【写真:「室蘭港から測量山を眺む」 1996年08月31日撮影】
北海道を愛車で旅する方々に朗報です。
川崎近海汽船さんが、2018年春を目標に新たなフェリー航路を開設
する検討を始めたとのことです。新航路は
岩手県宮古港~北海道室蘭港
です。
本州~北海道航路はここ十数年、閉鎖が続いて発生しました。その
中でも衝撃的だったのは、近海郵船さんの1999年の東京~釧路航路で
しょうか。その後2000年に入り、東日本フェリーさんの青森~室蘭、
八戸~室蘭航路も閉鎖されてしまいました。このような相次ぐ閉鎖の
中で、今回のニュースは、少なくとも冒頭の人々にとっては画期的な
トピックだと思います。
もっとも、この宮古~室蘭航路の設立検討に至った背景は、以下の
通りです。
(1)急ピッチで整備が進められている三陸沿岸道路、宮古盛岡横
断道路の早期開通により、宮古港から岩手県内各地、仙台、
首都圏へのアクセスが大幅に向上する。
(2)トラック事業者からドライバーがフェリー乗船中に継続して
8時間の休息が取れるよう10時間で結ぶ新たな航路開設の要
望があるが、宮古/室蘭間は速力20ノットで航海時間が10時
間、1日1往復が可能な最適航路である。
(3)宮古港、室蘭港とも近隣に国立公園など観光資源が非常に豊
富で旅客需要が期待できる。
(4)宮古市、室蘭市等の地元自治体はフェリー航路誘致に積極的
であり、且つトラック事業者の利用者も本航路の開設に大き
な期待を寄せており継続的な協力と利用が期待できる。
※「川崎近海汽船シルバーフェリー・ホームページ」より引用
なんとも元気が出てくるハナシだと思いませんか。
詳細は、上述のホームページ“What's New”をご覧ください。
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