【写真:終着駅で車庫に入るJR根岸線@JR磯子駅 2014年11月05日00時02分撮影】
午前様。珍しく呑みではない。最終電車近く特有のよどんだ空気が
根岸線車内に流れる中、アナウンス。
マモナク、イソゴ、イソゴ、シュウテンデス
電車が駅に着く。
お客さん、終点ですよっ!
よくしたものだ。駅員さんが、夢ごごちの乗客をちゃんと起こして
くれる。もっとも、この電車は車庫に入るのだ。また、もう少し早い
時間であれば、折り返しになるのだが、いったん引き上げ線に入る。
これがピストン輸送をする路線だとどうなのだろうか。昔むかし、
東横線が渋谷~桜木町を走っていた頃、学生時分に徹夜マージャン後
渋谷駅から帰路についた。席に座りしばらく、当然のことながら眠り
についてしまった。
そして、目が覚める。自由が丘付近であろうか。時計を見る。もう
2時間近く経過している。なんか変だ。西村京太郎の推理小説に登場
する時刻表トリックに嵌ったのであろうか。寝ぼけた頭でそんなこと
を考えているうち、「わかった」。終着駅の桜木町と渋谷で2回とも
寝過ごしたのだ。
誰も起こしてくれない・・・(ポツリ)
そんな甘えた妄言を吐きながら、社会の厳しさをそのとき痛感した
のである。
HERE
↑If this article is quite good, will you please click?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます