
【写真:L×Fs戦(西武ドーム)から 2008年05月05日17時18分撮影】
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2009年ペナントレース到来!
WBC連覇の熱も冷めやらぬ中、いよいよ戦いが始まる。今年もパ
リーグは大混戦。どこが1位になっても6位になっても不思議は無い。
思えば昨年・・・
ライオンズの優勝を誰が予想しただろうか。
バファローズのAクラスを誰が予想しただろうか。
ホークスの最下位・・・、ありえない。
それでも「吉例順位予想」。独断と偏見による予想は、以下の通り。
■予想順位
【パシフィック・リーグ】
1.千葉ロッテマリーンズ
2.福岡ソフトバンクホークス
3.埼玉西武ライオンズ
4.北海道日本ハムファイターズ
5.オリックスバファローズ
6.東北楽天ゴールデンイーグルス
【セントラル・リーグ】(ご参考)
1.讀賣ジャイアンツ
2.中日ドラゴンズ
3.阪神タイガース
4.東京ヤクルトスワローズ
5.広島東洋カープ
6.横浜ベイスターズ
■コメント
【パシフィック・リーグ】
パ・リーグに関しては、あえて昨年と同じ予想をしてみた。投手陣
を中心とするディフェンスの質と量に重きを置き、オフェンスを少し
だけ考慮した結果である。実際には、ベンチワークや選手個々のモチ
ベーションなど「内面的要素」を無視できないのだが、さすがにそこ
まで予測することはできない。また、ペナントレースは6ヶ月という
長丁場を戦うわけであるから、戦力の波が当然発生する。その課題に
対し、チームとしてどのように取り組んでいくのか。注目すべき点は
多い。
Marines
まずは投手陣。久保のトレードには驚いた。しかし、清水・小林宏
成瀬・渡辺俊・小野・唐川の先発陣は多士済々。安定感がある。昨年
苦労したクローザー次第であろう。川-荻野のラインを確立できれ
ば上位争いが可能となる。野手陣も井口の加入により、西岡・里崎ら
と呼応した攻撃力に破壊力が増した。大松も確実に成長しており切れ
目のない打線である。トップを誰が担うのだろうか。注目は早坂。
Hawks
昨年は信じられない結果に終わった。優勝から長いこと遠ざかって
いるホークス。今年は秋山新監督のもと、気持ちを新たにシーズンを
迎えることであろう。斉藤の復調の遅れが気がかりではあるが、杉内
和田の両輪を軸に新垣が復調すれば、クローザーに馬原がいるだけに
投手陣には安定感がある。新外国人のロー、ファルケンボーグ、ジャ
マーノのうち1人が先発の軸で動けるようになれば、上位を望める。
野手陣では松田の成長が著しい。本多・川の1・2番で出塁し松田
松中、小久保、多村で返す場面が随所で見られるのだろうか。注目は
谷。
Lions
一昨年の屈辱バネに見事優勝したライオンズ。今シーズン目だった
補強をしていない。野手陣の成長は著しいものがあるが、今年も投手
陣を中心としたディフェンス面のレベルアップが大きな課題である。
涌井・岸・帆足・西口・石井一に、新加入のワズディンが先発を担う。
クローザーは信頼の厚いグラマン。勝利の展開でクローザーにいかに
つなぐか。優勝争いに加わるためには、中継ぎ陣の活躍が必要条件と
なる。「O(オー)組」(小野寺・岡本慎・大沼・長田)の出来が、
ペナントの行方を左右する。野手陣は他チームに比較すると層は厚い。
唯一不安材料をあげるとすれば、GG佐藤の心の問題か。注目は中村。
Fighters
筋肉質のゲーム運びと総合力で勝つイメージが定着したファイター
ズ。今年もそのチームカラーは大きくは変わらないだろう。投手陣は
ダルビッシュ・武田勝・藤井・スウィーニーに新加入の林・ウイング
あたりが先発か。左投手の層が厚くなりそうだ。クローザーは武田久。
中継ぎ陣は6球団でいちばんしっかりしているので、武田久が一年間
通して活躍できる展開なれば、優勝争いに参加できるだろう。野手陣
では、田中・スレッジ・稲葉の中軸に安定感があるため、1番・2番
の出塁率が得点力に大きく影響しそうだ。森本の復調がカギだろう。
注目は陽。
Buffaloes
昨年にもまして強烈な打線になるのだろうか。ラロッカ・カブレラ
ローズ・フェルナンデス。もう笑うしかない。この打線に「魅力的な
名前」がつけられる展開になれば、バファローズはよい位置で戦って
いることになるであろう。しかしバファローズの強みは投手陣である。
実際のところ、昨年の躍進は投手陣が大きく貢献した。小松・金子・
山本・近藤・岸田。これに平野が復調すると、中継ぎが安定しており
クローザーに加藤が控えておりとんでもない布陣になる。野手陣では
大村が加入し、坂口・北川・後藤・日高らとともに大暴れしそうだ。
注目は大引。
Golden Eagles
球団創立5年目のイーグルス。「機は熟した」のであろうか。野村
監督の言動が目立たない状況になれば、チームははよい位置で戦って
いることになるであろう。投手陣はやはり岩隈・田中。しかしその次
が出てこない。朝井・永井・青山あたりが続くのだが他チームと比較
すると質量不足は否めない。クローザーは川岸か小山か。従って今年
も手薄な投手陣を野手陣がカヴァーしていく展開になるだろう。中日
から中村紀が加入し攻撃力がパワーアップした。渡辺直・中村真・聖
沢が上位で出塁し機動力を発揮できる展開になれば、面白い存在だ。
注目は横川。
【セントラル・リーグ】
※すみません。今年もよくわかりません。なので割愛!
◇◆◇
「野球とは・・・」。今年のNPBのスローガンである。WBCを
観ていて感じたことがある。プロ・スポーツでは、確かに「魅せる」
要素は必要である。しかし、それが何であるか履き違えてはいけない。
「たんにホームランが多く飛び出し、選手が奇抜なパフォーマンスを
行うこと」だけではないと思う。やはり、ゲームの中の一つひとつの
プレイ、瞬間瞬間における緊張感を漂わせることが大事なのであろう。
選手も観客も無我夢中になって
ひとつの空間と時間を共有できること・・・
それがプロ・スポーツには必要だと思う。

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久保のトレードは我がタイガースの大きな戦力と思っていいんでしょうか?
久保は確か奈良県出身。
関大一高→松下電器(現パナソニック)とくれば
地元関西でプレーできることはプラス
ではないでしょうか。
先発で投げられるのでしょうか?
それでもまだ1~2人はコマ不足。
岩田の故障が痛いなぁ・・・
安藤はまずまず、能見はちょっと不安?
捕手の影響もあるのでしょうか。
金本は頑張っていますね。