最近は、貘さんの詩ばかり読んでいます。告別式という詩があって、
「・・・/ぼくはある日/死んでしまったのだ/奴もとうとう死んでしまったのかと/人々はそう言いながら/煙を立てに来て/次々に合掌してはぼくの前を立ち去った/こうしてあの世に来てみると/そこにはぼくの長男がいて/むくれた顔して待っているのだ/なにをそんなにむっとしているのだときくと/お盆になっても家からの/ごちそうがなかったとすねているのだ/・・・/金のかかることをほしがるのかとおもうと/地球の上で生きるのとおなじみたいで/あの世も/この世もないみたいなのだ」
と あった。
自治会の役をしていた時の先輩が亡くなって、今日は告別式に行ってきました。
肺ガンだったとの噂を聞きました。タバコをいつも吸っていた人だった。タバコを吸っていたから肺ガンになったとは言い切れまいし。
生きるという事は、どうゆうことなのか、死の向こう側にも何かあるのだろうか?
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