でこのブログ☆私好みの宿日記

あらや滔々庵 2 石川県

 


 
お部屋は、全17室。とても迷いました。
(1泊2食で1人分のおおよその最低料金
サイトによっても違うのであくまでも参考程度に。
 ↓
・数寄屋風ツイン 55000円
・露天風呂付ツイン 65000円
・半露天風呂付和洋室 66000円
・おちんの間 90000円
・離れ「有栖川」200000円
 
贅沢蟹プランはこれに1人5万ほど上乗せ。
 
3年ほど前は「半露天風呂付和洋室」で贅沢蟹プランが
1人7万円ほどだったのに今は10万越え!
ああ~~すべてが高くなってる……(ーー;)
 
今回、HPや一休の写真を見比べて
最近リニューアルされたばかりの
「露天風呂付ツイン」のお部屋が
とても好みだったので
そちらにしました。
 


仲居さんに案内され客室へ。
402号室でした。
いろいろお部屋の説明を受け
少ししたらお抹茶とお菓子が運ばれてきました。
あらやさんが、2,3軒お隣に
スイーツのお店を始められたようで
そこで販売されているお菓子だそうです。
 


改装したばかりなので
お部屋の中はピカピカで
お風呂にいたっては、桧の良い香りが~♪
 






 
浴衣は1人2枚ありました。
朝起きて、朝風呂に入ったあと
新しい浴衣に着替えられるのは嬉しい。
(ターンダウンあります)
 
 
備え付けられていた加賀棒茶がとても美味しくて~~
帰りにお土産で購入しました。
 






木製のお風呂や床は、時間が経過すると
段々黒ぽくなり、見た目が悪くなっていきますが
(木を使った建築で有名な隈研吾が設計した
どこかの木造の建物が、カビが発生したり
ボロボロになったり・・とネットニュースで見ましたが)
さすがにまだリニューアルして日が浅いので
最高にキレイで香りも素晴らしかったです。
 
 
露天風呂といっても、屋外にあるわけではなく
窓を開放すると半露天風呂になるスタイル。
お湯はもちろん源泉かけ流し。
冬は冷めやすいのでお湯を止めないで下さいと
言われたので、ず~っとちょろちょろ
お湯が出っぱなしになっています。
その音も耳に心地良くて~♪
桧の浴槽もとても大きくて
3人で入っても余裕の広さです。





窓からの眺望
右に見える渡り廊下は特別室「有栖川」へ
続く廊下です。(昔はバーだったところ?)
1泊最低でも1人20万円のお部屋。
この日は外国人の方々がお泊りでした。
富裕層さま?!
 
 
お部屋の冷蔵庫は空っぽでしたが
1階にビールやワインが置かれていましたし
2階にネスプレッソコーヒーマシーンもあり
フリーで飲めます。
まあ、そこまで行くのが面倒といえば面倒ですが。
 




ちなみに「半露天風呂付和洋室」のお部屋はこちらです。
仲居さんに見せていただきました。
     ↓
 
2部屋続きになっています。
やはり座敷机と座椅子が置いてあると
いかにも高級和風旅館という感じがします。
 
 
ガラス戸の奥がお風呂です。
お風呂のスペースもかなり広いですね。
 
 
改めて見せていただいて
1000円程度お高いだけなのにとっても広くて
この「半露天風呂付和洋室」にすれば良かったかなぁ~と思いましたが
半露天風呂付和洋室は色々なタイプがあり
お部屋を選べないのがネックなんですよー
(部屋は宿にお任せ)
 
私の客室のお隣401号室は、数寄屋風ツイン。
一番お安いお部屋・・・と言っても最低でも5万しますが。
ドアが全開だったので、廊下から見えてしまいましたが
結構狭く感じました。(写真はHPからお借りしました)
 


こちらは3階にあるギャラリー。
魯山人の書や器が展示されています。
あらや滔々庵の歴史は古く、現当主で18代目だそうで
当時のご当主は、まだ無名だった魯山人をバックアップしていたそうで
魯山人は宿代の代わりに多くの作品を置いて行ったので
現代まで多くの作品が残っているんだそうです。
 
 
さて、こちらの宿のお楽しみといえばやはり温泉!
昔、私が若い頃は、北陸といえば慰安旅行の定番で
名古屋から行きやすい距離だった事もあり
あわら温泉、山代温泉、山中温泉、片山津温泉
ほぼ行った記憶です。
慰安旅行の時期になると「また北陸~~?(ーー;)」と
みんなで文句言ってましたもん。
あんな頃は、土曜も銀行の営業があったので
仕事が終わってから北陸へ向かうパターンで
到着したら、もう夜で、すぐ宴会でしたねー
今は「慰安旅行」なんて死語なんでしょうかね。
 
 
そんな山代温泉、ほんとお湯は最高でした~~
あらや滔々庵の湯量は1日約10万リットルで
山代随一を誇っているそうです。



大浴場は1階の奥に3つ並んでます。
時間で男女入れ替え制です。
3つのうち左右2つは24時間いつでもOK。
(いつお掃除するのかしら?)
3か所とも利用しましたが
どなたとも一緒になることなく
いつ行っても貸切でした。
お部屋にあんな大きな源泉かけ流しの桧風呂があるので
みなさん、大浴場へは行かれないのかしら。
でもこちらの大浴場、とっても素晴らしいので
利用しないのはもったいないです。
 
 
3つ並んでいる中で
一番右端のこちらのお風呂。
年期を感じましたが雰囲気良かったですねぇー





3つのうち真ん中のお風呂がかなり暗めなので
夜1人で行ったら、怖くて怖くて
速攻、出てきてしまいました。苦笑
 
山代温泉のお湯は熱めなので
うちのダンナのように
熱いお風呂が好きな人には
とても満足できると思います。
 
左端の大浴場。
こちらが一番広いです。
湯温が均等ではなく
お湯が出ている周辺は熱く
離れるにしたがってぬるくなっているので
自分の好みに合わせて、入る位置を調節してね。
 
 
右側はかなり熱め、左にいくにつれてぬるくなっていきます。
真ん中あたりがちょうど適温かな。
熱いお湯はスッキリしますが長湯が出来ません。
ぬるめのお湯はいつまでも入っていられますね。



 
こちらのお宿、お食事は2階です
個室がずらっと並んでいます。
もうここに足を踏み入れた途端
焼き蟹の良い匂いが~~~
 
 
夜も朝も同じお部屋でした。
窓がありません。
いつも思うのですが、朝はやっぱり
外の明るさを感じられる窓のあるお部屋で
朝食をいただきたいな。
 
 
今回、懐石コースに蟹を追加したので
蟹はいつ登場するのか気になって気になって・・・笑







 
お刺身まで出て、そこで仲居さんが
「次は八寸ですが、蟹はいつお出ししましょうか」と聞かれました。
ダンナいわく「すぐお願いします!」と。
だって「蟹」が今回のメインイベントですものね。笑
 
さ~~~蟹の登場です!!
思った以上に大きく立派な蟹でした。
「今年は蟹が豊漁で、同じ価格でいつもより
大きな蟹をご提供できます」と仲居さん。
 
焼き、茹で、お刺身の中から2つの
調理法を選べたので、焼きとお刺身をお願いします。
 
ちなみに蟹プランでの宿泊は
「茹で蟹コース」「焼き蟹コース」「贅沢蟹コース」の
3つに分かれています。

 
記念撮影は終わり、ここで、蟹は
一旦調理場に下げられます。
しばらくして、お刺身が登場しました。
ダンナは蟹の生はなかなか食べられないので
お喜びでしたが、私はせっかくなので
1本だけ、いただきましたが…
もっと甘いものかと思いましたが
それほどでもなく
ダメですねー
やっぱり私は生ものはダメです。
 
 
次は焼き蟹。
仲居さんが目の前で、焼いて下さいます。
もっと焼いてるところを見ていたいし
匂いを楽しみたいのに
「え?もういいの?」という早さで提供。
長めに焼くと、身が硬くなるそうですが
あまりも生々しさに、内心、私は
「もっと焼いてよ~」と言いたかったけど言えず。
ダンナが楽しみにしていた蟹味噌も
塩辛くて塩辛くて…
 
ごめんなさい~~
「とても美味しかったです」と言えなくて。苦笑
 
魚介苦手の私なので許して下さい〜〜
 
 
次は八寸でしたが、全体的に味が濃い目で
色合いも内容も結構地味目な内容。
おまけに段々お腹が膨れてきて完食できず。
 
 
最後のご飯にいたっては
ぶり大根の炊き込みご飯で
私は生臭くて食べられず。
(青魚は苦手だと言ってあったのに)
 
蟹プランは最後は蟹雑炊なんですよね。
蟹雑炊の方が100倍良かった。
 
 
あらやさんの朝食はこちらが定番。
いろんな方がアップされているので
内容は知ってました。
「なんだか質素だなぁ~」とは思っていましたが
実際は・・・思っていた以上に質素でした。
 
 
ほうれん草のおひたし・煮物・温泉卵
豆腐・漬物・まぐろの山かけ
これに鮭の焼き物とご飯とお味噌汁
 
高級温泉宿の朝ご飯ではなく
一般家庭の朝ご飯じゃん!と思ってしまいました。
 
 
う~~~ん、料理に関しては
(私は)本当にがっかりでした。
 
部屋も温泉も接客もとても良かったのに
料理だけが私には合いませんでした。
肝心の蟹ですが、ダンナも期待が大き過ぎたせいか
「これで1杯5万!?」だったようです。
 
 
ミシュランの1キーをもらっているお宿なので
私達が舌音痴なのかもしれませんが
ご飯に関しては全く私の好みではありませんでした。
 
特に朝食はもう少しなんとかならないかなぁ
1泊10万超えなんですから…
 
あらやさんがこんな投稿になってしまい
ごめんなさい。
 
めちゃくちゃ良かった!
ご飯も美味しかった!
蟹最高~~!
・・・で締めくくりたかったのに。。。
 
あくまでも私の感想なので
これから泊まろうと思われている方は
あまり参考にしないでね。
 


 







 
 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「北陸の宿」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事