らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

320.プロ・ボウリングを考える

2006-09-21 | 22.Bowling
【"JAPAN CUP 2004"から】

 どのスポーツも競技の面と娯楽の面を兼ね備えている。ボウリング
も然りである。このことを前提として、今回は「プロフェッショナル
としてのボウリング」について、考察してみたい。

 プロ・ボウリングが存在していることをどれくらいの方が認知して
いるだろうか。市場開拓に日夜尽力されている関係者の方がこの文章
をご覧になったら、激怒されるであろう。わたしのようにセンターの
一会員としてリーグに参加し、アマチュア団体にも所属していれば、
無論認知しているのであるが、世間一般の方はどうなのであろうか。
(この時点で「世間一般」と表現しているのが変なのかもしれない。)

 プロ・ボウリングは「誰」に対して、「何」をアピールするのだろ
うか。ボウリング競技の深さは、投げてみて深く関わっていけばわか
ってくる。逆に言えば、そうでなければ非常に観ていてわかりにくい
競技である。「ボール」のこと、「ドレッシング」のこと・・・。タ
フなコンディションの場合、ロースコアのゲーム展開を見て「オレだ
って同じスコアが出せるさ」と声が聞こえてきそうだ。そんな声に対
して、「あなたはボウリングを知らないね」とばっさり切ってもよい
ものなのであろうか。アプローチという限られた空間で、まるで機械
のように正確に投球している自分を背中から観ているファンに対して
いかに自己表現すればよいのか、すべきなのだろうか。

 プロとアマ、特にトップアマとの差は何であろうか。他のスポーツ
と比較して、この差が顕著にわかりにくいのがボウリングの「特性」
である。逆説的に言えば、「プロ」と呼ばれているボウラーの力量や
振る舞いが「商品価値」そのものになるはずなのだが、「自分はプロ
としての商品価値がある」と自信を持ち誇れるプロ・ボウラーが何人
いるのであろうか。

 誤解して欲しくないのであるが、けっして「批判」ではない。プロ
ボウリングの発展を期待しているからこそ、協会内で真剣に考え方を
合わせ、プロ・ボウリングという「事業」におけるターゲットや市場
を選定し、商品は何かを考えその価値を高める努力をしながら、営業
活動に集中して欲しいのである。

 ひょっとすると、プロ・ボウリング組織も対外的な障壁よりも内部
の「カベ」のほうが高いのであろうか。過去のしがらみ、常識、慣習
・・・。これら業界発展の阻害要因を「打破」することは簡単なこと
ではないが、今の状況をこのまま放置しておいたのならば、3年後は
どうなっているのだろうか。

 センターに足を運んで競技を観に来てくれるお客様、潜在的に観た
いと思っているファンは、プロ・ボウリングに何を期待しているのか。
ボウリング用具のパフォーマンスが著しい進化を遂げている中、競技
の「本質」が見失われることにより、ボウリングそのものの深さが薄
れてはいないか。真の力(技術面・フィジカル面・精神力それに人間
力)があるものがトップに立つような環境になっているのだろうか。

◇◆◇

 この記事は、『ボウリング・マガジン』誌の2006年10月号に
掲載されていた「すみ光保氏のコラム」に触発されて書いたものであ
る。

 プロ・ボウリングに「光」があたることを切に願うばかりである。

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28 Comments

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お客様への訴求ポイント (らば~そうる)
2007-07-06 00:05:57
to:MSさま

どの世界でも、「お客様に自己の価値を認めていただく」
ための能動的な活動がとても重要ですね。
MSさまがコメントされた事例を拝見し
再認識いたしました。
返信する
らばーそうる&J様 (MS)
2007-07-03 08:35:18
らばーそうる様
30日の貴殿のコメントすべからく同感する者です。JPBAは“収益力向上、ブランド・価値の向上”を否定はしていないものの、そこに目が向いていないのが実状。私はインストラクターが専門ですので例を出しますが、プロである以上経済効果をもたらす能力が求められる。コーチング技術は無論当たり前ですが、教える相手がいなければ意味はないわけでして、つまり開発能力がインストラクターには必要と力説するのですが、それはボウリング場の仕事であり、われわれインストラクターは教えられればいいとの見解。これではプロインストラクターと契約しようとする経営者はいません。つまりインストラクションとコーチング、ティーチィングの区別も付けていないようです。 中長期計画を立案する前提で、プロ全員に昨年アンケートを行ったのですが、いまだに発表されていない。貴殿の30日のコメントはそのまま現プロ協会の理事に突きつけたい思いです。14日にお会いできるとの連絡をS理事から受けました。楽しみです。

 J様 1度お会いして話したいですね・・・その前に私のPCアドレスをお伝えします。
 sumi@bmp2001.jp です。宜しく。
返信する
いろいろな声 (らば~そうる)
2007-07-01 22:50:01
to:J さま

>なにがJPBAに足りないのか。どこを変えればいいのか

そのためにいろいろな声を収集すること
(既に分析済でしたらご容赦ください)
がたいへん重要だと思います。
ファンの声、協賛者様の声、
構成会員(プロボウラー)の声・・・。
返信する
Unknown (J)
2007-07-01 08:56:33
MS様、
数々のコメントで元気づけられています。7月の小型爆弾楽しみにしています。
らば~様にも、メールにてご連絡いたしましたがぜひMS様にも一度お会いしてお話をお伺いいたしたいと思っています。MS様には私は『J』でしかないためメールにてあらためて自己紹介させていただきたいと思っています。

らば~様、
そうですね他のスポーツ業界との比較は必要だと思います、なにがJPBAに足りないのか。どこを変えればいいのか、見極めが大事だと思います、MS様にも上記で述べましたが是非お会いしたいと思っています。3人で会談というのも面白いかもしれませんね。

らば~様、MS様には私がJPBAに持っている『不満』を変えて行こうとされている方々に会えた事を嬉しく思っています、なにとぞこれからもよろしくお願いいたします。
返信する
VISION (らば~そうる)
2007-06-30 21:12:58
to:MSさま

プロ競技の経営・運営に的を絞るとすれば
団体を継続していくために
収益力向上、ブランド・価値の向上が必要である
ことは誰も否定しないことだと存じます。
ただ、そのためのメカニズムが正常に機能している
かというと・・・。ここらへんは「?」なのかも
しれません。
単なる模倣(模倣したとしてもうまくいくとは
限りません)ではありませんが
他のプロ競技はどのようなメカニズムでファンを
惹きつけ運営をしているのでしょうか。
ファンを視点において
「中枢機能」「支部」「構成会員(プロボウラー)」
という協会の内部関連のメカニズムや競技方法
そして外的関連としてのスポンサー様、場協会
用具・用品メーカー、ロジスティクス関連業者
等々
地域社会との関連性、グローバル的視点等々
いろいろと検討すべき要素は多いかと思います。

プロボウリングとしての「あるべき姿」はどんな
イメージなのでしょうか。
そしてそれに到達するため現状を直視した場合
どんな点にギャップがあるのでしょうか。
また、あるべき姿に到達するための阻害要因は
何なのでしょうか。その阻害要因はどのように
いつまでに払拭していけばよいのでしょうか。

中長期計画なるものにはこのようなエッセンスが
必要であり、さらに協会内でその内容について
合意形成が図られていることが不可欠です。
返信する
共感です。 (MS)
2007-06-29 17:22:51
らばー様おっしゃる通りです。共感です。breakのためにとりあえず小型爆弾です。7月7日にその結果が表れます。最終的には7月16日以降となりますが、何のことかおわかりにならないでしょうが楽しみにしていて下さい。具体的にご報告致します。

J様 同感。プロボウラーは投げる専門家or教える専門家で組織運営の専門家ではありません。全員とまでは言いませんが外部の専門家が必要なのです。現在理事会には学識経験者がおられますが・・・?
 ぶっ壊さねばならない伝統もあります。組織もあります。制度もあります。しかしその必要性をどうわかっていただくかが常に問題になると思うのです。
 上手くいくかどうかはわかりませんが17日以降の報告を楽しみにしていて下さい。

 3人だけでやりとりしていては、本稿本来の目的からずれるのではと心配です。
返信する
価値 (らば~そうる)
2007-06-28 23:59:03
to:J さま

「伝統」という言葉が出ましたので
わたしの思うところを述べさせていただきます。

企業・団体はそれぞれ「歴史」があります。
過去→現在→未来と人は変わっていきますが
その「人たち」が企業・団体を時流に応じて
「存続」させる原動力となっているのです。
なぜ原動力になりうるか。そして真の原動力は
いったいどこから生まれてくるのでしょうか。
それは確固たる企業・団体の理念、トップの志に
他なりません。

しかし、たんに惰性で「存続」させているところには
「価値」は増大しません。
「価値」を増大させるのは事業価値ともいえる
「利益」であり、潜在価値ともいえる
「ブランド力」「社会的評判」「公正さ」等
なのです。

よいものは世代を超えて受け継ぎ
悪しきものは勇気をもって変えていく

待っていれば事態は好転する・・・
誰かがきっと何かしてくれる・・・
ような時代ではありません。

20世紀から21世紀に突入し
「物質」の時代から「精神」の時代に
なりました。
人々は何をよりどころにして
日々生きていくのでしょうか。

そのような外的環境の中で「競技ボウリング」
もしくは「ボウリング業界」とは
はたしてどのようなポジションにあるのでしょうか。そして、誰に対して何を提供していくのでしょうか。
返信する
break through (らば~そうる)
2007-06-28 23:37:50
to:MSさま

変革・革新のキー・ワードとして
“break through ”なる言葉があります。

しかし、break せずにthrough だけうまく
やってやろうとするケースが
なんと多いことでしょう。
「突破」とは「対象」とぶつかって
そして、苦労の末、通り抜けることなのです。
右からきたモノを左へ受け流すだけでは・・・
と思います。
返信する
伝統を変える大切さ (J)
2007-06-28 11:01:51
日本プロボウリング協会は40周年を向かえ、特にチャーターメンバーの方々から見るといろいろな歴史を作り上げてきた事だと思います。これらは数々の努力の元出来るものであって、私はすごいと思います、尊敬もできるし、これらの伝統を支援して行きたいと思います。これらを変えて行くというのは作り上げてきた方々は反対したいと思います。自分達でやってきた事が否定されるととられてもしょうがない事だと思います。

では伝統とはなんでしょう?
『ある集団・社会において、歴史的に形成・蓄積され、世代をこえて受け継がれた精神的・文化的遺産や慣習。』とあります。
色々な面で伝統はありますが残念な事に今や忘れられて行っているものが多数あります、それは何故なのでしょうか?時代背景で必要のないもの、または形が変わって伝わってきているものがあります。
私にとっての『伝統』これは受け継がれてくる意味も、もちろんそうですが、『伝統を覆し』今自分のやろうとしている事を今後に受け継いでそれこそを『伝統』にする位の事をやる意思が必要だと思います。
『伝統』は常に時代背景と同じ変わり続け受け継がれていくからこそ後世に残り『伝統』と慕われるものではないかと思います。スター、話題性、大きな変化などはこの辺りから生まれるのではないでしょうか?

さて、らば~様は『外部』の人間(プロではない)と言う表現をされましたが、私にとって今のプロ協会には『外部』の人間の協力が不可欠だと思っています。現在の状況では総会など『内部』で行なわれていますが殆どの出席者が原状回復よりもプロ協会としての立場を(プライド?)を捨てきれずに今までのやり方で協会を変えて行く方向が強いと言えるでしょう。では何故そのような状況になっているのでしょうか?
1.考えている方達が『古い考え』を持つ方々であるから
2.今の現状に『慣れ』てしまってプロ協会はこんなもんだろうと言う概念
3.若手プロ、新人プロからの意見が出ていない状況、(言わないのか、取り上げられないのか?)
4.意見を言うのが怖いいわゆるノンポリ族、の方々
5.ファンの立場から物事を考えていない、またビジネスとして考えていない出席者。

などがあげられると思います。このように『内部』の方々で変えていけないものは『外部』からの協力が必要と確信します。もちろん『内部』を受け入れる体制が必要となります。さらに元、現プロの方々が運営していける(経済的面など)状況とは思えないほど厳しい状況だと思います、これら問題に立ち向かうのは経営のプロなど『外部』の協力で成り立つものではないでしょうか?ボウリングはボウリングのプロが投げているのに経営はなぜ経営のプロでないのか?営業などに関しても言える事だと思います。なぜ大会などでプロのMCを使わないのでしょうか?ファンを沸かせる大切さ、1度見に来たら次回も見に来たいと思わせる体制。

課題はいっぱいですが、らば~様、MS様とともにいろいろとお話ししたいと思っています。

今日はこの辺で。いつも長いですね書き始めると書き続けるタイプなので(汗)。


返信する
ご心配ご意見ありがとう (MS)
2007-06-28 10:28:01
●島国の故なのか、農耕民族の故? みんなと上手くやっていくために、相手の気分を害してはいけないということで自分の意志を殺し、無意識に相手に合わせてしまう。それがぺこぺこ頭下げに表れ、ノンポリ族を増やす。そこに日本人の同質性気質が介在するのでは・・・?
荒っぽい図式ですが・・・
●“敬意と親愛”こそが挨拶の真意とわたくしは考えます。
 JさんはやはりP仲間なのですね・・・本欄含めていろいろコミュニケーションを取り合いましょう。

●わたくしの発言はわたくしが責任をとります。
らばー様ご心配ありがとうございます。

●「技術が上の者は下のものに対し優しくなければならない」のがボウラーズシップと考えます。これは上下関係ではなくポスト関係ですネ。

●わたくしは現在協会に小型爆弾を投げかけております。出来得れば部会の改革につながればと思っているのですが・・・ 
 
 
返信する
私が目にした事実 (らば~そうる)
2007-06-27 22:48:51
to:Jさま

挨拶に関するコメントを拝読し「ハッ」と気づきました。
わたくしもボウリング場の会員として
某センターに出入したときに
似たような経験をしたことがあるのです。

それは、センターの「主(ぬし)のような会員」と
一般客から会員になり、まさに「リーグ・ボウラー」
にならんとする「新人の会員」との間の
やり取りです。詳細はご想像の通りです。

また、すべてとは言いませんが
センターにおける「会員の上下関係」を決定する
要素として「センターAVG.」を重視している会員
さんがいらっしゃることです。
極論すれば「AVG.が低いと蔑んでみるような・・・」
これが高じると、「派閥」ができたり
特定の会員を排除する動きが出たり・・・。
これでは楽しんでボウリングをするどころでは
ありませんよね。
最近の状況は不明な部分もありますが
こんな状況がもしも蔓延しているのであれば
それも「改革」事項のひとつだと思います。

少しハナシを広げすぎましたが、このようなこと
から意識改革を含め、進めていきたいなと
感じております。
返信する
ひとつだけ・・・ (らば~そうる)
2007-06-27 22:36:24
to:MS様

熱いコメント、ありがとうございます。
僭越ですが、並々ならぬご意志を感じないわけには
いられません。

ただ、心配な点をひとつだけ申し上げさせて
ください。
MS様が「問題点」としてあげられた内容を果たして
このようにブログでオープンにしてしまって
よろしいでしょうか。
ちっぽけなブログですが、それでも
いろいろな方がご覧になっておるかと思われます。
実名こそ表記されておりませんが
少なくとも当該団体名が公開されておりますので
とても心配でございます。
返信する
Unknown (J)
2007-06-27 12:38:34
らば~様、SM様(あえてこう表現させていただきます)。

SM様始めまして、何度かに渡るコメントありがとうございます。

しばらく掲示板を見ていない間に貴重なやり取りがったようですね。らば~様にはメールにてご連絡いただきました、SM様にも今後ご相談できれば嬉しいと思います。失礼ないい方になりますが正直1期生の方に上記のようなお考えの方がいらした事が嬉しいかぎりです。ノンポリの話題に戻る形になりますが現状では先輩になればなるほど現在の状況を重く見ていないような気がします、簡単にまとめるとこんな感じに見えてしまいます。重く受け止めていても視点が違う気もします。

1.経営面での論議、何故こうなったのかではなくどうするのかを議論。
2.JPBAは今の状況でもしょうがない、悪くないなど
3.誰が何を言った、どう責任を取るんだ?など
4.いったいわない論
5.*挨拶の必要さ*

プロ協会と言うものファン(お客様)あって成り立っているにもかかわらずその状況に関しての原因追求がないのは疑問に思います。

今回は挨拶の必要さに議論を当てたいと思います。
まず始めに断って起きますが必要だと思います。
さて一般社会でも親友、家族の間でのコミニケーションとして現在にいたりました、歴史は長く最初に行なわれたのは何時なのか正直不明です。
挨拶とは何を意味しているのでしょうか?
国語辞典では『人と人とが出会ったときや、別れるときに交わす儀礼的な動作や言葉。また、その言葉を述べること。相手に敬意・親愛の意を示す行為で、対人関係を円満にし、社会生活を円滑にする。』とあります。これに誤りは無いと思います。

がプロ協会で議論されるようなことでしょうか?いまさらと言う感じもありますが最近の世間的見方をすると必要かもしれませんね。しかし私の言いたいところはそこではないんです(ながなが書きましたが。。)
大会では挨拶をしている、また挨拶の大切さを語っていられるプロの方と先日お会いしました、ボウリング場のエレベーター内でお会いした時にわたしはすかさず『おはようございます』と声をかけましたが。返事が『。。。。』気づいてないのかと思い、もう1回。。。今度は目が合いましたが同じでした、反応はありましたが『ふ。。。』みたいな感じでした。
そんな方々がJPBA総会などで挨拶がと語られるのには正直腹が立ちました。根本的にどこかが間違っているように思うのは私だけでしょうか。。。。。

SM様の問題点を読みますと、的確につかんでいると思います。私も是非JPBAを良くする運動などにもご協力したいと思う1人です。

また長いコメントにて失礼致しました。

返信する
JPBAについて (MS)
2007-06-27 09:01:27
 実名でのコメントダメと指摘されながら、「名前」とあるのでつい実名を入れてしまっていました。ごめんなさい。だけれども何か責任逃れになるような、誰が何を言っているのかがわからなくなるような・・・


さて、わたくしは落ち着きのないタイプでして、じっくり攻められないのです。少しずつというのは嫌いで、ヤルなら一気にやりたい。それで過去3度のJPBA改革運動はことごとく失敗です。残念。

現状のJPBAの問題点(思いつくままに)
①理念無し、目的無し、目標無し。われわれ会員は何 処に向かっていったら良いかが全く見えない。設計 図が無い。
②らばーそうるの先輩S氏もメンバーに加わり、長中 期計画委員会みたいなものを立ち上げたのですが、 立ち消え。協会はS氏に失礼をしているのでは?
③組織形態の捉え直し→→2ヶ月に1回の理事会で  協会の経営をおこなっていくこと自体に無理があ  る。常任理事と評議会が必要。
④ボウリングほどプロとフアンとの垣根なが無いプロ スポーツは他にない。ということはパイを増やすた めにも、支部活動が核になっていくような組織の再 構築が求められる。
⑤1人のプロがどれだけのフアンを持てるか?の累  積。見せるだけでは・・・
⑥トーナメントプロとインストラクタープロの明確な 存在意義が無い。特にインストラクターは全く機能 していないし、意味不明。
⑦J氏指摘の通り、先輩後輩の上下関係でしか捉えら れていないような現状をどのように打破していくか が重要でしょう。これは日本人論になってしまいそ うですが、上下でしかものをみられない現状打破が 根っこにあると考えます。
⑧らばーそうる氏ご指摘の通り、問題は内部のカベに あります。98%以上がノンポリですから打破が難 しい。その内3度の失敗の経験談を何処かで語りた い。
 
これらを突っ込んでいきますときりがなくなります。またの機会に。
 

返信する
では! (らば~そうる)
2007-06-26 18:27:32
to:すみ様

承知いたしました。
それでは、ブック・マークに登録させていただきます。

このようなネットの場を見ると
いろいろな方がボウリングを熱く語っていることに
気がつきました。
そんな方々の機運をもっともっと高めたい。
業界発展のポテンシャルは高いと確信しています。
返信する
光栄ですが・・・ (すみ光保)
2007-06-25 08:52:42
旧態依然のお恥ずかしい弊社のHPは、現在リニューアル中です。少しずつは改良させていく予定でおりますが、リンクいただけるとすればこんな光栄はありません。現在公認協等にリンクいただいておるようです。
 JPBAの、わたくしが見る問題点 は2~3日お待ちください。 
返信する
ご無沙汰しております (らば~そうる)
2007-06-24 18:07:08
to:MSさま
(とお書きするのも無意味になりましたが
 表記表現を継続させていただきます。)

ご無沙汰しております。
この記事をYプロのブログサイトへトラックバック
させていただいた影響か
その方面からお越しいただいているかたが
現在もなお、いらっしゃるようです。

というのも当該サイトの運営上の問題か
わたくしのトラックバック記事以降
新たなトラックバックが受付されないようでして
たまたま私の記事が目立つ位置にあるのが
真相かと思います。
(Yプロには何度か本件、質問しているのですが
 ・・・回答が得られておりません。)

ともあれ、このような意見交換の機運が高まって
いくことはよいことだと思います。
これからも地道にボウリングの魅力を
いろいろな方に伝えていけたらなと思います。

追伸:
MS様の運営サイトを恥ずかしながら
本コメントで知りました。
よろしければ、小生のブログ上に
ブック・マークさせていただきたいと思います。
よろしいでしょうか。
返信する
嬉しいコメントです (すみ光保)
2007-06-24 16:24:02
MSです、ご無沙汰いたしました。
らばーそうる様の06年9月の「プロボウリングを考える」から現在も引き続き投稿のやりとりが続いていることに最近気づき、プロ協会を考えていただけるうれしさと驚きで一杯です。もしかするとお一人はプロ???
 J様の言われる「波風を立てないで先輩プロの言う事を聞き入れ、それに不満を持つことなく取り入れる事なのでしょうか?」とは謙虚ではなくノンポリだと思います。JPBAはわたくしを含めまして、残念ながらノンポリの集団です。「」の言われる通り、図星です。ある種の絶望感!

また、みなさま批判と取られることを恐れておられるところがあるようですが、わたくしはこう思います
<批判とは根底に愛を有し、相手の誤りや欠点を指摘し、正すべきと論じること>今後も批判していただきたい。
 たとえ小さくとも“組織というものは、多かれ少なかれ傲慢さに陥るもの”であるようです。批判の精神は絶えず求められねばならないと考えます。「私は批判されることにより成長してきた」というチャーチル(?)の言葉は大切でしょう。
 さて、わたくし一正会員として見たとき残念ながら現プロ協会は改革されねばならないところがありすぎると思うのです。具体的に次の機会にコメントさせていただきたいと存じます。
返信する
聴くこと・伝えること (らば~そうる)
2007-06-21 00:10:05
to:Jさん

なかなか深いテーマですね。

「謙虚になれ」という声があるとすれば
それは、現在反対の状況になっていることが問題
であるから・・・ということも推察されます。
「謙虚」の反対語は「不遜」ですが
「不遜」である状態が蔓延しているのであれば
それは問題ですね。

ただ、誰が誰に対して「不遜」なのか。
それは事実として捉える必要があると思います。
また、協会の目が誰に対して向いているのか。
これもあらためて捉える必要があるのではないで
しょうか。
「え。お客様に決まっているでしょ。」
そうですね。

それでは、お客様って誰なのですか。
この当たり前のことから真剣に突き詰めていく
ことが今後に向けての第一歩だと思います。

わたしは
「相手の話すことを聴くこと」
「自分の考えを相手に伝えること」
の難しさを日々感じながら
この2点を自分ができるようになれたらな
と思い実践しております。
返信する
お返事ありがとうございます (J)
2007-06-19 10:33:39
ラバー様のお返事をいただいて、非常に元気づけられました。

これは個人的な意見ですが、今のプロボウラー、協会(無論全員ではありませんが)を見ていると典型的な"長いものには巻かれろ"、"先輩の言うことが絶対だ"と言う状況に見えます。個人的なアイディア、意見を言いたくても言えない状況、それが当然のようになってしまっているような事が感じられます。それ自体がJPBAを駄目にしているのかなぁと思います。

私はそれ自体に正直賛成できません。今までのやり方で現状に至っているのであらば、そのやり方を変えるのが上策だと私は思います。JPBAを真っ向から批判と取れる意見だと思いますが、ラバー様と同じくJPBAがより良くなっていって行くためには真剣に取り組まなければならない課題だと思います。

以下、すこし長くなるかもしれないので消していただいても結構です。

また最近良く耳にする"謙虚"、プロボウラーは常に謙虚でなければならない。と指摘する方々が多いと思います。国語辞典でその意味を調べると、"控えめで、立場に関係なく素直な態度で人に接するさま"と書いてあります。
それはどういうことなのでしょうか?波風を立てないで先輩プロの言う事を聞き入れ、それに不満を持つことなく取り入れる事なのでしょうか?
それでもいいのかもしれません、平凡に人生を送る格差社会ではその道を取るのがいいのかもしれません。でもちょっと待ってください、それのどこに"立場に関係なく素直な態度で人に接するさま"があるのでしょうか?立場から物事を自分の思うように言っているだけではないでしょうか、またそれを受け入れる相手だけが謙虚でなくてはならないのでしょうか?
これでは何も変わりません、私は今のJPBAには誤解されている意味での謙虚さは必要ないと思います。こう言う事こそが見直されなければならないと思います。
だいいち"謙虚になれ"、"謙虚でなくては"と言われたり、自分に言い聞かせたりする事こそが一番の問題なのではないでしょうか。謙虚さは自然に考えることなく個人が表現するものではないではないかと思います。

説明が下手な私の意見と変わらない記事を見つけました、私もこれを読んだ時には関心を持った記事です、もしよろしければ読んで見てください。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070521/125297/

1人で何が出来るか?重要な問題だと思います。ただ例は違いますが捕鯨禁止運動IWC、でさえ今や世界的問題として取り上げられている国際的協議も、始めは少数の大学生が1940年代に始めたものです。私はプロボウリング協会が今の状態であるのが悲しいです、さらに前進できるようたとえ1人でも努力したいと思っています。

いろいろ偉そうなことを書いてしまった私は不謙虚ですね、読んでくださった方のなかに、"それは違うぞ"と思われる方々のコメントでも受け入れるつもりです。長々と呼んでいただいた方々ありがとうございます。またJPBAを批判するつもりで書いたわけではありません、良くしたいと思う気持ちから書いたものです、なにとぞご理解の程お願いいたします。
返信する
多謝! (らば~そうる)
2007-06-18 23:22:35
to:Jさま

はじめまして。
らば~そうるでございます。

お越しいただき、貴重なコメントを
頂戴いたしました。
さらに、いろいろなご配慮までいただき
まことにありがとうございます。

ご意見等、気楽にコメントしていただければ
幸いです。

詳細につきましてはご意向に従わせていただきます。
別途、ご連絡させていただきますので
よろしくお願い申し上げます。
返信する
今さらではありますが (J)
2007-06-18 12:53:07
始めまして、山本浩治プロのリンクから拝見させていただきました。もう1年前の記事ではありますが正直大変重要な問題だと思います。いまさら穿り返してすみません。

まず始めに不特定多数の掲示板ではありますが自己紹介もなく自分勝手に意見を書き込んだ事ことをお詫びいたします。

現在の状況を見るところ、JPBAには改革が必要とされると思います。ラバー様、MS様のやり取りを拝見させていただいたところまさにその通りだと思います。
プロボウリングの絶頂期を過ぎ、このような現状を作ってしまった協会に対して残念な気持ちでいっぱいです。ファンあってのプロスポーツ、そのためには様々な新しいアイディアを元にすすめていく大切さが必要だと思います。過去のしがらみ常識にとらわれている事業本部を見てみるとラバー様の言われる3年後は闇です。

記事から約1年、去年と劇的に変わった事が見られないと私は思います。すこしずつ変えていくよりも革命的な変更を望んでいかなければいけない状況に自分達を追い込んでいるJPBAに見えてしまうこのごろです。

JPBAが良く変わっていってくれることを心から願っている者の1人です。同じ目標を持つ者として是非意見交換などをラバー様と出来ればと思いコメントさせていただきました。以下のメールアドレスにご連絡いただければ幸いです。

pcgxr7z@hotmail.com
返信する
ご返信とお詫び (らば~そうる)
2006-10-08 13:37:47
to:MSさま



【ご返信】

たいへん恐縮でございます。

今回、MSさまの書き込みと

大学の先輩であるS氏の取り計らいで

このように「つながり」ました。

このご縁を大事にしたいと存じます。

ありがとうございました。



【お詫び】

実名で書き込みをいただきましたが

「私的ブログの場」ということで

いろいろな方がご覧になります。

従いまして、個人を特定するような「情報」を

勝手ながら一部加工させていただきました。

なにとぞご了承くださいませ。



なお、いただいたメッセージの原文は

そのまま保存しております。



今後、プライベートな情報交換の場合

ご連絡いただいたメールアドレスをもとに

わたくしもメール・アドレスを

お知らせいたしますので

e-mailにてご連絡させていただければ

幸甚でございます。
返信する
失礼いたしました (MS)
2006-10-08 13:26:14
 rubber_soul_jpさま 

何せ、老骨に鞭打ってのPCなものですので失礼があったらしい。コメントを投稿するときはきちんとした自己紹介が必要なのだ! ネットの世界にはそれなりのマナーがあるのだ!と息子に叱られました。

 貴殿が“本当にS本人からの書き込みなのか?”との不安をもたれたとSさまからも言われまして、本当に申し訳なく思っております。お許しください。



 さて、業界もJPBAも小役も含めまして多くの問題点を抱えております。ご指摘のように要はパイを増やすことでしょう。 

 リーグ育成、プロのレベルアップ然りです。 ささやかな力ですがこれからも頑張っていきます。お力をお貸しください。 今月も「リーグ開発セミナー」を担当いたします。興味がおありでしたらそのテキストを郵送いたしますので住所をお知らせください。

 下記はわたくしのメールアドレスです。

 <XXXX@bmp2001.jp

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ありがとうございました (らば~そうる)
2006-10-08 13:25:43
to:MSさま



ご覧いただき恐縮でございます。

と同時にありがとうございました。



ボウリングが大好きです。

この素晴らしさを世に広めたい。

そんな気持ちでいっぱいです。



すばらしいプロ選手がたくさんいます。

それら選手が活躍する「場」を誰が開拓するのか?

活躍できる「場」が増えれば選手もやる気が出ます。



そのいっぽう、人口を増やす必要があります。

ボウリングを認知していただくことが必要です。

「リーグボウラーの育成」「プロボウラー自体の

レベルアップ」は急務です。



協会はこれらをとらえ、トーナメント事業と

インストラクター事業を柱としています。

さらに「場」を提供する「場協会」との関係や

各種アマチュア団体との関係などなど。

業界発展のための課題はたくさんあります。



日本ボウリング評議会の記者会見の写真で

わたくしの先輩(某新聞社)が映っておりました。

その先輩とも6大学OBリーグで

「プロボウリング」について

どのように盛り上げていったらよいのだろうと

よく対話をしております。



問題解決するための手段(案)をコメント

できておりませんが

いろいろとアイディアを考えていきたいと思います。

「行動」できるかは、その「場」に立ち入ることが

できるか否かによりますので

「縁」に委ねたいと思います。
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Unknown (Unknown)
2006-10-08 13:24:45
MSです・・・素敵で的確なご指摘ありがとうございます。力づけられました。



 貴殿の言われます→→「プロボウリングという<事業>におけるターゲットや市場を選定し、商品は何かを考えその価値を高める努力」←←という考えに至っていないところが現実のようです。ここにわれわれの大きな問題があります。

 今回の原稿で仲間から総すかんを食らっているのですが、貴殿のような論客がJPBAの事業本部にいてほしいと切に思います。



 「プロ・ボウリング組織も対外的な障壁よりも内部

の<カベ>のほうが高いのであろうか」正に正解!!
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無策だった1970年代 (さらぽわ)
2006-09-23 14:24:19
to:ごんぞうさん



>中山律子さんの頃が、プロボウラーの絶頂期



そうなんですよ。プロボウラーといえば

今でも中山律子さん。

そのように考えられている方は多いと推測します。

そこにプロ・ボウリングの問題が内在しているんだと

思います。



落合監督の件についてもしかりです。

プロ・ボウリングを含め業界全体が

アグラをかいていたツケですね。

基盤であるボウリング場にしても

ノウハウを持たないいろいろなプレーヤーが

「儲かるから」と闇雲に参入したため

品質・サービスが低下。

その結果、オイルショックの頃に

ブームが去りました。
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Unknown (ごんぞう)
2006-09-21 22:12:58
中山律子さんの頃が、プロボウラーの絶頂期でしたけどねぇ。古いすねぇ。



落合監督が、初めはプロボウラーを目指していたのにブームが過ぎてしまい、食っていけないからって野球にしたってのは聞いたことがあるわけ。めちゃくちゃとりとめなし。
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