特に 鈴鹿の山
蝶の戦記の中で千草越えが出てくる。
織田信長を狙撃するため、杉谷忍びの善住坊光雲がここで待ち伏せる。
朝明渓谷から根の平峠に登ると右側にガレ場があったのかも知れない。
ここで信長を狙撃したのだろうか?
根の平峠を越すと、三重県から滋賀県に入る。
一旦、タケ谷を愛知川に下り、雨乞岳とイブネ・クラシ岳の中間、杉峠を越える。
大昔、私は杉峠の下にテントを張って、早朝雨乞岳に登った事がある。
滋賀県側に霧が立ち込め、東の御在所岳の方から登ってくる朝日に照らされ
私の影が、滋賀県側の雲(霧)に映った。
いわゆるブロッケン現象というものだろうか。
千草越えは、杉峠から滋賀県の方へ下って行く。
信長狙撃に失敗した善住坊は逃走するが、雨乞岳南面の斜面で隠れていたとある。
雨乞岳の南の斜面?
尾根は雨乞岳から南、そして西に伸び綿向山へと続いていたと思うが・・・
私が歩いた綿向山への尾根は、のびのびとした明るい所だと思ったが、
善住坊は、ここを必死で逃げたのかも知れない!
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