、検査室から「絶叫」が
聞えてきた。「先客」だろうか。何か事故ったのだろうか。さらに、
不安が募る。
程なく、「ではお入りくださ~い、さ~ぃ、ぁ~ぃ、…ぃ」。その
声に残響効果がかかりまるでサントリーホールの客席に座っているか
のような錯覚を覚えた。と同時に、やつれた表情で「先客」が検査室
から出てきた。少し目が合ったがすぐにそらした。武士の情け…。
ベッドに乗る。例のように左脇腹を下にして横たわる。今回の先生。
とても若い。しかも前回までとは異なり、「対面式」で検査するでは
ないか。つまり検査中顔が合うわけ。これがとても微妙である。
さて。ドリンクタイムだ。O社製の内視鏡のクダが体内に侵入して
くる。このなんとも言えぬ圧迫感。「ヤツ」は食道を通過し胃に到達
した模様。
はい。らば~そうるさん、さらに十二指腸に入ります。
え”!! さらに奥! さらに倍!? 今までは胃までだったので
ここから先は未知との遭遇だ。圧迫感が強まる。腹式呼吸を忘れると
「先客」のように絶叫を上げてしまうことになる。ここは我慢のしど
ころ、骨太にならねば。ピンチで踏ん張れるチームが強い。いったい
なんのこっちゃ。
そして、終了~。
らば:先生、何か見つかりましたか?
先生:バリウムで十二指腸に異常が観られたので
内視鏡検査になりましたが、大丈夫ですよ。
来年はまたバリウムだけでOKです。
こうして胃部に残るカメラの侵入の痕跡を感じながら、クリニック
を後にしたのである。空は快晴。午後少し海を見てから会社に戻ろう。
※ユーミンファンの皆さま、不適切な引用法で申し訳ございません。
HERE
↑If this article is quite good, will you please click?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます